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MUSIC IS THE SCENERY

いつも背景には音楽がある。
インディー・ポップ中心の洋楽ブログ。

Al Stewart / Post World War Two Blues(戦後ブルーズ)

2009-12-24 00:11:14 | 今日の一曲

1945年9月、グラスゴー生まれのAl Stewartが
I was a post-war baby in a small Scots town
I was three years old when we moved down south
Hard times written in my mother's looks
With her widow's pension and her ration books

ぼくはスコットランドのちっぽけな町で生まれた戦後っ子
ぼくが3歳の時に南へ移り住んだ
ぼくの母の顔にはつらい時代のことが描かれている
未亡人下宿や配給通帳にも

と歌います。

Bob Dylanの2ndアルバム収録曲
Talking World War III Blues」(第3次世界大戦を語るブルース)から
ヒントを得て作られたという曲で
73年の米国デビューとなった5枚目のアルバム
『Past, Present and Future』に収められています。

I can still remember the last time I cried
The day that Buddy Holly died
I never met him, so it may seem strange
Don't some people just affect you that way

ぼくは今でも最後に泣いた日を憶えている
それはバディ・ホリーが死んだ日だった
ぼくは彼と会ったことがなかったから不思議かも
ある人物があなたにもこういう風に影響することはないかな

前作までは私小説的な歌を歌っていたAlが
このアルバムからは題材を史実からとるようになっています。
この曲でもAneurin Bevan、Churchill、Louis Mountbatten、
Macmillan、Christine Keelerらが登場します。

I came up to London when I was nineteen
With a corduroy jacket and a head full of dreams
In coffee bars I spent my nights
Reading Allen Ginsberg, talking civil rights
ぼくは19歳の時にロンドンへ出てきた
コーデュロイ・ジャケットを着て頭には夢をいっぱい持って
コーヒー・バーでぼくは夜を過ごした
アレン・ギンズバーグを読み、市民権について語った

曲終盤ではさらに
'Cause MUSIC WAS THE SCENERY
Jimi Hendrix played loud and free
Sergeant Pepper was real to me
Songs and poems were all you needed
音楽は舞台背景だった
ジミ・ヘンドリクスは大きく自由に演奏した
サージェント・ペパーはぼくにとって現実だった
歌や詩は必要なものだった

と歌います。

そうなのです。
前にも一度書いたと思いますが
このブログのタイトルはここから拝借しています。
YouTubeにあったので改めて書きました。

今では普通のおじさんのような姿になってしまいましたが
写真は70年代後半の凛々しい頃です。

「Post World War Two Blues」

そして、これが14年前の映像。
この曲は一応、クリスマス・ソングです。
「Modern Times」


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Mikado / Nauflage En Hiver

2009-11-11 00:08:17 | 今日の一曲

冬の歌ということで「Nauflage En Hiver」。
邦題「冬のノフラージュ」。
ベルギーのクレプスキュールからEPを出した後
85年に日本のノン・スタンダードから唯一のフル・アルバムを発表。
細野晴臣らYMOの3人をうならせ
カヒミカリィら日本のアーティストに影響を与えた
Pascale BorelとGregori Czerkinskyによる
フランスの男女デュオMikado。

「Nauflage En Hiver」はアルバムからのシングル曲で
日本のCMソングにも使われました。
解散後しばらくして98年に未発表曲多数を含む『Forever』という
23曲入りベストがLe Village Vertからリリースされましたが
なぜか好きな2曲「L'exotisme」(MySpaceで聴けます)と
「Carnaval」が収録されていませんでした。

「Nauflage En Hiver」


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The Pipettes / ABC

2009-11-03 00:37:25 | 今日の一曲



アルバムを出したのは3年前の06年なのに
なんだかもう随分懐かしい感じがするThe Pipettes。
昨日がXTCで、今日はこの曲。
デビュー・アルバムにも収録されていましたが
05年6月に7インチで発売されていた「ABC」です。

He knows about
A B C 1 2 3 X Y Z
But he don't know about X T C
A B C 1 2 D even I
Ain't in any of his categories

ABCや123など、数学や科学はよく知っているのに
XTC(ecstasy)を全く知らない、自分に興味を持ってくれない
つまらない彼氏のことを歌った曲です。
ecstasyといっても押尾学のMDMAのことではなく
文字通りのエクスタシーのことのようです。

