なんとなくな日々

SL残日録(個人的なメモ帳)

まずまず

2006年01月29日 23時59分04秒 | 映画
「龍城恋歌」(原題:龍城正月 Dragon Town Story) 2003/12DVD( レンタルDVD) ☆☆☆☆
製作総指揮: チャン・イーモウ 監督: ヤン・フォンリャン 出演: ウー・チェンリェン/ユウ・ヨン/ホアン・チョンチュウ/リン・ウェイ
『初恋のきた道』の名匠チャン・イーモウが製作総指揮を務めた珠玉のラブストーリー。運命に翻弄されながらも、激しく求めあう男女の情愛を鮮烈な赤を基調とした映像美で描きだす。主演のウー・チェンリェンは、第二のコン・リーと呼ばれる人気女優。(「DVD NAVIGATOR」データベースより)

チェン・カイコーやチャン・イーモウ監督もので見逃していたため借りる。
ストーリーは単純だが、映像美がありスリリングで結末もまずまず。それにしてもツタヤは、韓国物のフェース取りが多いのにはびっくり、もっと中国ものや単館系の作品を増やしてほしい。
それにしても、イーモウと高倉健がドッキングした映画「単騎 千里を走る」は前評判あまりよくないなあ。

ちょっとかじる

2006年01月29日 22時16分26秒 | 本・雑誌
「なにわの夕なぎ」 田辺聖子 2003/1 読了 ☆☆☆☆
(昭和党)(よっしゃのよっちゃん)(商店主)(上品夫人)(虎ちゃん)(ミド嬢)(老母)(おっちゃん)など との会話が含蓄あってたのしい。

老母はよくいっていた。
「人はな、生まれ在所から三里以内にでけたもん食べてたら、体によろしねん」
独りでいるときテレビもラジオもあまりつけない田辺氏。「独りでいろいろ空想して
楽しむから独唱、独奏、独酌、などというが私の癖は独楽というのか」

大阪在住時代に子供を連れて行った遊園地、宝塚ファミリーランドと阪神パークが閉鎖になる話がでてくる。
男たちはいう。「子供来ん、というなら熟年(おとな)呼ばんかい。殊に男の熟年(おとな)、ヒマで行く先に困っとるデ」 「男が来ない、というなら女で一杯にしたらどう。女の物見遊山の潜在願望、強いんだからして」と女たち。

口重男のおっちゃんはせせら笑い「男はやさしいから、本音をいうのを遠慮する。しかし七十もなかばを過ぎると、正直になるんじゃ」

木曽義仲と彼も部下の今井四郎のはなしなどおもろかったデ。タナベサン。

「天皇と東大 上」立花隆。 はしがきをちょっとかじる。

図書で3冊借りる。
「ハナとウミ」大道珠貴
「さいはての二人」鷺沢萠
「吾輩は猫である・ぼっちゃん」夏目漱石

今日は旧正月。マン喫でやっと読み逃し落ちこぼれていた最新刊の各週間誌まで追いつく。
新潮コラムで安部幹事長が秘書にヒューザーの小嶋社長が陳情にきたことを不愉快だと発言したことにかみついていたが同感。テレビでこの件をみたが、安部氏も人気あるが、一皮むけば小泉氏と似たりよったり。
テレビはみていないが、NHK大河ドラマ「功名が辻」で信長、秀吉、家康が26歳、24歳、18歳の時代の役を舘ひろし、柄本明、西田敏行ら、死んだ年より20歳も上の役者が演じてるのはSFタイムパラドクスだといっていた。

テニスも最終日

2006年01月29日 22時04分51秒 | テレビ・ビデオ・ラジオ
・ラグビーマイクロソフトカップ 準決勝 1/29 (CS録画
東芝府中 23対10 NEC 
トップリーグで負けた東芝は、防御の固いNECに対しスタンディング・ラグビーを展開する作戦でのぞみ快勝。
サントリーもクボタに勝ち、決勝で対決。サントリーが勝つとトヨタが日本選手権に出られない。

・全豪オープンテニス 男子シングル決勝 1/29 (BS生
R・フェデラー (1)○-× M・バグダティス 5-7、7-5、6-0、6-2
第2セッドで互角の勝負、バグダディスがふくらはぎを痛めて攻撃テニス失速、フェデラーが実力発揮、日本時間22時36分に決着つけ連覇達成。
決勝までフェデラーは13時間、バグダディスは16時間の試合時間を要したらしい。

ただ一人2回(1962年と1969年)グランドスラムを達成した ロッド・レーバー氏が優勝トロフイー渡す。
フェデラーのスピーチ。なんと言ったらいいかわからない。感情につまり涙ぐむ。バグダディスとコーチスタッフに感謝、自分のコーチスタッフにも感謝、スポンサーに感謝。最後にロッド・レーバーに感謝。バグダディスがゆとりもってスピーチしたのに比べプレー中あんなに冷静だったフェデラーが感極まって涙ぐむとは予想外だった。勝ってあたりまえのものすごいプレッシャーの中で戦った男の涙にこちらも落涙。
女性シングルは、エレナ体調不良で棄権した事、モレスモの試合がひと試合もみられなかった事が残念。(決勝のリピート放送が木曜深夜とはご無体)