今夜も一杯 ! ヒロシのブログ

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窓とドア

2009-01-13 07:36:23 | 気がついたこと
窓から出入りするというと人聞きが悪い。抜け出すとか侵入する悪いイメ-ジである。家には玄関があり,ちゃんとドアが付いているので出入りに関してはドアを使用するのが普通で、平屋なら窓からの出入りは非常時に使用するものである。これがマンションで2階以上に居住していると、火災が起きたからといって窓から出ても地上に降りるのは簡単ではない。

窓という言葉には、日中には光が差し込み窓を開けると風が入り、夜には部屋の中から月や星が見える。頑丈なドアよりは楽しいイメ-ジである。

建物でも窓の面積が多ければ開放感があるし、窓が小さいと密室のように閉塞感が生まれる。窓が小さい家を見ると、要塞的なイメ-ジである。窓の利用法でも教会のステンドグラスは、採光と宗教性雰囲気を考えたうまい利用方法だと思う。

商店ならお店に入らなくても、ショ-ウインドウに陳列されているものを見ればお店の内容が分かる。ブティクでも食堂でも、集客の為の窓の装飾は重要である。

人の心はどうだろう。心を閉ざすと言えば、窓ではなくてドアのイメ-ジである。”ジョハリの窓”という心の4つのモデルがある。自分をどう見せ、どう隠すかを秘密の窓、開放の窓、盲点の窓、未知の窓として分類している。自分で窓を小さくしている人もいれば、開放的な窓を持っている人もいる。