2010年G1第７戦・ヴィクトリアマイル予想

◆先週のＮＨＫマイルは自信タップリの６点予想。うち
３頭のワンツースリーで決着し、レース後「チェッ３連複
のみの的中かい」とかボヤキながら馬券みたら、なんと・・・
なーんも的中してねーでやんの。この馬券下手め。

◆今週は2010年G1第７戦・ヴィクトリアマイル。ここは巷間
「２強」との評価がとびかっているが、どっこいそう一筋縄
ではいかんのじゃないかい？

　ブエナビスタはこの春シーズンはここの後は無事であれば
安田記念と宝塚記念を目指すことになるのだろう。昨年のう
ちから牡馬を含む古馬一線級と覇権を競ってきたこの馬が牝
馬限定のこのレースを使う理由はただ一つ。
「牡馬一線級と競うこれからの２戦に向けた叩き台であり、
しかしながら馬の負担を軽減するためには定量で出られる
Ｇ１を使う」ということだろう。
　その意味では、このレースでメイチに仕上げることはしな
いし「どうしても負けられない」ということでもないのだろ
うとは思う。だが、かといって「８分の出来でここで勝てな
いようでは牡馬混合戦で勝負できない」位の評価を松田博調
教師はしているように思う。
　したがって、今回の予想ではブエナビスタ１着以外の予想
はあり得ない。予想としては、直線遥か先をただ１頭走るブ
エナビスタを画面から消去した時にどの馬がどう馬券範囲に
やってくるのか、ということを読みきるのみ。

◆レッドディザイアは確かに抜きん出た実績をもつ。しかし
ながら松永幹調教師のこのレースに関するコメントは「もう
少し距離は欲しいのは確か、ドバイから戻った時には体が
萎んでいたが放牧で戻った」というものだった。
　距離がベストではないこと、体調がベストではないこと、
現在の馬場が後方からでは差し届かない可能性が高いゆえ
ドバイで最後方から全頭を差しきった経験が却ってこの馬に
馬場に対し不向きな展開を強いることになること、
などなど。蹴飛ばす理由は次々思い浮かぶ。
　絶対能力とすればブエナビスタの直後にくるはずだが、
諸般のマイナス要素に足をとられ、直線もがき苦しむレッド
ディザイアの姿もあり得る。２番手評価ではあるが、３着を
外す可能性にも備えておきたい。

◆その他では、「重賞勝ち馬もしくはＧ１で３着以内」との
条件を付しながら、併せて「近５走で牡馬混合のオープン戦
で互角の勝負をしてきた馬」をマークすることにしたい。

　条件に該当するのは、
13　ワンカラット
15　アイアムカミノマゴ
18　プロヴィナージュ

　さらに、近２走はプロヴィナージュとほぼ互角に渡り合って
いる9ブロードストリート、先行有利の馬場を味方につけそう
な12ブラボーデイジーをマークする。

◆評価の総括
　◎　11　ブエナビスタ
　▲　17　レッドディザイア
　△　13　ワンカラット
　△　15　アイアムカミノマゴ
　△　18　プロヴィナージュ
　△　９　ブロードストリート
　△　12　ブラボーデイジー

◆馬券＜30200＞
　◇単＋複＜200＞
　　11番：@100
　◇３連単＜25000＞
　　11-17-9,12,13,15,18×@2000
　　11-9,12,13,15,18-17×@1000
　　11-9,12,13,15,18流し×@500
　◇３連複＜5000＞
　　11,17-9,12,13,15,18×@1000