なんとなくな日々

SL残日録(個人的なメモ帳)

善きサマリア人

2008年04月23日 23時59分22秒 | 本・雑誌
「聖者は口を閉ざす」(原題:SAMARITAN)リチャード・プライス 2008/3 読了 ☆☆☆☆☆
題名は、善きサマリア人をあらわしているとみられる。
主人公が自宅で何者かに襲われ重傷を負うが、警察に犯人の名をあかさない。善行をなそうとした男の悲劇の理由は?これを解くため幼なじみの刑事が夢と現実、善と悪、希望と絶望、離婚した娘・学校の生徒・知人の子供達との交流の光と影を背景に感動の結末をむかえた。「人生の名に値する生き方をしなくちゃいけないんだ」今年度上位候補本。”どんな雲も裏側は銀色に光っている”

見てもらおうとして、人の前で善行をしないように注意しなさい。
さもないと、あなたがたの天の父のもとで報いをいただけないことになる。
だから、あなたは施しをするときには、偽善者たちが人からほめられようと会堂や街角でするように、自分の前でラッパを吹き鳴らしてはならない。はっきりあなたがたに言っておく。彼らは既に報いを受けている。
施しをするときには、みぎの手のすることを左の手に知らせてはならない。
「マタイによる福音書」(第六章一節~三節・新共同訳)

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