◆ここまで残った馬、以下のとおり。
2アドマイヤムーン(???)
5コスモバルク(五十嵐冬)
6スイープトウショウ(池添)
8ダイワメジャー(安藤)
10ディープインパクト(武豊)
12トウショウナイト(武士沢)
13ドリームパスポート(内田博)
16メイショウサムソン(石橋)
◆1週前の個別コメント
2アドマイヤムーン(???)
皐月賞終了後、武豊のフサイチジャンクとの二者択一の結果につい
て伊藤雄二は雑誌のインタビューにこたえてこうコメントしている。
「切れるのはアドマイヤムーン。豊クンはヒューンと切れるのでお
そらくアドマイヤムーンの方に乗ったと思うんです・・・」
その後アドマイヤムーンはダービーで7着に終わるものの天皇賞(秋)
ではスイープトウショウに先着する3着に善戦し、武豊をもってして
「あのスイープトウショウに先着したのが嬉しい。来年が楽しみ」と
言わしめている。
ダービー予想では「武豊はダービーに勝てる馬を選択するハズ」との
見立てでアドマイヤムーンを本命にし爆死したが、今思えば、武豊は
皐月賞では「最も皐月賞を捕る可能性の高い馬」をシンプルに選択した
だけだったのかもしれない。
と、するならば、アドマイヤムーンにとっての最適距離は2000m
以下なのかもしれない。
他馬との能力比較においてアドマイヤムーンが優れているのなら、
中山2500mがこの馬にとっての適性距離にないとしても、能力差
によって我慢できるもしれない可能性は残る。
5コスモバルク
天皇賞(秋)・JCともに4着と善戦していることから、一応の
人気にはなることが予想される。
しかし、鞍上の五十嵐冬彦は、ここまで国内の大舞台ではことごと
く期待を裏切り続けている。G1での唯一の好走の2004年JCは
乗り替わりのルメールが絶妙の騎乗で押さえ込んだものであり、また
1着馬も世代の間隙をついたG1馬であるゼンノロブロイであり、高
い評価を与えるべきものではないように思えてならない。
少なくともディープに先着する可能性はゼロであり、2着以内にくる
こともないのだろうと推測する。
バルクはどんなレースでも最後の直線でヨレるらしい。このヨレるこ
とが、最後の1ハロンでの伸びに欠けることにもつながるのだろう。
ここまで、そこそこ善戦はするが、一流どころの揃うG1で連に絡め
ないのには、そういったことも原因になってるんだろうと推測する。
コスモバルク、本日をもって消しとする!
6スイープトウショウ
中距離での強さは牡馬を含めても一線級のものがある。エリザベスの
結果をみると、この馬よりもカワカミプリンセスの方が能力が高いのか
もしれないが、ディープを除く古牡馬とは互角以上の能力がある、とい
うのが大方の評価だろう。
ここまで「春3戦、秋3戦」というのがお決まりのパターンだった
のが、今シーズンは例外的な4戦目となる。それが吉と出るか凶と出る
か興味深い。
ディープは超スローになった場合4角先頭にもっていくだろうから、
レースが超スローになった場合には、この馬がロスないコース取りで
2着に突っ込んでくるケースも想定できる。
エリザベス女王杯の3着(実質)について、同レースでアドマイヤ
キッスに騎乗した武豊がスイープについてしたコメントは「スイープ
が思ったほど走らなかった」だった。最後の直線で弾けなかった理由
は想像すべくもないが、却って天皇賞とエリザベスで目一杯の競馬を
しなかったことが、この有馬に余力を残すことになり良い方の賽の目
がでるのかもしれない。2着の有力候補。
ちなみに、エリザベスで5着に終わったアドマイヤキッスは、武豊
が「スイープトウショウやカワカミプリンセスに勝つためにあえて勝
負を賭けて先行してみたが、やはり後方待機が合ってる。いつもの
