なんとなくな日々

SL残日録(個人的なメモ帳)

従量制

2005年10月25日 23時34分35秒 | 映画
節約
ブロードバンドではないのでこの一年以上ほとんど使ってないプロバイダーの使い放題の月定額2千円強から接続従量コース月額105円(ただし使ったら10.5円/分)に変更。解約しようと思ったが、アドレスが残せる事と外部に出た時使えるように。プロダイダーも解約をちゅうちょさせるようなコース持っているんだ。

論語が登場

2005年10月25日 19時32分04秒 | 本・雑誌
「チェイシング・リリー」2002(マイクル・コナリー)完読 ☆☆☆☆
孤独なサイエンティストの主人公が謎にアプローチする実験的手法がなかなかおもしろい。ラボ(研究室)では、未知、あるいは予測外のことがもちあがると手を休めてAE(分析と評価)モードに入り、「なにを見たか。なにがわかっているか。どんな意味か。」を考えて問題解決をしていくらしい。そうした論理的思考を繰り返し事件の核心に迫っていく。クライマックスは、善悪人が終結したラボでバイオレンスを展開しホームタウンデシジョンを発揮する。
主人公がヨリを戻したがってる元恋人の腰には小さな漢字の「福」という文字のタトウーがほられている。中国の象形文字で”幸福”を意味し、幸福は内から生じるもので、物質的な存在から生じるのではないことを忘れないためのタトウーだと彼女は説明している。また、その象形文字について書かれた本の「福」の説明文は論語から引用されていた。「粗末な飯を食べ、ただの水を飲み、曲げた腕を枕にする。それで充分しあわせだ。」と。これをみて主人公は、彼女の気持ちを悟るシーンがでてくる。(うーん、期近の笑点のキーワード「少年よ大志をいだけ」の対極にあるけど大いに見習うべきか)
ナノテク、成人向けネット巨大ビジネス、別れた二人の関係もサイドストーリーとして展開され、確かにノンストップに楽しめた一冊でした。最後にリリーを画像で紹介します。


インタープリター

2005年10月25日 19時01分15秒 | 映画
ザ・インタープリター 2005アメリカ(レンタル 現代同じ。監督シドニー・ポラック 主演ニコール・キッドマン。ショーン・ペン)☆☆☆☆
単なるサスペンスものかと思ったら、5~6年前のルワンダのツチ族とフツ族の争い、現在も続いているスーダンのアラブ系とアフリカ系の争いダルフール紛争を思い浮かばさせる民族浄化や大量虐殺といった社会性の要素を含んだ映画だった。ストーリー展開もスピーディで過去の痛みを抱えた二人のロマンスも深入りせず好感もてました。監督のポラックもペンの上司役で出演していたんだ。
映画は仮想現実だが、今もアフリカ各地での悲惨な状況が続いていること思うと気の重くなる映画でした。
なお新作レンタルを借りるのは、発売されてから他の客が一巡して空いてきた頃にかりるスローレンタルライフです。

ソーシャル・エンジニアリング

2005年10月24日 23時43分35秒 | 本・雑誌
「チェイシング・リリー」2002(マイクル・コナリー)読み途中。
この本を読んでると会話の中でソーシャル・エンジアリング という言葉が、何回かでてくる。
IT用語では「ネットワークの管理者や利用者などから、話術や盗み聞き、盗み見などの「社会的」な手段によって、パスワードなどのセキュリティー上重要な情報を入手すること。ネットワーククの利用者や顧客になりすまして電話で管理者にパスワードの変更を依頼して新しいパスワードを聞き出す、などの手法がある~」とあるが、一般会話の中で相手をひっかっけて自分のほしい情報を得る時にもつかっている場合があった。

ノンストップとは行かず、完読まで進度率60%の地点にきた。ベンチャー企業が特許を餌に大口投資家をつりあげようとしている大事なときに主人公が、なぜ、社会的地位を危険にさらしてまで見ず知らずの娼婦の安否をきずかうのかぼんやりわかってきた。はい、ネタばれはしません。中休みにマイクル・コナリーの公式サイトに載ってるPHOTO&GALLERY
からサンタモニカビーチビューの画像