そういえばアニメのPVに出てくる男性は
身近に何人かはいそうなタイプの風貌ではあります。

ところでRose Elinor Dougall(Rosay)と
Rebecca Stephens(RiotBecki)が昨年初めに脱退してしまい
その後にGwennoの妹のAni Saundersと
Anna McDonaldという女性が加入しましたが
すでにAnnaは7ヵ月で止めてしまい
代わりにBeth Mburu-Bowieが今年初めに新メンバーになったようですが
このBethも10月にバンドを離れてしまったらしいです。

現在は再びGwennoとAniの姉妹だけの状態のようです。

「ABC」



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XTC / Grass

2009-11-02 02:03:43 | 今日の一曲

86年のアルバム『Skylarking』に収録。

先週がとても忙しかったので
この2日間はのんびりと過ごしました。
聴く音楽もJenn Grantだったり
この曲だったり
かなりまったりとしたものが中心です。
もうすぐThe Woodlandsのアルバムも届きそうです。

「Grass」


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Bob Dylan - Blowin' in the Wind

2009-10-19 00:10:48 | 今日の一曲

何もこのブログでフォークソングの名曲や
Dylan、反戦歌などを語る気は毛頭ありません。
ましてやこの曲をヒットさせたPeter, Paul and Maryの
Mary Traversが先月他界したこととも関係ありません。

しつこく、先週書いたDylan+Mondegreenの続きです。

The Beatles「I Want to Hold Your Hand」は
Bob Dylan本人の「mondegreen」(歌詞の聞き間違い)でしたが
今回はBob Dylanの曲で「mondegreen」の
代名詞のようになっている「風に吹かれて」です。

The answer, my friend, is blowin' in the wind,
The answer is blowin' in the wind.
その答えは、友よ、風に吹かれている
その答えは風の中にある

曲のサビ部分ですが
このTHE ANSWER, MY FRIENDの部分が
THE ANTS ARE MY FRIENDS(蟻はぼくの友達)
に聞き間違える人がいるようなのです。

イメージ的にファーブルか熊田千佳慕氏ですね。

私には蟻の友達はいないので
このような聞き違いはアリませんでしたが。

ちなみにBob Dylanの曲はそれほどたくさんは知りませんが
一番好きなのは「Just Like a Woman」です。

Blowin' in the Wind



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The Beatles - I Want to Hold Your Hand

2009-10-11 00:19:34 | 今日の一曲

別にボックス・セットの発売で
The Beatlesがマイブームになっているわけでもなく
写真が間違っているわけでもありません。
今日の一曲は「抱きしめたい」であり
写真はノルウェーのSSW、Dylan Mondegreenなのです。

The Beatlesとノルウェーならば
「Norwegian Wood」だと思った人がいるかもしれませんが
全く関係ありません。

Fastcut Recordsから出た
Dylan Mondegreenの日本盤はまだ購入していないので
名前の由来などはもしかしたら
ライナーノートに書いてあるのかもしれませんが
なんとなくDylan Mondegreenから
「抱きしめたい」にたどり着いてしまったのです。

「Dylan」の部分はBob Dylanか
Dylan Thomasではないかとだいたい察しがつきますが
問題は「Mondegreen」の部分。
聞いたことないけど人の名前なのかとも思いましたが
割と最近の英語辞書で新たに採録された
最先端の英単語のようです。
「発話や歌の聞き間違いから生じた語句」の意味です。

作家のSylvia Wright氏が1954年に造語したもので
雑誌「The Atlantic」向けに執筆した記事の中で
同氏が子供の頃スコットランド民謡「The Bonny Earl of Moray」の歌詞を
聞き違えていたと告白した際に使われたのが初出だそうです。

"They have slain the Earl of Murray, And laid him on the green."
(やつらはマレー伯爵を殺し草地に横たえた)
"They have slain the Earl of Murray and Lady Mondegreen."
(やつらはマレー伯爵とモンデグリーン夫人を殺した)

