アトリエ 籠れ美

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平成27(2015)年5月4日より

使い切った絵具のチューブは取っておくべきか

2022-10-13 03:00:00 | 画材、技法、芸術論、美術書全般、美術番組
 結論から言うと、取っておくべき。理由は自分がどのメーカーのどの絵具をどれぐらい使ったかがわかるから。

 これは特に自分のパレット(色の選択)が決まっていないときに有効で、いろんな絵具を試しているとき、使い切ったチューブを捨ててしまうと、どの色を使ったのかわからなくなってしまう。

 その都度メモを取ればいいという話もありますが、意外とメモするのは面倒。それよりも使い切ったチューブそのものを空き瓶にでも入れて取っておいた方が手軽です。

 私の場合、空き缶に入れています。ある程度溜まったら、適当な時期に不燃物でゴミ出ししています。

 自分のパレットが決まっているとしても、使い切ったチューブを取っておけば、どの絵具をたくさん使ったのかがわかるので便利です。

 また気まぐれで買って使ってみた色も時にはあるでしょうから、そうしたものも使い切ったチューブを取っておけば、こんな色を使ったことがあるんだと、振り返ることができます。


 油絵具、水彩絵具、アクリル絵の具など、どんな画材の絵具のチューブでも、使い切ったら取っておくと後で役立ちます。

 同じ色でもメーカーやブランドによって色味や練り具合が違う場合があるので、使い切ったチューブを取っておくと何かと便利です。

 小さな空き缶や空き瓶一つあればいいので(例えばインスタントコーヒーの瓶など)、使いった絵具のチューブを取っておくようにしてみてはいかがでしょうか。


 付)市販の溶き油(リンシードなど)の空瓶も取っておくと、同様の理由で役立ちます。ペインティングオイルなどは成分表示がしてあるので参考になります。これは特に溶き油を自作するには必須と言えるかと。

 注)だから市販の溶き油の場合、敢えて小瓶も買って、その空き瓶を取っておけば場所を取りません。

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