レアル負ける

2005年10月24日 22時50分52秒 | テレビ・ビデオ・ラジオ
①リーガ・エスパニューラ レアル・マドリード対バレンシア 10/23(BS録画 2:1でバレンシア勝つ。レアルはリーグ3敗目を喫し3位に後退、焼酎のんで寝転がりながらみていたら夢の中状態、試合内容も夢の中。バルセロナも6位で上位は混戦。(チェルシーに勝つ可能性があるのは、レアル・マドリードかバルセロナといわれているのに)
② エキサイトマッチ L・フライ級特集。(・WBA世界L・フライ級タイトルマッチ バスケス(パナマ)対アギーレ(メキシコ)70年代ライト級最強の伝説のボクサー、ロベルト・デュランを生んだパナマの22歳の若きチャンピオン。軽量級だがパンチ力あり80%のKO率を持つ。4RにTKO勝ち
・WBC同マッチ チャンピオン オルティス(メキシコ)対ビロリア(アメリカ)。ビロリアが1Rに強烈なKO勝ち。
リングアナウンサーにお馴染みのマイケル・バッファに替わり彼の弟がでていたが、兄のうまさには、ほど遠かった。
・IBFのL・ヘビー級世界戦 ウッズ(イギリス)対ゴンザレス(メキシコ)
 なじみの無い選手(なじみ無くてもあっと驚く試合をみる事あるが)のためみるのに力はいらず。ジョー小泉、高柳アナのかけあいを楽しむ。この番組の楽しみは、ジョー小泉の解説、(浜田もそれなりに解説ききごたえあるが)にあるのがわかる。昔、海外ボクシング中継で現地の英語解説のまま放送してたが全然面白くなかった。

セキュリティー

2005年10月23日 23時39分07秒 | 本・雑誌
「チェイシング・リリー」(マイクル・コナリー)読み途中。ナノテク研究者の主人公は、「セキュリティー上の理由から、使用時以外はコンピューターに電話線をつなげたままにしていない。同じ理由で携帯電話、ポケットベル、PDAも一切持ち歩かない。ノートパソコンもめったに持ち歩かない。コンピューターに外線を接続する、あるいは携帯電話を開くたびに腕に注射を射したり(麻薬の意味か)、よくわからない相手と寝たりするのと同様に危険があるとわかっているから。」という人物。アダルトサイトのエスコート嬢リリーを捜す主人公。使命感をもって進めている研究もわけあって一種の贖いらしい。孤独、使命感、贖いといったキーワードを思わせる序盤からおもしろし。

携帯電話はアドレス指定着信しているので迷惑メールは拒否できるが、最近、自宅のパソコンに迷惑メールがはいるようになった。プロバイダーの迷惑メール拒否サービスに入ったが効果はいかに。

図書室で①「わが屍は野に捨てよ 一遍遊行」(佐江衆一)、
②「孤独な鳥がうたうとき」2004(トマス・H・クック)を借りる。クックの作品は、出ればヒットするいわゆる「記憶シリーズ」を読んだ以後は少し距離をおいていた。しかし。あとがきに「従来の作品は、闇に覆われ最後には深遠に突き落とされる感があったが、近作は登場人物に人生の悲哀が感じられる物語になっている」、「ロバート・アルトマン監督の映画のように関係しあった登場人物がやがて最後に一緒になるようにつくったというクックへのインタビュー」に魅かれて借りてしまった。物語の大筋は、男の暴力から逃げ出しシンガーになる夢を果たそうとする女の物語らしい。そうです私は、あとがきを最初に読む人間です。それにしても海外単行本は訳者などあとがきがあって良いが、国内単行本は、あとがきがほとんどないのには困る。(文庫はあるが)さらに図書館の本は帯がないのでキャッチコピーわからない。そうです私はコピーに弱い人間です。


