なんとなくな日々

SL残日録(個人的なメモ帳)

セキュリティー

2005年10月23日 23時39分07秒 | 本・雑誌
「チェイシング・リリー」(マイクル・コナリー)読み途中。ナノテク研究者の主人公は、「セキュリティー上の理由から、使用時以外はコンピューターに電話線をつなげたままにしていない。同じ理由で携帯電話、ポケットベル、PDAも一切持ち歩かない。ノートパソコンもめったに持ち歩かない。コンピューターに外線を接続する、あるいは携帯電話を開くたびに腕に注射を射したり(麻薬の意味か)、よくわからない相手と寝たりするのと同様に危険があるとわかっているから。」という人物。アダルトサイトのエスコート嬢リリーを捜す主人公。使命感をもって進めている研究もわけあって一種の贖いらしい。孤独、使命感、贖いといったキーワードを思わせる序盤からおもしろし。

携帯電話はアドレス指定着信しているので迷惑メールは拒否できるが、最近、自宅のパソコンに迷惑メールがはいるようになった。プロバイダーの迷惑メール拒否サービスに入ったが効果はいかに。

図書室で①「わが屍は野に捨てよ 一遍遊行」(佐江衆一)、
②「孤独な鳥がうたうとき」2004(トマス・H・クック)を借りる。クックの作品は、出ればヒットするいわゆる「記憶シリーズ」を読んだ以後は少し距離をおいていた。しかし。あとがきに「従来の作品は、闇に覆われ最後には深遠に突き落とされる感があったが、近作は登場人物に人生の悲哀が感じられる物語になっている」、「ロバート・アルトマン監督の映画のように関係しあった登場人物がやがて最後に一緒になるようにつくったというクックへのインタビュー」に魅かれて借りてしまった。物語の大筋は、男の暴力から逃げ出しシンガーになる夢を果たそうとする女の物語らしい。そうです私は、あとがきを最初に読む人間です。それにしても海外単行本は訳者などあとがきがあって良いが、国内単行本は、あとがきがほとんどないのには困る。(文庫はあるが)さらに図書館の本は帯がないのでキャッチコピーわからない。そうです私はコピーに弱い人間です。


円楽欠場

2005年10月23日 17時45分07秒 | テレビ・ビデオ・ラジオ
①ラグビートップリーグ 神戸製鋼対サニックス 10/23(CS録画 55:10で神戸が勝つ。サニックスの元ニュジーランドマリオのキャプテンだったナンバーエイトのミュアの迫力ある突進力が目をひいたものの、神戸が地力を発揮した。)
②スポーツ・ジムで菊花賞ディープインパクトの無敗3冠をみる。10/23(地上波生。ジム利用者の男衆はテレビくぎづけ、女衆はマシンに集中。競馬界では歴史的なレースとなるでしょう)
③笑点(地上波生。 円楽さんは獣医のところへ行っていると司会の歌丸が入院中の円楽欠場を説明していた。)
④BSドキュメンタリー「伝道者になった真珠湾攻撃隊長」ー淵田美津雄・心の奇跡ー
(HDD 題名どおり元海軍大佐が戦後、48歳で自分の罪を知り回心し洗礼を受けアメリカ各地を回り伝道活動して1976年73歳でなくなるまでの未完の自叙伝をもとに構成。憎しみの連鎖をなくすために残した彼の言葉は「ノーモア パールハーバー」。伝道者になる行動力にただ敬服。