なんとなくな日々

SL残日録(個人的なメモ帳)

南無阿弥陀仏

2005年10月26日 22時31分31秒 | 本・雑誌
「わが屍は野に捨てよ」一遍遊行 (佐江衆一)読み始まる。
人は欲望を捨てられるのか・・・。捨聖一遍、波乱の生涯。(帯コピーより)
伊予の国で武士(河野水軍の血筋)の家の次男に生まれた一遍、13歳の時、出家させられ大宰府で13年間修行をつむが、父の死を契機に故郷に戻り民のため武士としてなすべきことをするため五欲を恐れず生きていこうと還俗(一度出家した者が元の俗人にもどる)する。2人の妻(それぞれに娘が生まれる)をめとり俗に徹し一切のの世俗の欲望と悪を引き受ける生活を続けるが骨肉の争いに巻き込まれ愛と憎しみの苦悩の果て再び出家して乞食の遊行(修行の)旅にでるところまで読みました。
旅に出る前に二人の妻には離縁を告げたが、一人は拒否し9歳の娘と尼になり同行することとなった。「南無阿弥陀仏の六字名号を唱えるその時その時が臨終であり、同時に一瞬一瞬が新たな生なのだ」と異母弟に説いていました。ここまで一遍35歳、あと読了まで約半分。

マン喫で各種雑誌読む。クリーント・イーストウッド監督次回作品の太平洋戦争硫黄島の戦いの映画は、アメリカと日本からのそれぞれの視点から描いた2本となるらしい。両国の文化のちがいを表したいんだってさ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。