もとmoto元・甲斐の馬券神

2007年甲斐から笄に、2011年芝浦に拠点を移し、さらに2016年からは本拠札幌にて競馬三昧の日々を送る毎日。

換気扇のメンテナンス・交換工事までの過程とその結末

2023年11月06日 | Weblog
◆10月末の甲府信玄公祭り遠征から蝦夷自宅に戻ると、4日間ほど自宅以外のところで暮らしていたからか、浴室の換気扇の作動音がヤケに五月蝿く感じられて仕方がない。
 よくよく考えれば、自宅も平成14年から築20年を経過したので、いろんなところで経年劣化するのは仕方がない、っていうかむしろ自然な成り行きではある。
 ただ、浴室の換気扇の騒音はかなりひどくなってきていて、試しに風呂場に音源を置いて換気扇を回してみると、そのノイズで音楽がほとんど聞こえないレベルになっている。甲府遠征から帰ってきた後も、夜寝る際に除湿のため換気扇を運転したまま浴室のドアを開放しておくと運転音が気になって寝られないほど。
 これじゃあ年末に子供等が帰省した際に苦情殺到だろう、と思い、早速換気扇交換のコスト調査を実施した。
 換気扇の市場価格はヨドバシやビックではメーカー希望価格約20000円の20%引きほどで、パナソニック製「FY-17C8」や三菱電機製「VD-10ZC13」といった定番商品の価格はポイント還元込みで約15000円前後。ところが、アマゾンで調べるとこの両社製とも5000円そこそこで入手することが分かった。アマゾンの割引率は実に75%OFFの水準だ。家のパーツ交換ってのはDIYでは敷居が高く専門家に頼みたくなるところだが、こうした修理用品の定価と実売価格の差分の大きさってのが、素人に対して「見積上は修理用品価格は定価の20%OFFに格安設定」と見せて、工賃以外に修理用機材でも利益幅を取るためのネタだということが良く分かる。

◆初めに思いついたのは自宅を購入した建設会社のリフォーム部門への発注だったが、その会社のリフォーム部門は昨年の外壁再塗装時の際に見積もりの高価さや手際の悪さに辟易した悪い記憶しかない。
 なので、外壁再塗装時に学んだ、実際に工事をやる「独り親方会社」への直接発注の道を探すことにした。元請け・二次請けを通さない分安くできるだろうし・・・。
 さて、リフォーム発注に当たり留意すべきことは、悪徳業者を回避すること。リフォーム事業ってのは新規参入のハードルが低いようで、電気工事士資格さえもっていれば換気扇工事やエアコン工事がスルッとできちゃうらしい。こういうところが「リフォームには悪徳業者が多い」という所以だろうな。
 悪徳業者に引っ掛かると後々面倒なので、YAHOO検索にて居住地近近辺の換気扇取替工事の見積もりサイトを調べてみる。郵便番号を入力すると近辺の複数業者から見積提案を取れる「ミツモア」というサイトに簡単な情報を入力。前提条件は「必要部材は自己手配」ということで。

◆ すると情報入力から30分後には3社から見積提示があった。A-B-Cは見積提示順の並び。
 浴室換気扇取替工事見積提示価格(いずれも税込)
 A社=16500円
 B社=8000円
 C社=12000円
 単純に価格の数字面だけを見ると8000円のB社で決定なワケだが、B社に関する他のサイトで周辺情報を調べると、どうやらB社はいわゆる「便利屋」を主業にしているらしい。
 次に安い12000円のC社は、クチコミのほとんどがエアコン工事で家電量販店の取付・交換工事が主流のようにみえる。
 見積最高値16500円のA社は、プロフィールによれば換気扇工事が主業のようで、初連絡のチャットにも具体的な推奨製品名・型番が記載されている。
 という3択の中で選んだ発注先は最高値ではあるが16500円のA社に決定。決め手は「換気扇工事経験値の多さ」だ。ホントにそうかどうかは分からんが、嘘八百のまかり通る代理店営業のビジネスをくぐり抜けてきた馬券神の勘がそう教えてくれた。

◆自分の選択の正当性に確信がもてなかったので、その後数時間アタマの中を熟成させる。
 夜になり出した結論は「やっぱA社発注で決定するべ」。
 じっくり8時間熟成した結論を紹介サイトに入力。すると直後にA社から「発注あざす」の電話連絡が。
 気になっていた、パナソニック製「FY-17C8」や三菱電機製「VD-10ZC13」の違いとA社が三菱製推しとしている理由を聞くと、即座に「三菱製は羽にハイブリッドナノコーティングってのを施してるんで、汚れにくいから」との即答あり。おお、やっぱ換気扇のプロは違うな、と実感。

◆てな経緯で、20年来使い続けて寿命を迎えた浴室換気扇は、2023年11月8日(水)をもってその役目を終えることとなった。
 さて、2日後の工事はどんな結末を迎えることになるんだべか?ハッピーエンドを期待しておこう。

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◆換気扇交換プロセス
 2023年11月2日 見積比較サイト登録。同日に3社から見積提案を受領。半日検討後に発注先決定。取付工賃=¥16,500。具体的工事日はアマゾンで調達する交換機材の現物確認後とした。
         アマゾンにて三菱電機製「VD-10ZC13」を注文。鬼嫁がプライム会員のため、送料+税込で¥5,110円。(メーカー希望小売価格=¥19,800)
 2023年11月5日 アマゾンより三菱電機製「VD-10ZC13」到着。取付業者に工事希望日=11/8または11/13の旨と詳細住所を連絡。
         取付業者から「11/8に工事実施可能」の旨の回答。工事日=11/8に決定。
 2023年11月8日 10:00 取付業者来訪。換気扇取替工事開始。
         11:00 換気扇取替工事終了。工事料金を現金にて支払い。取次サイトへの工事終了処理も完了。

◆換気扇交換をしてみての感想
 これまでは老朽化した換気扇の運転音は閉鎖空間の浴室だとかなり賑やかで、体を洗い終わるころには耳が難聴状態になるほどだったが、新換気扇は耳を澄ましても運転音すら感じ取れない静寂を我が家にもたらしてくれた。
 今までの換気扇騒音は、たった30分ほどの入浴時間なのに風呂場を出る頃にはグッタリするほどのストレスになっていたが、こりゃあケチって早目の換気扇交換しなかったのは大失敗だったな、というのが反省だ。これまでは、毎日の癒しであるべき入浴タイムがストレス満載の状況だったのに、これからは「入浴タイム=癒しタイム」になるだろう。¥21,600の出費はストレス対応費用と考えれば安いもんだ。
 世の換気扇のうるさい風呂場で耐え忍んでいる同胞たちに対して、ワシは高らかに宣言しておきたい。

 者どもよ。古い換気扇に我慢するな。勇気をもって交換すべし。と。

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