レースさえしていればフサイチパンドラ(繰り上がり1着)のあたり
にはいけた。この馬の適性はマイルから2000m当りのようだ」と
コメントしている。来年のヴィクトリアマイルは、この情報を忘れず
に。
8ダイワメジャー
武豊の予想では「有馬ではこの馬が2番人気だろう」とのこと。
マイルCSで完璧な勝利を飾ったことにより、距離不安を指摘する
向きもあるかもしれないが、そもそも皐月賞勝利直後にあのマイネル
総帥の岡田繁幸は「ダービーはこの馬が最大のライバルになる」と
コメントしている。玄人目からは十分チャンピオンディスタンスも
こなせる、という評価なのだろうと思う。
「東京の2000mをこなせる馬は中山の2500mもこなせる」
そうだ。混戦といわれた今年の天皇賞(秋)を正攻法で制し、ここ
まで3連勝を飾った勢いに乗り、2着にくる可能性も高い。
10ディープインパクト
「凱旋門賞は馬体が立派過ぎ。G1を制する馬体はもっと脂っ気
が抜けた馬体であることが望ましい」と伊藤雄二はコメントしている。
JCのディープインパクトはデビュー以来最小となる436kg
ではあったが、伊藤雄二のいうところの「脂っ気が抜けた」馬体に
見えた。
引退前の最後の一戦となるこの有馬でもてる最後の力を発揮できる
のか?ディープの取捨はこの1点にかかっている。
タフな勝負となった海外遠征はあるものの、前走JCは手薄なメン
バー相手に比較的楽な勝利ゆえ、秋3戦目のここでは、まだ余力は
残っているものと確信する。
12トウショウナイト
超スローで切れ味負けした京都大賞典を除くと、近走実績は、コス
モバルクを0.7秒ちぎった札幌日経OP1着と57.5kgを背負
いながらアイポッパーの追い上げをしのいだアルゼンチン共和国杯1
着と好調といえる。
4歳時も春シーズンは「掲示板にやっと載る」程度の今一歩の成績
だったが、11/21から3連勝でオープンに上がり、さらに2月3
月のG2の2戦をともに2着と、寒い時期に調子をあげ、好調時期が
長続きするタイプなのだろう。
今年は9/3の札幌から好調時期に入ってきており、これが4戦目
だが、まだまだ好調時期は継続する可能性もある。
穴馬としてぜひともマークしたい1頭。
13ドリームパスポート
菊花賞は武幸四郎の一発にしてやられたが、最も強い競馬をしたの
は、この馬。
父フジキセキであり、体型も胴が詰まった形ゆえ、ダービー&菊花
賞で軽視して痛い目をみた。さらに清水清駿の見立てでは「この馬は
たぶん腰が甘く、一瞬の脚はあるが長くいい脚を使えるタイプではな
いので、東京ではいらない」とのことだったので、JCでは軽く扱っ
てしまった。
オイラは反省した。この馬はフジキセキそのものだ。
菊花賞終了後には「来年はこの馬だ」と決めていたのに、JCでは
清水清駿の見立てと菊花賞の疲れが懸念されたがゆえの失敗だった。
この有馬にどれだけの余力が残されているか、との心配はあるもの
の有力な2着候補としておく。
16メイショウサムソン
菊花賞の4着は「大逃げをうった武豊に対し、三冠がかかっている
がゆえに早めに捕まえにいったがための敗戦」。
JCの6着は「不得手なスローペースの瞬発力勝負になったための
切れ味負け=展開不向きによるもの」。であり、鞍上の本田が展開次
第で自在に立ち回ることができなかったための結果。力負けではない
と判断する。
展開の有利不利のない能力勝負であれば、この馬の底力がモノをい
うかもしれない。「明確な逃げ馬がいない」がため、レース展開が
瞬発力を問うものになる可能性も多分にあるが、皆がそう思うケース
に限って逆の展開になることもままあること。
ここは馬自身の能力を信じてみたい。2着候補の1頭。
2アドマイヤムーン(???)
