なんとなくな日々

SL残日録(個人的なメモ帳)

ギリシャ神話

2006年08月01日 23時45分46秒 | 本・雑誌
「殺戮の女神」テア・ドルン 2001/3 ドイツ 読了 ☆☆☆
過度に期待しすぎたため、読み終わって失望したが、期待していなかったら面白かっただろう。
殺人鬼の行動、主人公、他の登場人物、の場面が短くカットされて次々とテンポよく話が展開。ギリシャの叙事詩ホメロスのイリアスの詩句を口ずさみながら次々と男たちの首をはねる連続殺人事件の結末は、それほど以前に読んだ異常殺人ものと大差なかった。
この暴力的殺人鬼をつくったのは、結局は男だったということか。昔読んだローレンス・サンダーズの7つの大罪シリーズの方が不気味な気がした。ただ、主役のキャラクターは、行動的でパワーありまずまずだった。

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