円楽欠場

2005年10月23日 17時45分07秒 | テレビ・ビデオ・ラジオ
①ラグビートップリーグ 神戸製鋼対サニックス 10/23(CS録画 55:10で神戸が勝つ。サニックスの元ニュジーランドマリオのキャプテンだったナンバーエイトのミュアの迫力ある突進力が目をひいたものの、神戸が地力を発揮した。)
②スポーツ・ジムで菊花賞ディープインパクトの無敗3冠をみる。10/23(地上波生。ジム利用者の男衆はテレビくぎづけ、女衆はマシンに集中。競馬界では歴史的なレースとなるでしょう)
③笑点(地上波生。 円楽さんは獣医のところへ行っていると司会の歌丸が入院中の円楽欠場を説明していた。)
④BSドキュメンタリー「伝道者になった真珠湾攻撃隊長」ー淵田美津雄・心の奇跡ー
(HDD 題名どおり元海軍大佐が戦後、48歳で自分の罪を知り回心し洗礼を受けアメリカ各地を回り伝道活動して1976年73歳でなくなるまでの未完の自叙伝をもとに構成。憎しみの連鎖をなくすために残した彼の言葉は「ノーモア パールハーバー」。伝道者になる行動力にただ敬服。

モウリーニョ

2005年10月22日 23時53分53秒 | テレビ・ビデオ・ラジオ
①Jリーグ グランパス対アントラーズ 10/22(HDD 1:0でグランパス負ける。前試合は、横ばかりパスを出して縦への動きがないと批判されていたが、今夜も少し良くなった程度で相手ゴールで前での連携悪し、藤田も目立った活躍できず。鹿島スタジアム17連敗。)

②CSでチェルシーTVでモウリーニョ監督のインタビューをみる。今シーズン、チャンピオンリーグでリバプールに引き分けているだけで一度も負けていないのに、イギリスのマスコミは、資金が豊富だとかプレーが平凡だとかチェルシーを好意的にみていないようだ。5日間の間にリバプールと2回戦った事やプレミアリーグ、チャンピオンリーグの戦いぶりや各プレーヤーの状況のインタビューに答えていた。知将といわれるだけにチームに対する自信と愛情を感じさせる真摯な受け答えでした。今後もチェルシーTVには目がはなせない。チャンピオンリーグでベティスに勝った試合は後日みることにしよう。

③ラグビートップリーグ 三洋電機対東芝府中 10/22(CS録画 52対32でサンヨーの勝ち、開幕5連勝。序盤の山場全勝対決。いやー驚いたサンヨーの強さは本物だ、後半守りが甘くなったが。スタンドオフのブラウン(元オールブラックス、スーパー12ではハイランダーズで活躍)が抜群に活躍した。前半は他の選手も体がキレまくった鋭い動きだった。


昭和30年代からロスへ

2005年10月22日 20時15分02秒 | 本・雑誌
①「懐郷」熊谷達也 (7話短編)完読 ☆☆☆
 能登の舳倉島、伊豆諸島の御蔵島、出羽三山、仙台、宮城の田舎町、盛岡(集団就 職で東京)を舞台に実直で懸命に生きる女性たちがセピア色の昭和30年代を思いださ せてくれました。岐阜の昭和村へ一度行ってみなくちゃ。

②「チェイシング・リリー」2002(マイクル・コナリー。原題CHASINNG THE DIME)読み始める。
リリーは娼婦の名前。原題は「ダイム(十セント硬貨)を追いかけろ」といった意味だが、これは、主人公がスパーコンピューターを十セント硬貨の大きさにしてしまうナノテクノロジー(10億分の1メートルというような極細な単位で加工・計測を行う超精密技術。半導体や機械加工、生物や医学分野への応用を目指している。)を追究していることに由来している。
主人公が住むマンションは、窓からロスアンゼルスのサンタモニカピアが見えるルート66の終点、映画「フォレストガンプ」のトムハンクスがUターンし、「スティング」では回転木馬が回っていた名所近くにある。
リリーあてにかかってきた間違い電話からリリーの行方を追い続けるノンストップ・サスペンス。