5コスモバルク(五十嵐冬)
6スイープトウショウ(池添)
8ダイワメジャー(安藤)
10ディープインパクト(武豊)
12トウショウナイト(武士沢)
13ドリームパスポート(内田博)
16メイショウサムソン(石橋)
◆1週前の個別コメント
2アドマイヤムーン(???)
皐月賞終了後、武豊のフサイチジャンクとの二者択一の結果につい
て伊藤雄二は雑誌のインタビューにこたえてこうコメントしている。
「切れるのはアドマイヤムーン。豊クンはヒューンと切れるのでお
そらくアドマイヤムーンの方に乗ったと思うんです・・・」
その後アドマイヤムーンはダービーで7着に終わるものの天皇賞(秋)
ではスイープトウショウに先着する3着に善戦し、武豊をもってして
「あのスイープトウショウに先着したのが嬉しい。来年が楽しみ」と
言わしめている。
ダービー予想では「武豊はダービーに勝てる馬を選択するハズ」との
見立てでアドマイヤムーンを本命にし爆死したが、今思えば、武豊は
皐月賞では「最も皐月賞を捕る可能性の高い馬」をシンプルに選択した
だけだったのかもしれない。
と、するならば、アドマイヤムーンにとっての最適距離は2000m
以下なのかもしれない。
他馬との能力比較においてアドマイヤムーンが優れているのなら、
中山2500mがこの馬にとっての適性距離にないとしても、能力差
によって我慢できるもしれない可能性は残る。
5コスモバルク
天皇賞(秋)・JCともに4着と善戦していることから、一応の
人気にはなることが予想される。
しかし、鞍上の五十嵐冬彦は、ここまで国内の大舞台ではことごと
く期待を裏切り続けている。G1での唯一の好走の2004年JCは
乗り替わりのルメールが絶妙の騎乗で押さえ込んだものであり、また
1着馬も世代の間隙をついたG1馬であるゼンノロブロイであり、高
い評価を与えるべきものではないように思えてならない。
少なくともディープに先着する可能性はゼロであり、2着以内にくる
こともないのだろうと推測する。
バルクはどんなレースでも最後の直線でヨレるらしい。このヨレるこ
とが、最後の1ハロンでの伸びに欠けることにもつながるのだろう。
ここまで、そこそこ善戦はするが、一流どころの揃うG1で連に絡め
ないのには、そういったことも原因になってるんだろうと推測する。
コスモバルク、本日をもって消しとする!
6スイープトウショウ
中距離での強さは牡馬を含めても一線級のものがある。エリザベスの
結果をみると、この馬よりもカワカミプリンセスの方が能力が高いのか
もしれないが、ディープを除く古牡馬とは互角以上の能力がある、とい
うのが大方の評価だろう。
ここまで「春3戦、秋3戦」というのがお決まりのパターンだった
のが、今シーズンは例外的な4戦目となる。それが吉と出るか凶と出る
か興味深い。
ディープは超スローになった場合4角先頭にもっていくだろうから、
レースが超スローになった場合には、この馬がロスないコース取りで
2着に突っ込んでくるケースも想定できる。
エリザベス女王杯の3着(実質)について、同レースでアドマイヤ
キッスに騎乗した武豊がスイープについてしたコメントは「スイープ
が思ったほど走らなかった」だった。最後の直線で弾けなかった理由
は想像すべくもないが、却って天皇賞とエリザベスで目一杯の競馬を
しなかったことが、この有馬に余力を残すことになり良い方の賽の目
がでるのかもしれない。2着の有力候補。
ちなみに、エリザベスで5着に終わったアドマイヤキッスは、武豊
が「スイープトウショウやカワカミプリンセスに勝つためにあえて勝
負を賭けて先行してみたが、やはり後方待機が合ってる。いつもの
レースさえしていればフサイチパンドラ(繰り上がり1着)のあたり
