なんとなくな日々

SL残日録(個人的なメモ帳)

2007年08月14日 23時59分18秒 | 本・雑誌
「ふれていたい」小手鞠るい 2006/12 読了 ☆☆☆
初めての彼・宗治との恋愛に戸惑いながらも日々を過ごす可南子。宗治との距離を縮めたいと思う一方で、過去にフィギュアスケートでペアを組んでいたナガルへの想いも心を巡る―。甘く痛く切ない恋を見事に描く、小手鞠るいの至高の純愛小説。(「BOOK」データベースより)
気持ちよく読めました。

「ブルースノウ・ワルツ」豊島ミホ 2004/5 読む
「子どものうちは、ただばくぜんと未来は明るい気がしてるけど、大人になればわかるのよ。自分がつまらない人間だってこと」
R-18文学賞読者賞受賞作家の魅惑的なゴチック・ロマンス
「怪しすぎるよ。こんなところに『弟』がいるなんて嘘じゃないの?」父と二人、少女は教会の地下、苔むした石畳を歩んでいく。研究者の父と、社交に忙しい母、二人のメイドとともに館で何不自由なく暮らしていた彼女の前に、野生児の「弟」が出現した…。(出版社/著者からの内容紹介)

図書で7冊借りる
「ふれていたい」小手鞠るい
「ブルースノウ・ワルツ」豊島ミホ
「檸檬のころ」豊島ミホ
「ひとひとりの味」平松洋子
「わたしたちに許された特別な時間の終わり」岡田利規
「ぼくらは小さな逃亡者」アレックス・シアラー
「猫はなんでも知っている」ニキ・アンダーソン

ネットカフェ難民もどき

2007年08月14日 23時58分41秒 | 生活
最高気温34度
AM7:45に入店してモーニングサービスで朝食すませ、昼食の鶏南蛮丼食べて12:45に退店するまでの5時間、マン喫に滞在する。
読んだ内訳(新聞:朝日・中日・中スポ。週間誌:新潮、文春。コミック:アカギ第20巻、となり町戦争。ダ・ヴィンチ9月号)じっくり読んだためか、滞在時間長いわりに冊数少ない。

注目は、ダ・ヴィンチの森見登美彦大特集。カラマーゾフの兄弟をイメージした狸のはなしの「有頂天家族」シリーズもの三部作の第一部が9/25に発売、以後2年に1冊のペースで発刊予定。
自身のおいたちを「父は一見マジメな工学系のサラリーマンで、ウソかホント分からないウソを吐く」といった父の影響受けのらりくらりとご親切に未来まで書いてくれる。若いときは、ドストエフスキー、内田百聞、夏目漱石、その他古典作品を読み漁る。スティーブン・キング、村上春樹、押井守のうる星やつら、山本直樹のフラグメンツに共感。
30歳で長男誕生。40歳で竹林アミューズメントパークの実業家に転身、50歳後半に破産。60歳に小説家復帰。65歳秋のある朝、「竹林に行ってくるわ」と家族に言い残し、失踪。しかし、孫が竹林に遊びに来た時はときどきちらっと姿を出す。(大人はダレも目撃していない、幽体かも)「死ぬのは寂しい。生きているのか死んでいるのかわからない状態になるのがいい」と言ったとか言わないとか。
エビちゃんOLになれきれない女性読者から絶大な支持を集めるコミック「臨死!!江古田ちゃん」の漫画家の瀧波ユカリと対談しているのもおもしろい。

この他、「100万回生きたねこ」特集で西原理恵子インタビュー、「悪人」の吉田修一など今月号はよみごたえあった。惜しむらくは、「臨死!!江古田ちゃん」が棚になかったこと。
午後は、図書室で月刊誌「世界」や「中央公論」と硬派の血を注ぎ、頭が固くなったところでジムにくりだし、マシン、ラン、バイクで汗ながす。21時すぎにスイムのために2回目利用。
この盆時期、高速渋滞のため高速を走る気がおきず盆だというのに親の墓参りのタイミングを逸する。