飛行機のアクシデントで戻れず

　１／４は甲府に戻る日。１５時ミュンヘン大橋バス停から空港バスに
乗り込み、一路新千歳空港へ。
　空港への到着は１６：２０頃。年末始を故郷で過ごした家族連れが
うじゃうじゃいる。出発予定ボードはどこにいくのも「満席」のオン
パレード。「うんうん。遅れたら大変だから早くきて正解ひゃ」と自己
満足しつつ、自動チェクインに向かう。今回はいつも利用するＪＡＬでは
なく、久しぶりにＡＮＡの利用。ＪＡＬは早い時期にいい時間の便が予約
で満杯になったため、やむを得ずＡＮＡの利用となったもの。
　チェックイン機にＡＮＡのマイレージカードを入れると、「カウンター
にてお取扱」との表示。あれれ？そういや以前機材変更になった時にこう
いう表示が出たことがある。ＡＮＡめ、全く仕方ねーなー、とつぶやきつつ
カウンターへ。
　するとおねーさんから衝撃的な一言。「本日の予約はございませんが」
だと。
　「な、なにぃーーっ」そんなはずねーだろ。旅慣れたオイラがそんなヘマ
するわきゃねーだろ。と余裕ぶっかまして自分の予約メモを見ると「１／４
１６：１５新千歳発ＡＮＡ０７７便」とある。その旨ねーさんに言うと
「７７便は羽田から千歳の便です」とのお言葉。さらに「お客様はその便
のチケットをすでに１２／６にお受け取りになっています」だと。
　「ちょ、ちょっと調べてみます」と、この時点でようやく事の重大さに
あせるオイラ。どう考えても帰りのチケットなぞ受け取った覚えはない。
「とうとう飛行機予約にもハッキングが出現か」と一瞬考えたが、そこで
ハタと気がついた。「なーんだ。１２／６にチケット購入ってのはチケット
レス決済したってことじゃん」
　ここで再度強気になったオイラ。再びカウンターへ。「さっき、コレコレ
という話だったけど、チケットレス決済だったんですよね」すると、今度は
違うねーさん（どうやら前のねーさんよりは場数を踏んだベテラン）が
端末叩いて即座に「お客様の予約は１／３の１８：１５羽田発千歳着の
予約になっております。本日は予約で満席になっていますので、明日午前
の便でないとおとりできません」とのお答え。

　この瞬間オイラはすべてを悟ったね。
自分が帰りのチケットだと思って購入していたのがとんでもない間違い
チケットだったってことが。
　完敗です・・・・・。
　それからあとは、敗戦処理。翌日（つまり今日）７：５０発の便を改めて
予約し、間違ったチケットを手数料ナシで払い戻し、ＪＲの最終のかいじ号
の予約を１／５の１１：３０新宿発に変更し、千歳市内に移動し、ホテルを
予約し、正月だというのに一人寂しく一泊さ。今さら自宅に戻ってもめっちゃ
朝早く出ないといけないんでね。

　この影響で、支店で１／５朝から組んでいた予定はすべてキャンセル。
あーあ、やっちまったよ。
　ついでに移動途中の電車の中で購入した金杯は両方とも完敗だし。

ま、いいや。
これを教訓に今後は航空機予約は念には念を入れて確認しよう。

今回の教訓：思い込みは危険。

のちとなることを祈りつつ・・・。