タブラ奏者 池田絢子の日記。

タブラ奏者・池田絢子の日記です。

帰国しましたお。

2017-03-04 | インドの日記 
帰国しましたお。




今年も、日焼けゴイスー。




さむいな東京!
くそさむいもんで、今ものすごく腰が痛いな!
あったかカルカッタに戻りたいな!





今年は、レッスンで とにかく「もっとメシを食え」と言われまくって、
ぐるじ邸のお料理担当メイドさんが、わたくしを見かけると
ひとまず口に なにかぶっこんでくるレッスンスタイル。


帰国当日、最後のレッスンの日も、

「アヨコー(わたくしのことです)、冷蔵庫にシンニがあるから食べなされ」

と、お料理担当メイドさんが。


シンニ・・・って、アレのことかしら?
わたくしが4年前に食った、あのあやしい汁物かしら?

【シンニの思い出】
★2013年1月28日の、お日記。


シンニは、ナラヤンプジャとかの時に こしらえる お供えらしいのだけんど、
なんともあやしい汁物。


以下、4年前のお日記より。


↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓



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《 あやしい汁物の材料 》




小麦粉     ・・・ 大量
砂糖      ・・・ 大量
牛乳      ・・・ 大量
水       ・・・ 適量
ギー      ・・・ 適量
カシューナッツ ・・・ 適量
ココナッツ   ・・・ 適量
バナナ     ・・・ 21本

他   
 

儀式の前に お坊さんによって作られた、謎の汁物。
材料を鍋にぶちこんで、素手で かき混ぜただけ。すごく甘い。
そして、食べた後 なんとなく わたくしの胃が不調。


わたくしは下宿に戻ってから、お母さんに この汁物について尋ねました。



わたくし:「今日は、グルジの家でナラヤンプジャでした」

お母さん:「そうですか。では、シンニの名前のものを食べましたか」(※1)

わたくし:「ん?シンニ(の名前のもの)とは」

お母さん:「シンニは、ナラヤンプジャとか土曜日神様のプジャで食べます」

わたくし:「ん?土曜日神・・・ま、いいわ。シンニはどのようなものですか」

お母さん:「シンニは、牛乳とかで白いくてスープみたい食べ物」

わたくし:「あ!食べた!アレってなんかちょっとマズ・・・」

お母さん:「シンニのは、ボイルしない牛乳ですから、作ったらすぐ食べなくてはいけないね」

わたくし:「ワオ」

お母さん:「なぜならば Baikin(※2)ができます。心配の人は、食べなくても大丈夫」

わたくし:「では、私は心配の人でした」

お母さん:「ん。ティーク・アチェ」(※3)

わたくし:「どうだろね」



(※1) 下宿のお母さんの話し方は、このようなスタイル。(日本語を話します)
(※2) ばい菌のこと。
(※3) だっふんだ、的な意味。



★★ お母さん情報まとめ ★★

◎ 謎の汁物は、シンニという名前らしい
◎ 神様に捧げるもんだから、味見しながら作るのはダメ。だから美味しく作るのが難しい
◎ シンニは非加熱の牛乳を使うから、作ったらすぐ食べなくてはいけないね
◎ だもんで、ときどき食中毒が発生するよ


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と、いう具合。


大丈夫かな・・・
帰国当日に、これ食って大丈夫かな・・・



うむ。

食べましたお。
作戦名、勇気。

多少胃の調子が悪くなりましたが、無事帰国便に乗ることができました。

病は気から。
病じゃねーけど。






はい。






本日の、この街の あの猫。




このパネル、結構でかめ。
70cmくらいあって、謎の でかみ。

うしろのミニオンも なかなかのツラ構えで、好し。




そして、アレ。




本日の、ひとりめし記録。

えっぐ・ちきん・ろーる(Rs.45)




うまみゴイスー。

ロール屋が日本に無いのは、なぜかしら。
世界中まんべんなくロール屋があれば、みんなが うっすら幸せになること請け合い。