オーロラ特急    ノスタルジック旅日記 

旅好き、歴史好き、鉄道好き、クルマ好き、カメラ好きの団塊ボーイが社会科見学的な旅を続けます。

旧中山道板橋宿を歩く

2014年08月30日 | 東京
7月に旧中仙道の巣鴨からJR板橋駅までを歩いたので、今回はJR板橋駅から板橋宿を通り、環7通りまで散歩しました。

JR板橋駅の北側には10年ほど前にURの高層マンションが建設されました。

板橋駅よりやや南側ですが、滝野川の地場産業の種苗店があります。7月の散歩の際は撮影していませんでした。

素朴なJR板橋駅の駅舎です。以前の赤羽線の駅ですが、埼京線となったあとも赤羽・池袋間は昔のままですね。JRとしてはこの区間も快速運転をしたいのでしょうが、土地の余裕がないので待避線はつくれません。

板橋駅前の大木は「むすびのけやき」という名前です。板橋宿の「縁切榎」は有名ですが、縁切りだけでは片手落ちなので、縁結びも引き受けようということらしいです。

しばらく行くと国道17号線を横切ります。

いよいよ旧宿場町の面影が残る板橋宿です。板橋宿は日本橋よりから平尾宿、仲宿、上宿と続き、本陣は仲宿に1軒、脇本陣は各宿に1軒あったそうです。

花の湯という銭湯。堂々たる構えですね。

歴史的建築の商家が今はマンションの現地販売所となっています。

モダンなマルジューベーカリー。「丸十」という屋号のパン屋は都内あちこちにありますが、その進化系なんでしょうか。

いよいよ板橋の名前の由来となった板橋です。写真で見ると一見木製のように見えますが、コンクリートを木の色に塗装したものです。

縁切榎です。板橋区はほかにも五本榎という有名な榎が川越街道にあって、榎は板橋区の区の木となっています。
ここまでが都内の旧中仙道のハイライトですね。ここから先はそんなに特徴的な物は残っていません。

私は若いころ5年余り浦和の旧中仙道の近くに住んだことがあるので、中仙道には思い入れがあります。都内や埼玉の中仙道を歩いたり、自転車で走ったり、若い時は中仙道沿いに国道17号、18号をバイクで妻籠、馬籠まで走ったことがあります。
いつか中仙道を京都まで完歩したいとも思っているのですが、体力的にいまいち自信がないことと、いざ実行するとなると退屈な区間がけっこう多いのでその間は我慢ができるかどうか心配です。
中山道と中仙道、どっちが正しいか。最近は中山道のほうが多く見かけますが、私はどちらかというと中仙道のほうが好きですね。もともとは中山道、中仙道、仲仙道といろんな書き方があったらしい。明治の頃までは手書きが中心だったので、書く人によってまちまちだったようです。活字印刷やマスコミの発達に伴い、統一してなければおかしいという風潮になったのだと私は思っています。


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