オーロラ特急    ノスタルジック旅日記 

旅好き、歴史好き、鉄道好き、クルマ好き、カメラ好きの団塊ボーイが社会科見学的な旅を続けます。

六本木・森美術館の「フォスター+パートナーズ展」

2016年02月12日 | 東京



「フォスター+パートナーズ展」を見に六本木ヒルズ森美術館に来ました。

ノーマン・フォスターは香港の香港上海銀行(HSBC)本店ビルを設計したイギリスの建築家です。

フォスター展は森タワー52階のスカイギャラリーで開催。まずはスカイギャラリーから見る東京タワーです。

東京ミッドタウン

レジデンス棟の左に六本木高校のグラウンド

フォスター展、まずは年表形式で建築作品を紹介。

香港上海銀行本店(1985年完成)。アヘン戦争後にイギリスが香港に設立した銀行で、現在の総資産は世界第1位、持株会社の本社はイギリスにあります。

かつて新宿区横寺町、新潮社の近くにあった旺文社の本社ビルはフォスターの設計です。旺文社の2代目社長が香港上海銀行を見て、フォスターに自社ビルの設計を依頼したとか。旺文社は業績不振に陥りその後はアディダスが使用していましたが、数年前に解体されました。バブルな時代の話です。

お茶の水にあるセンチュリータワーも旺文社のビルでした。戦後旺文社初代社長・赤尾好夫が運営した東京学生会館の跡地に2代目社長がフォスターに設計を依頼して建設したオフィスビルです。ちなみに東京学生会館の設計はウィリアム・ヴォーリズでした。センチュリータワーは旺文社のあとに加賀電子が使用、現在は順天堂大学11号館となっています。

ドイツ連邦議会新議事堂ライヒスターク

ベルリン自由大学

ミレニアムタワーのコンセプト模型。東京湾に建設される計画がありました。


センチュリータワー

左からスイス・リ本社ビル(ロンドン)、ハーストタワー(ニューヨーク)、イルハムバムタワー(クアラルンプール)、425パークアベニュー(ニューヨーク)

クイーンアリア国際空港(ヨルダン)

北京国際空港

ドレスデン鉄道駅

香港西九龍文化地区

フォスターのオフィス

フォスター愛用のモールトン自転車
フォスターはフランク・ゲーリーやザハ・ハディドと比較すると正統というか、ややおとなしい感じのする建築家です。こんなに多くの建築物が世界中にあるとは知りませんでした。まさに世界的な大家です。


スカイギャラリーのカフェスペース。いいですね。こういう場所でゆっくり読書をしたいが、入場料が高い。

黒川紀章設計の国立新美術館。手前は政策研究大学院大学

元麻布ヒルズフォレストタワー





スカイギャラリーの出口付近に展示されている宮島浩一の金属オブジェNANONANO。宮島は長岡秀星の弟子だそうです。










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