にはいけた。この馬の適性はマイルから2000m当りのようだ」と
コメントしている。来年のヴィクトリアマイルは、この情報を忘れず
に。
8ダイワメジャー
武豊の予想では「有馬ではこの馬が2番人気だろう」とのこと。
マイルCSで完璧な勝利を飾ったことにより、距離不安を指摘する
向きもあるかもしれないが、そもそも皐月賞勝利直後にあのマイネル
総帥の岡田繁幸は「ダービーはこの馬が最大のライバルになる」と
コメントしている。玄人目からは十分チャンピオンディスタンスも
こなせる、という評価なのだろうと思う。
「東京の2000mをこなせる馬は中山の2500mもこなせる」
そうだ。混戦といわれた今年の天皇賞(秋)を正攻法で制し、ここ
まで3連勝を飾った勢いに乗り、2着にくる可能性も高い。
10ディープインパクト
「凱旋門賞は馬体が立派過ぎ。G1を制する馬体はもっと脂っ気
が抜けた馬体であることが望ましい」と伊藤雄二はコメントしている。
JCのディープインパクトはデビュー以来最小となる436kg
ではあったが、伊藤雄二のいうところの「脂っ気が抜けた」馬体に
見えた。
引退前の最後の一戦となるこの有馬でもてる最後の力を発揮できる
のか?ディープの取捨はこの1点にかかっている。
タフな勝負となった海外遠征はあるものの、前走JCは手薄なメン
バー相手に比較的楽な勝利ゆえ、秋3戦目のここでは、まだ余力は
残っているものと確信する。
12トウショウナイト
超スローで切れ味負けした京都大賞典を除くと、近走実績は、コス
モバルクを0.7秒ちぎった札幌日経OP1着と57.5kgを背負
いながらアイポッパーの追い上げをしのいだアルゼンチン共和国杯1
着と好調といえる。
4歳時も春シーズンは「掲示板にやっと載る」程度の今一歩の成績
だったが、11/21から3連勝でオープンに上がり、さらに2月3
月のG2の2戦をともに2着と、寒い時期に調子をあげ、好調時期が
長続きするタイプなのだろう。
今年は9/3の札幌から好調時期に入ってきており、これが4戦目
だが、まだまだ好調時期は継続する可能性もある。
穴馬としてぜひともマークしたい1頭。
13ドリームパスポート
菊花賞は武幸四郎の一発にしてやられたが、最も強い競馬をしたの
は、この馬。
父フジキセキであり、体型も胴が詰まった形ゆえ、ダービー&菊花
賞で軽視して痛い目をみた。さらに清水清駿の見立てでは「この馬は
たぶん腰が甘く、一瞬の脚はあるが長くいい脚を使えるタイプではな
いので、東京ではいらない」とのことだったので、JCでは軽く扱っ
てしまった。
オイラは反省した。この馬はフジキセキそのものだ。
菊花賞終了後には「来年はこの馬だ」と決めていたのに、JCでは
清水清駿の見立てと菊花賞の疲れが懸念されたがゆえの失敗だった。
この有馬にどれだけの余力が残されているか、との心配はあるもの
の有力な2着候補としておく。
16メイショウサムソン
菊花賞の4着は「大逃げをうった武豊に対し、三冠がかかっている
がゆえに早めに捕まえにいったがための敗戦」。
JCの6着は「不得手なスローペースの瞬発力勝負になったための
切れ味負け=展開不向きによるもの」。であり、鞍上の本田が展開次
第で自在に立ち回ることができなかったための結果。力負けではない
と判断する。
展開の有利不利のない能力勝負であれば、この馬の底力がモノをい
うかもしれない。「明確な逃げ馬がいない」がため、レース展開が
瞬発力を問うものになる可能性も多分にあるが、皆がそう思うケース
に限って逆の展開になることもままあること。
ここは馬自身の能力を信じてみたい。2着候補の1頭。
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