「仰臥漫録」正岡子規 1991/1(ワイド版岩波文庫 絶版) 読了 ☆☆☆☆☆
子規が,死の前年の明治三四年九月から死の直前まで,折々に書きとめた日録.日々三度の食事の献立から病苦と死の恐怖への煩悶に至るまで,病床生活を,俳句,水彩画等を交えて赤裸々に語った稀有な生活記録.読みすすむにつれ,命旦夕に迫る子規の心境が何の誇張も虚飾もなくうかがわれて,深い感動に誘われる.(出版社 解説 阿部昭)
時々闘病記として紹介されたり、当時ベストセラーになった中江兆民の「一年有半」を生命を売物にしたるは卑し、と批判した本冊をやっと読む。
限られた世界での鋭い洞察力や描写力と生命の実感を痛感させられ正岡子規の偉大さを再認識。戒名は無用、柩の前での空涙は無用など共鳴してしまう。ココア入り牛乳が好物だったみたいだが一度飲んでみよう。
「弔いの炎」(原題:PYRES)デレク・ニキータス/アメリカ 2009/4 読む
図書で3冊借りる
「仰臥漫録」正岡子規
「いざ純米酒」上原浩
「パパの電話を待ちながら」ジャンニ・ロダーニ
子規が,死の前年の明治三四年九月から死の直前まで,折々に書きとめた日録.日々三度の食事の献立から病苦と死の恐怖への煩悶に至るまで,病床生活を,俳句,水彩画等を交えて赤裸々に語った稀有な生活記録.読みすすむにつれ,命旦夕に迫る子規の心境が何の誇張も虚飾もなくうかがわれて,深い感動に誘われる.(出版社 解説 阿部昭)
時々闘病記として紹介されたり、当時ベストセラーになった中江兆民の「一年有半」を生命を売物にしたるは卑し、と批判した本冊をやっと読む。
限られた世界での鋭い洞察力や描写力と生命の実感を痛感させられ正岡子規の偉大さを再認識。戒名は無用、柩の前での空涙は無用など共鳴してしまう。ココア入り牛乳が好物だったみたいだが一度飲んでみよう。
「弔いの炎」(原題:PYRES)デレク・ニキータス/アメリカ 2009/4 読む
図書で3冊借りる
「仰臥漫録」正岡子規
「いざ純米酒」上原浩
「パパの電話を待ちながら」ジャンニ・ロダーニ