なんとなくな日々

SL残日録(個人的なメモ帳)

固い本

2006年02月23日 23時41分27秒 | 本・雑誌
「ブログ 世界を変える個人メディア」(原題:We the media)ダン・ギルモア (著), 平 和博 (翻訳) 2005/8 読み始め、3分の1ほど読む。

新聞,雑誌,ラジオ,テレビに次ぐ新たなメディアと言われ始めたWeblog(ブログ)。これまでのメディアと異なり,個人が情報の発信者となり得る点が大きな違いである。そのブログやWikiなどがメディアとして確立されるまでの経緯を丁寧にまとめている。その過程で筆者は,San Jose Mercury紙のコラムニストを辞して自ら草の根メディアに身を投じた。それだけにブログのパワーを過大評価している面はあり,全体の印象としてはややほめすぎの感はある。ただ単純な礼賛にはなっていない。(日経BP企画より)

『~未来のニュースの報道と制作は「会話」や「セミナー」のようなものになっていくだろう。制作者と消費者の境界線は曖昧になり、その役割も変わっていく。私たちは今、それをようやく理解し始めたところだ。通信ネットワークそれ自体が、人々の声を伝えるメディアとなる~  』『過去150年、私たちは二つの異なるタイプの通信手段を使ってきた。一体多(本、新聞、ラジオ、テレビ)と一対一(手紙、電報、電話)のメディアだ。インターネットによって、私たちは初めて、多対多、そして少対少というコミュニケーションが可能になった。これはかっての読者(リスナー・視聴者)やニュースのつくり手にとって、計り知れない意味を持つ。この両者の判別が、次第に困難になってきているからだ。~社会の周縁にいる人たちが、ニュース取材と配信に参加するようになると一体どんなことが起きるのか』(本分より)

表紙の帯に「ホリエモンもお勧め!脱構築せよ!マスメディア・ジャーナリズム」となっていたぞ。図書でかりたのには帯がついていないが。
IT関連の基礎知識や動向を知らないと内容に頭がついていかないので通読にとどめる。RSSやWikiなど歴史的なおいたちやさまざまな米国での事例をあげてブログの威力を語っている。

学者やジャーナリストや専門的知識をもった人々がグログで会話して課題や問題を発展させていくのをみると自分の書いてるメモとは別世界のようだ。
早く読み終えて次の「カリフォルニア・ガール」を読みたいよう。

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