アトリエ 籠れ美

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平成27(2015)年5月4日より

ジーパンそもそも論

2023-12-14 03:00:00 | 画材、技法、芸術論、美術書全般、美術番組
 ジーパンは元々は不良が穿くもので、不良の象徴でした。なぜかというと、滅多に洗濯しないから。だから不衛生。不潔。だらしない。反抗的なものでした。

 脱いだら部屋のその辺に放りっぱなしでまた翌日穿く。生地は厚いし丈夫だから、少々汚れても手で払ってそのまま。汚れた手をジーンズで拭いてしまうこともしばしば。

 それがいつの間にか、ジーパン穿くのがおしゃれになった。これはジーパン世代(おそらく今の50代以上)が大人になり、そのまま普段からジーパンを穿き続け、年齢がいって、大人の穿き物に変化したから。


 ちなみに今の日本の若い世代はジーパンは穿きません。なせかというと窮屈だから。楽な綿パンを穿きます。「おしゃれは痩せ我慢」とかは無縁。しかし合理的。

 確かに日本は土足文化ではないので、つまりは家では靴を脱いで生活するので、必ず座るわけではない。しゃがんだり、正座したり、あぐらをかいたりする。寝そべりもする。

 そうなるとジーパンは動きにくく、不便でしかない。加えて高温多湿だから、夏のくそ暑いときに、ジーンズなんか穿いていられないというわけだ。


 かく言う私も50代。最近ジーパン復帰いたしました。ジーパン穿くと他のを穿かなくなるという理由で、10年以上ジーパンを穿いてませんでした。

 個人的には楽ですね、ジーパン。楽というのは、気楽でいいという意味です。真夏でも穿いてました昔は(さすがに洗濯してましたが)。

 ちょうど今まで穿いていた綿パンの類いを買い替えないといけなくなったので、ジーパンに切り替えた次第(古着屋で買ってきました)。

 これからはずっとジーパンを穿いていこうと思ってます。


 付)私はジーパンにこだわりはありません。高価なものにも興味なし。

 注)ゲームセンターも同じですね。ゲームセンターは昔は不良の溜まり場でした。

 蛇足)私は10代の頃は、黒いジーパンも穿いてました。黒って、まだ売っているのかな。あれば欲しいところですが。

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