上の部分を下のように聞き違えたのです。

さらにBob Dylanとmondegreenが結びついたのが
The Beatlesの「I Want to Hold Your Hand」なのです。
Bob Dylanはこの曲の中の"I can't hide"の部分を
"I get high"と聞き違えていたようで
1964年にThe Beatlesが渡米した際にホテルを訪れ
常習者だと思ってメンバーにマリファナを差し出したところ
4人とも初めてだったことに驚いたという伝説があるそうです。

そしてそのDylan Mondegreen、12月の来日ツアーが決まりました。


 「I Want to Hold Your Hand」

ついでにDylan Mondegreenの
「The World Spins On」も → 




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The Smiths / The Draize Train

2009-09-22 21:43:19 | 今日の一曲

知らぬ間(Rhinoから7月)にThe Smiths「Singles Box」という
12枚組シングル・ボックスCDが発売になっていました。
シングルのジャケットにもこだわりがあるThe Smithsなので
かなり食指を動かされるところですが
収録されているのは「Bigmouth Strikes Again」まで。

「Panic」以降の作品は入っていません。
残りのシングルの枚数を考えると第2弾があるのかどうか
かなり微妙な感じがします。

というわけでThe Smithsのインスト3曲(確か)のうち
「Money Changes Everything」はCD化なりましたが
「The Draize Train」はなりませんでした。

「The Draize Train」 ↓
http://www.youtube.com/watch?v=qJb1TJXCFcM


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Everything But The Girl / Angel

2009-08-25 00:08:01 | 今日の一曲

85年発表のEBTG名作2nd『Love Not Money』収録曲で
そこからの2ndシングルにもなった曲ですが
おそらくこの2人のシングルの中で一番目立たない曲です。
そんなわけでプレス枚数が少なかったために
希少価値があるという話を聞いたことがありますが
なぜかこの12インチ・シングルを持っています。

世の中に背を向けて生きてきた2人。
この曲ではBen Wattの書くメロディーも
Tracey Thornによる詞もとにかく物悲しいです。

And if she were a kitten
Someone would take her home
But we've no pity for our own kind
Our hearts are stone
Our eyes are blind

この曲の終盤のピアノの音を聴くと
なぜかBruce Springsteen「The River」を
思い出してしまいます。

「Angel」↓
http://www.youtube.com/watch?v=OX3TooaQNWk


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Back To The Old House(John Peel Sessions)

2009-08-13 01:43:57 | 今日の一曲

3rdシングル「What Difference Does It Make」の
カップリングだったオリジナル・ヴァージョン
それほど心を打たれませんでしたが
『Hatful  Of Hollow』に収録のアコースティック・ヴァージョンは
初期The Smithsを象徴するピュアな曲と言っても
過言ではありません。

このヴァージョンを聴いて歌詞と訳詞を見て
切ない思いをしたものです。

When you cycled by
here began all my dreams
the saddest thing I've ever seen
and you never knew
how much I really liked you
because I never even told you
oh, and I meant to
君が自転車で通り過ぎていった時
すべての僕の夢は始まったんだ
僕がこれまで見た中で一番悲しい出来事
君は知るはずもない
どれだけ僕が君を好きだったのかを
なぜなら君に告白しなかったから
ああ、そうするつもりだったのに

Back To The Old House(John Peel Sessions)↓
http://www.youtube.com/watch?v=PIMkHnT2BB4


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Paths That Cross / Patti Smith

2009-08-07 00:02:08 | 今日の一曲

ドキュメンタリー映画「パティ・スミス:ドリーム・オブ・ライフ」が
いよいよ日本でも8月29日に公開になる
Godmother of Punkの異名を持つPatti Smith。
女性ロッカーでは、やはりこの人を一番に思い浮かべます。

Patti Smithといえば一般的に知られているのは
76年の1stアルバム『Horses』と
Bruce Springsteenの曲で78年に大ヒットした
Because The Night」です。

「Paths That Cross」は映画のタイトルにもなっている
88年の5枚目のアルバム『Dream Of Life』に収録。
このアルバムではシングルにもなった
People Have The Power」の方が有名ですが
ゆったりとしたこの曲が個人的なベスト・トラックです。
もはや初期の毒々しさは影を潜めましたが
それでもポジティヴで力強いです。
さすが詩人、詞がまた素晴らしいのです。

Paths That Cross ↓
http://www.youtube.com/watch?v=oOeFReDIiLY


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