キャサリン妃(39)がロンドンのナショナル・テニスセンターを訪問し、全米オープンの新女王エマ・ラドゥカヌ選手(18)とダブルスを組んだ。エマは妃のテニスの腕前について「フォアハンドが素晴らしい!」と称賛している。
現地時間24日にナショナル・テニスセンターを訪問したキャサリン妃が、英プロテニスのエマ・ラドゥカヌ選手と対面した。
エマは今年7月、ウィンブルドン選手権女子シングルスでグランドスラム(四大大会)デビューを果たし4回戦に進出。今月に行われた全米オープンの女子シングルス決勝戦では、カナダのレイラ・フェルナンデス選手(19)を下しグランドスラムで優勝した。これによりエマは、44年ぶりにグランドスラムタイトルを獲得したイギリス人女性選手となった。
ルーマニア人の父と中国人の母を持つエマは、わずか18歳の若さで一躍センセーションを巻き起こした。9月には英版『VOGUE』が彼女へのインタビューと写真を掲載、ニューヨークで開催した「METガラ」では「シャネル」の2022年リゾート・コレクションの衣装を着てレッドカーペットに登場した。
この日、センターを訪れたキャサリン妃は、エマと同席した全米オープンの男子ダブルス優勝者ジョー・ソールズベリー選手、東京パラリンピックの車いすテニス男子ダブルスで優勝したアルフィー・ヒューイット選手とゴードン・リード選手から歓迎を受けた。
スター選手らと対面した妃は「みなさんのご活躍は、本当に素晴らしかった。おめでとうございます。もの凄く感激しました。あなた方が故郷であるこの場所に戻って来られて、お祝いをすることができて本当に嬉しいです」と祝福した。
その後選手らはテニスコートに向かい、エマとダブルスを組んだキャサリン妃がテニスの腕前を披露した。エマは記者に対し「妃のフォアハンドは素晴らしいです」とその技術を称賛していた。
キャサリン妃がパトロンを務める「ローンテニス・アソシエーション(LTA)」は同日、英国のスター選手達の帰国記念イベント『ホームカミング』を開催し、彼らのグランドスラムでの活躍を祝福した。
LTAの「ユースプロブラム」が主催する同式典では、エマを含む4人のスター選手やプログラムに参加する子供達がキャサリン妃と一緒にテニスコートに立った。
同プロブラムは4歳から18歳までの次世代のプレイヤーに刺激を与え、年齢や性別、能力、障がい、経歴などに関わらず多くの子供たちがテニスを楽しみながら続けることを目的としている。
熱心なテニスファンで知られるキャサリン妃は、今月ニューヨークで開催された全米オープンでのエマの歴史的快挙を祝福し、ケンブリッジ公爵夫妻の公式SNSで「おめでとうございます。あなたを誇りに思う」とメッセージを公開していた。投稿にはキャサリン(Catherine)の頭文字「C」が署名されたことから、妃が個人的に送ったものとみられている。
画像は『Duke and Duchess of Cambridge 2021年9月24日付Instagram「In the presence of champions」、2021年9月11日付Instagram「Huge congratulations」』『Lizzie Robinson 2021年9月24日付Twitter「The Duchess of Cambridge meets US Open Champions Emma Raducanu, Joe Salisbury, Alfie Hewitt and Gordon Reid at @the_lta homecoming event」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
ヘンリー王子(37)とメーガン妃(40)が第2子誕生後初めて、夫妻揃って対面式の公のイベントに登場した。夫妻は3日間のニューヨーク訪問の初日、ワンワールド展望台でニューヨーク市長らと会談。その後、集まったファンが見守る中で慰霊碑「911メモリアル」に向かった。『The Sun』などが伝えている。
米東部時間23日の午前8時過ぎ、ニューヨーク市のワンワールド・トレードセンター前に到着した黒塗りのSUVからヘンリー王子とメーガン妃が現れた。ニューヨーク訪問初日だったこの日、夫妻はビル・デブラシオ市長と対面するためセンターの展望台に上った。
車を降りたメーガン妃は集まった記者から「ニューヨーク訪問を楽しんでいますか?」と質問されると、「戻って来られたのは、とても素晴らしいです。ありがとう」と答えたという。妃は王室入りする前から、ニューヨークがお気に入りの街であることを熱く語っていた。
展望台に上がった夫妻は、デブラシオ市長と妻チャーレーンさん、息子ダンテさん、そしてニューヨーク州知事のキャシー・ホークル氏からの歓迎を受け、集まったカメラマンを前に写真撮影を行った。その様子は生配信され、市長が自身のツイッターで公開している。
その後、ヘンリー王子とメーガン妃はワールドトレードセンター跡地にある慰霊碑「911メモリアル」に歩いて向かった。集まったファンが「綺麗なメーガン、大好きよ!」と呼びかけると、妃は「ありがとう!」と笑顔で返答したという。
午前9時頃にメモリアルに到着した夫妻は“プール”と呼ばれる四角い滝状の慰霊碑のそばに立ち、側面に刻まれた犠牲者達の名前を見ていた。2人はノースタワーにあるプール前で寄り添いながら、数分間をこの場所で過ごしていたそうだ。
次に夫妻は近くのサウスタワーの記念プールに向かい、9.11博物館のアリス・グリーンウォルド館長やブルームバーグ・フィランソロピー財団CEOパトリシア・ハリスさんと会話を交わした後、生存者の木の横に置かれた花輪の前で黙祷を捧げた。
ヘンリー王子夫妻は3日間の予定でニューヨークを訪問しており、2人の子供達であるアーチーくん(2)と生後3か月のリリベットちゃんはカリフォルニア州の自宅に留まっているという。今回の会談は6月にリリベットちゃんが誕生して以来、夫妻が初めて参加した対面式の公のイベントとなった。
なお米東部時間25日にはセントラルパークで開催する新型コロナワクチンのプロモーションイベント「グローバル・シチズン・ライブ」が24時間生放送され、ヘンリー王子夫妻が出演する予定だ。
画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年6月27日付Instagram「TRH The Duke and Duchess of Sussex are excited to announce that they have been asked to carry out a tour to Southern Africa this autumn.」』『Mayor Bill de Blasio 2021年9月23日付Instagram』『Mayor Bill de Blasio 2021年9月23日付Twitter「The tragedy of September 11 touched the entire world, and it’s still felt today.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
今年7月、ウィンブルドン選手権を観戦したエドアルド・マペッリ・モッツィとベアトリス王女。Photo: Karwai Tang/WireImage
エリザベス女王の孫娘、ベアトリス王女とエドアルド・マペッリ・モッツィ氏の第一子が誕生した。王室が発表した声明によると、ユージェニー王女は9月18日23時42分(現地時間)にロンドン市内にあるチェルシー&ウェストミンスター病院で女の子を出産したという。出生時の体重は約2788グラム(6ポンド2オンス)で、まだ名前は公表されていない。
母子ともに健康で、夫妻は娘を兄となるクリストファー・ウルフに会わせることを楽しみにしていると明かしている。クリストファーはモッツィ氏と前パートナーの間に誕生した息子で、夫妻の結婚式でベストマンとページボーイを務めた。
ベアトリス王女は昨年7月、不動産業を営むイタリア人実業家のエドアルド・マペッリ・モッツィとウィンザーにあるオールセインツ教会で挙式。当初5月にロンドンのセント・ジェームズ宮殿で挙式予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により延期となっていた。挙式には政府の指針により、参列者は最高30人までと制限される中、王女の両親であるアンドリュー王子とセーラ・ファーガソン、そして祖父母の女王と亡きフィリップ殿下らが参列した。