なんとなくな日々

SL残日録(個人的なメモ帳)

初もの2

2006年01月15日 23時59分53秒 | 生活
今年初めて植物園へ行って朝刊拝見。園内は、クロガネモチやナンキンハゼの実は繁っていたが、冬場は見る花が少ない。昨日の雨のためかサザンカ、パンジーなどは花びらがしなびていた。水仙や梅ももう少し早い。正月用のもち花はまだ飾ってある。室内のチューリップなどの寄せ花をフォーカス。

初図書室も若者多く満席にちかい、新聞で調べものあったがやめて、とっとと借りる本を探したら退散しジム、アピタコースへ。ノーマルスポットで今年残すのは、マンガ喫茶ぐらいだなあ。テレビも笑点とニュースみた程度、ドキュメンタリーがたくさん録画されているが見る気がおこらない。

以前このブログは、読書・テレビ・ビデオの消化量にタイトルの「スローでシンプルでなんとなくの日」と違うのではとやんわり指摘されたことがある。自分もブログ開設当初は、ネタづくりのため消化に追われる状態だった。たしかにスローでもなんとなくでもないなあと。そこで途中から逆行の気もするが、タイトルからスローをはずしました。また、なんとなくな日も改名の余地ありだなあ。Was blind、but now I see 

今年初の5ツ星

2006年01月15日 23時24分46秒 | 本・雑誌
「耽溺者(ジャンキー)」(原題SHOOTING AT MIDNIGHT)グレッグ・ルッカ 2005/2 読了 ☆☆☆☆☆

3部構成(第1部9/2~10/17、第2部12/24~12/27、第3部1/8~1/19)の第2部はさらにテンションアップしておもしろい。潜入調査に入る前に妹の修道尼ケイシェルに手紙・封筒を送る。自分が12/24になっても連絡がなかったら封筒を恋人アテュスカに封筒を届けてくれという内容だった。この章は、ブリジットは登場せず、BMWのバイクを乗り回すアスティカ、いまはまっとうに家族と生活している元ボーイフレンド、ケイシェルたちがブリジットの行方を捜す。

第3部は、司法取引・囮捜査・麻薬取締局など駆け引き満載の展開で、再び痛めつけられたブリジットが活躍しクライマックズでイッキに読ませる。最後の殺人事件の真相もなかなか味のあるものだった。全体的にプロット、デイテール、人物造型、人間関係など魅力的で好みに合致した。アスティカシリーズのまず「守護者」を読みたくなる。

おおずめの作戦にのりこむ場面で不安なそうな顔をしているアティカスにブリジットは言う。
「リラックスしなって」あたしは言った。
「おれもいま、そう言ってやろうとしていたところだ」
「あたし?あたしなら浮氷みたいにクールさ」
アティカスが顔をしかめる。その顔にキスする。
「援護よろしくね」そう言って、あたしは出発した。(本分より)

図書借りる。いまいち読みたいのがなかったが、
「甘露梅 お針子おとせ吉原春秋」宇江佐真理
「片付けない作家と西の天狗」笙野頼子
「小生日記」乙一
「みみずくの夜メール」五木寛之 を借りる。」