前道議の挑戦 その3

前北海道議会議員。
日頃の活動と私の“想い”を感じ取って頂ければ幸いです。

核の廃絶は日本がリーダーシップを

2016年05月30日 | 日記

5月に入り、平年に比べると今年は暖かな日が続いている北海道です。

今この時期に初夏の陽気が感じられるのは珍しいのでは無いでしょうか。

その分、花粉症持ちの私はかなり辛い状況が続いていますが(苦笑)

さて、オバマ大統領の歴史的な広島訪問がついに実現しました。

戦後71年を迎えようとしている今年、ようやく日米両国が核廃絶と言う大きな目標に向かって歩み出すときです。

しかし、実際には唯一の被爆国である日本も、核廃絶に向けた動きは鈍いと言わざるを得ません。

アメリカの核の傘に守られている以上、一筋縄ではいかないことは理解しますが、日本がリーダーシップを取らずしてどこがやるのでしょうか。

大学に入って初めて勉強したのが、「はだしのゲン」を題材にした原爆問題だったことを昨日のことのように思い出します。

二度と同じ過ちを犯してはならない。

戦争が如何に醜い物であるか、改めて認識しなければなりません。

子どもたちの時代にまで核兵器を引きずらない世界を構築する、外交努力が求められます。

一方、沖縄ではまたしても若い女性が犠牲となる悲惨な事件が起きてしましました。

日米地位協定を改定しないで、また同じような悲劇が繰り返されるのを我々は手をこまねいて見ているしか無いのでしょうか・・・

何としても改善が求められます。

ところで先週の土曜日には、友人が理事長を務めるNPO法人の10周年にお招きを頂きました。

久しぶりに見る空手に少し感動を覚えました。

日本の武道は素晴らしいです。

先週末から札幌の小学校などで運動会が始まっていますね。

今週末には町内の小学校、さらに再来週末には幼児センターと運動会シーズンの到来です。

若葉でも運動会用のオードブルをご用意しています。

お子さんが喜びそうな物を集めてみましたので、是非ご用命下さい!


初めてのベトナム その3

2016年05月10日 | 日記

ハノイでの公式行事を終え、ベトナム最大の町・ホーチミン市へ。

ベトナム北部・ハノイ市が政治を中心とした首都であるのに対し、南部のホーチミン(旧サイゴン)は798万人を抱える観光の町。

飛行機で2時間弱のフライトですから、札幌から大阪へ行くような感じでしょうか。

地図を見ると「ベトナムが如何に南北に長いか」が分かります。

流石に毎日34度を超えるような暑さでしたが、東京のようなジメジメした感じやアスファルトの照り返しも無く、思ったより過ごしやすい暑さでした。

特に印象に残ったのは昼も夜も市場。

夜は遅くまで開いていて、眠らない町のようでした。

昼は昼で大きな市場に様々な店が所狭しと連なって、退屈しません。

でも買い物をするときの駆け引きには参りました。

最初の値段は無いようなもの。

最初の言い値が徐々に下がって半分になり、さらに半分なんて言うこともざら・・・

これを楽しむ人も居るのでしょうね。

そして忘れてはいけないのが「戦争証跡博物館」です。

「ベトナム戦争」を語らずして今のベトナムは無いのですから。

多くの欧米の方々も訪れていました。

多くの衝撃的な写真がありましたが、石川文洋氏など日本のカメラマンの写真が展示されていて素晴らしかったです。

如何に戦争が愚かであるか、再認識したのは言うまでもありません。

ベトナム戦争を乗り越え、今、発展を続ける若きベトナム。

今回の訪問で戦後日本を彷彿させるような活気を感じましたし、ベトナムの方々の勤勉さに、今は無き日本の良さを感じました。

まだまだベトナムには可能性が有ると思いますし、日本、いや北海道とのきずなをしっかり結びながら交流を深めていきたいと思います。

食べ物も美味しかったし、最終日にはサイゴン川のクルーズも。


ベトナムを肌で感じる貴重な訪問でした。





初めてのベトナム その2

2016年05月09日 | 日記

初めて訪れたベトナムの玄関口はハノイのノイバイ国際空港。

鈴木宗男・新党大地代表によれば、日本のODAがかなり使われて出来た空港だそうで、空港からハノイ市内への高速道路も日本の政府開発援助がかなり入ったようです。

ハノイ市内に向かう途中感じたのは、デルタ地帯のせいなのか、川や湖、沼と言った「水」がとっても多い印象を受けました。

そして何より驚いたのは“バイクの多さ”です。

車の間を縦横無尽に走り回るバイクの運転は、ハラハラドキドキ!!

中国でもそうでしたが、間違ってもベトナムで車を運転したいとは思いませんでした。

幸い事故のシーンは見ることはありませんでしたが、やはりかなり事故は多いんだとか・・・

暑い地域ですから乗っている格好も軽装で、転んだら絶対にけがをする。

学生や若い女の子も乗っているですから、心配ですね。

ホテルから見たハノイ市内ですが、流石はベトナムの首都で708万人もの人が住む都会。

高層ビルも建ち並び、今現在も発展している活気を感じます。



ベトナム訪問

2016年05月05日 | 日記
 今日は「こどもの日」。

日本の子どもたちはどんどん減少していますが、今日も熊本では自分の家で過ごすことが出来ない子どもたちが夜を迎えています。

一日も早く子どもたちがいつも通りに、元気に笑って学校に通える日を来ることを願わずには居られません。

さて4月25日から30日まで、初めてベトナム社会主義共和国を訪れる機会を頂きました。

3月に発足した「北の大地とASEAN・きずなの会」の記念すべき第一回の記念事業に出席するためです。

「学校法人 北斗文化学園」とベトナムの日本語学校「HINOMARU アカデミー」との学務提携締結式でした。

少子高齢化がますます進む日本にとって、これから外国人労働者の受け入れは避けて通れません。

北海道においても外国人観光客を増やすだけではなく、介護や酪農と言った労働者を受け入れることは必然です。

さらには北海道への外国人観光客(「インバウンド」)は増加しているものの、一方で北海道からASEAN諸国を訪れる「アウトバウンド」を増加させることが大きな課題となっています。

そのためにも今から、ASEAN各国との民間交流を通して「きずな」を深める必要があると考え発足したのがこの会であり、私は会長という立場を頂きました。

ひいてはこの会を通じて日本・北海道とASEAN諸国との平和が、末永く続くことを願っています。

最初に訪れたハノイ市。

ホテル日航ハノイでの締結式です。

地元・ベトナムからも多くの出席を頂きましたし、我々の会からも20名以上が参加しました。

その後のレセプションでは挨拶の機会も頂きました。

実際に日本語学校にもお邪魔しました

「HINOMARU アカデミー」の理事長もとても若いです。

初めてのベトナムで30度を超える暑さでしたが、ベトナムの人々はまさしく勤勉で真面目。

また「昔の日本の戦後もこのような活気に満ちあふれていたのでは無いか」と思わせる活気を感じました。

ハノイの次に訪れたホーチミン市の事務所です。

ハノイ市では鈴木宗男・新党大地代表、石川知裕・元衆議院議員、東国幹・北海道議会議員とともに、投資企画省の幹部との懇談も行いました。

た、ハイズオン省の幹部の方々との経済交流に関する会議にも出席しました。

ハイズオン省の工業団地では、コンビニの袋などを製造し日本に輸出をしている

「アンファットプラスチック&グリーンエンバイロメント株式会社」を訪問しました。


大変実り多い政治・経済交流が出来たと思います。

次回はベトナムの市井の様子を!