書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

百人一首を書く  壬生忠見

2010-08-17 16:57:49 | Weblog
恋すてふ我が名はまだき立ちにけり人知れずこそ思ひそめしか  

わたしがあの人を恋しているといううわさが、何時の間にか広まってしまったわぃ、だれにも気づかれないように、大事に大事に恋し始めたばかりなのになぁ。

壬生忠見(?~?)
壬生忠岑の子。三十六歌仙のひとり。
この歌で「天徳四年内裏歌合」で平兼盛と競うが負けてしまい悶死したと言う話が残っている。
「後撰和歌集」他の勅撰和歌集に36首入集。家集に「忠見集」。


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