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オーロラ特急    ノスタルジック旅日記 

旅好き、歴史好き、鉄道好き、クルマ好き、カメラ好きの団塊ボーイが社会科見学的な旅を続けます。

ジョサイア・コンドルが設計、紅葉の旧岩崎邸へゆく

2014年12月10日 | 東京
ブログをやっていると定期的にどこかへ出かけなければなりません。多少プレッシャでもあり励みもでもあり、ブログを始めた以上は当面は頑張って継続します。
今回は台東区池之端の旧岩崎邸へ行きました。

岩崎邸の近くの春日通り沿いにある湯島ハイタウンというマンションの前に都バスのバス停があります。以前からこの部分だけ側道となってバス停があることを不思議に思っていました。

地図を見るとわかるのですが、このバス停の場所も湯島ハイタウンも昔は岩崎邸に含まれていたんですね。岩崎邸は戦後GHQに接収され、1952年に返還、国有財産となりました。その後1969年に敷地を3分の1に縮小し、裏側に司法修習所(現在は合同庁舎)、表通り側に湯島ハイタウン、東側の正門側に池之端文化センターが建設されました。2001年に東京都に移管され都立庭園として現在に至っています。

池之端文化センターの跡地はフェンスで囲まれています。結婚式場として有名でしたね。2010年に営業を終えました。日暮里のホテル・ラングウッドは池之端文化センターと同じ経営母体でしたが、今は事業譲渡されています。

旧岩崎邸の正門

本館・庭園へつながるアプローチ

門の跡でしょうか?

入場券売場です。その裏に大きなイチョウの木があります。

イギリス人建築家ジョサイア・コンドルが1986年(明治29年)に建築した岩崎家の本邸です。岩崎弥太郎の長男、三菱3代社長の久弥の依頼によって造られました。

大イチョウ

岩崎邸の庭園

庭園を望むベランダ側の外観

後方に見えるのは中華レストランの東天紅です。


山小屋風建築は撞球室です。撞球室というより撞球館です。

撞球室内部

撞球室の外壁

ヒマラヤスギ?


隣には国立近現代建築資料館があります。

戦後建築界の大御所・菊竹清訓の展覧会が開催中です。

建築資料館側から見た岩崎邸

岩崎邸洋館の裏手には和式住居の和館が付属しています。

洋館の出口

大イチョウ

旧岩崎邸は江戸時代は高田藩榊原家の江戸屋敷です。大イチョウは樹齢400年、幹の周囲7.4mと書かれていました。


岩崎邸の前庭













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