なんとなくな日々

SL残日録(個人的なメモ帳)

昭和30年代からロスへ

2005年10月22日 20時15分02秒 | 本・雑誌
①「懐郷」熊谷達也 (7話短編)完読 ☆☆☆
 能登の舳倉島、伊豆諸島の御蔵島、出羽三山、仙台、宮城の田舎町、盛岡(集団就 職で東京)を舞台に実直で懸命に生きる女性たちがセピア色の昭和30年代を思いださ せてくれました。岐阜の昭和村へ一度行ってみなくちゃ。

②「チェイシング・リリー」2002(マイクル・コナリー。原題CHASINNG THE DIME)読み始める。
リリーは娼婦の名前。原題は「ダイム(十セント硬貨)を追いかけろ」といった意味だが、これは、主人公がスパーコンピューターを十セント硬貨の大きさにしてしまうナノテクノロジー(10億分の1メートルというような極細な単位で加工・計測を行う超精密技術。半導体や機械加工、生物や医学分野への応用を目指している。)を追究していることに由来している。
主人公が住むマンションは、窓からロスアンゼルスのサンタモニカピアが見えるルート66の終点、映画「フォレストガンプ」のトムハンクスがUターンし、「スティング」では回転木馬が回っていた名所近くにある。
リリーあてにかかってきた間違い電話からリリーの行方を追い続けるノンストップ・サスペンス。

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