アトリエ 籠れ美

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平成27(2015)年5月4日より

ロールキャンバスその3

2021-10-21 03:00:00 | 画材、技法、芸術論、美術書全般、美術番組
*「ロールキャンバスその2」(2020-07-16 の記事) の続き。

 東洋クロスの「TOCLO CANVAS(トークロー)」、ロクシ―A3(中目、油性地)1.4mの10m巻で、税込2.8万円(写真参照)。

 これの使い心地なんですが、私にはやや不向きな印象です。大作や小品にと、この一年ほど使ってきましたが、厚塗り向きのキャンバスで、私のように薄い絵具層を重ねていくには、ちょっと使いづらいですかね。

 あくまで私個人の感想なんで、参考程度にもなりませんが、一応ご報告ということで。

 まだ買ったロールは残っていますが、これを使い切ったら、できれば別のを探してみるつもりです。もし他にいいのがなかったら、またこれを使うことになると思います。

 別に悪いキャンバスではありません。しっかり作られていますし、1.4mの10m巻で、税込2.8万円で買えるわけですから、安価で良質です。

 良いものは高いとわかってはいても、なかなか手が出ない。そんな描き手の多い中、メーカー側も苦労していろんなキャンバスを用意してくれています。

 あれこれと選択の自由があることに感謝しつつ、できるだけ自分に合うものを探していこうと思います。

 注)新宿の世界堂本店で、膠引きのロールキャンバスを売っていて、実はこれを使おうと思っていたんですが、もう売ってません。取り扱いがあるのか、つまり取り寄せが可能なのかどうか、確認したいです。

 付)ロールキャンバス1.4mの10m巻で、10万円出せるんだったら、最高級のが買えるんですけどね、なかなかそうもいきません。

 蛇足)膠引きのと、使ったことのないキャンバスと、両方を揃えて、あれこれ試したいところなんですが。

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