アトリエ 籠れ美

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平成27(2015)年5月4日より

油彩筆は1本3000円まで(水彩筆は1本1万円出してもいい)。

2024-03-23 03:00:00 | 画材、技法、芸術論
 これは、私が昔通っていた地元の美術教室の先生の言葉です。

 まあねえ、油絵って描くとき、何本も絵筆を取り替えるので、ある程度の本数が必要。だから筆の大きさを問わず(大きい筆ほど高価)、1本3000円が限度、というのはよくわかります。だって10本買ったら3万円だもの。

 その点、水彩画は筆1本で描き上げるのが普通なので、頑張って(つまり奮発して)1本1万円出しても惜しくない(って、でも絵筆も絵具同様、消耗品なので、いずれ買い替えが必要ですが)。

 なんで油絵は複数の筆が必要で、水彩画は描くのに1本の筆で済むのかは、描いたことのない人には、わからない話ですが(説明すると、水彩絵具は水で簡単に洗い落とせるから)。


 私も油彩筆はたくさん持ってます。豚毛、ハード・リセーブル、リセーブルと、種類ごとに20本ずつぐらいあるんじゃないかなあ(こつこつと買い足しました)。水彩筆はそれより圧倒的に少なく、10本もないです。

 私は、絵は油絵が中心で水彩画はさほどでもないので、水彩筆は少ないかもしれません。おそらく水彩画専門の人なら20本近く持っているんじゃないかと。


 今は何でもお金を出せば買える便利な時代だとか言いますが、お金を出さないといけない。お金がないと何事も始まらない。

 何をするにせよ、資金が必要。そのために毎月の貯金が必要ということになります。

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