もとmoto元・甲斐の馬券神

2007年甲斐から笄に、2011年芝浦に拠点を移し、さらに2016年からは本拠札幌にて競馬三昧の日々を送る毎日。

2015年G1第5戦・天皇賞予想

2015年05月02日 | G1予想&結果
◆そこそこの戦績で迎えた2015年のG1第5戦。連休でゆったりと予想している・・・・はずだが、連休で帰札日の夜中0:00出発で延々15時間に渡り積丹から岩内まで250kmを走破し、やっとホッケ6匹と小型のソイ1匹・アブラコ1匹をゲットしてグッタリとした状態で臨むことになっている。
 しかし、今春はここまで競馬予想の方は好調を維持している。払い戻しはガツンとくる巨額にはなっていないもののレース1着馬は的確に捉えており、ここも自信に満ち溢れた1戦になる予感がひしひしと感じられる。

◆まずは、出走馬の人気順一覧
1 13 キズナ 3.3 武豊
2 1 ゴールドシップ 5.0 横山典弘
3 15 サウンズオブアース 6.0 内田博幸
4 17 アドマイヤデウス 6.5 岩田康誠 
5 4 ラストインパクト 12.6 川田将雅 
6 16 ウインバリアシオン 14.0 福永祐一
7 14 フェイムゲーム 20.4 北村宏司

8 10 ラブリーデイ 20.7 C.ルメール
9 12 デニムアンドルビー 24.0 浜中俊
10 6 ホッコーブレーヴ 30.3 幸英明
11 2 カレンミロティック 31.2 蛯名正義

12 8 スズカデヴィアス 45.6 藤岡佑介
13 9 クリールカイザー 48.2 田辺裕信
14 11 フーラブライド 84.0 酒井学
15 5 タマモベストプレイ 105.9 津村明秀
16 7 トーセンアルニカ 144.9 池添謙一
17 3 ネオブラックダイヤ 150.4 秋山真一郎

◆以下、各馬コメント

 1番人気の13 キズナについては、鋭い脚は使えるもののその持続距離が短いがゆえ中段~後方で脚を溜める戦法をとらざるを得ず、土曜日の500万条件で1分45秒1のタイムが出る今の高速馬場の京都でその戦法がハマるかに疑念がある。前走大阪杯でもゴール前ラキシスに突き放されており足があがった様子が伺え、高速馬場対応とはいえ先行することはできないだろうし、レース前の鞍上のコメントからも中段待機策であろうことは想像できる。鞍上の手腕でのサプライズはあるかもしれないが、「くれば仕方なし」との割り切りでアタマはない2着まで、と判断する。

 2番人気1 ゴールドシップは、京都で4戦して1勝のみ。その1勝は菊花賞だが、自身の上りは35.9秒を要したスタミナ勝負の展開だった。鞍上横山典からすれば、スローの展開であれば向こう正面からマクリ勝負に出て持続力でのスタミナ勝負にいきたいところだろうが、調教後での暴れぶりを見ると、鞍上が激しく手を動かして促しても馬自身がちっとも反応しない、というシーンが浮かび出る。「オーナーサイドの要望だから・・」というG1を5勝している馬のコメントとしてはあまりに歯切れの悪い調教師の見解が正しいのだと思う。思い切って無印とする。

 3番人気15 サウンズオブアース。驚愕のレコードとなった昨秋の菊花賞は、速いラップを刻みながらレースの上りも3Fは11秒台が連続する展開だった。そこで僅差の2着のこの馬の上りタイムは34.4秒。しかも徐々に馬順を押し上げての結果なので、この馬は「上りだけスパーンと切れる」タイプなのではなく、かなり長く脚を使えるタイプなのだろうと思う。数年前は春の天皇賞は4歳&5歳馬が圧倒的に強いレースだったこともあり、日経賞4着だった割には人気し過ぎなような感もあるが、本命2頭のうちの1角とする。

 4番人気17 アドマイヤデウスは、ここにきての成長が急だ。昨春のクラシックでは一線級とは差がある感じだったが、ダービー7着から7ケ月の休養を経て年明けの日経新春杯を制覇し、続く日経賞も楽勝してここに臨む。距離経験がないこと、父アドマイヤドンが決して長距離向けではないこと、などの不安要素もあるが、高速馬場ゆえ距離適性よりもスピード能力とその持続力が問われるのであれば、伸び盛りの4歳であることも加味して本線扱いすることは無謀ではないものと判断する。本命2頭のもう1頭。

 5番人気4 ラストインパクトは、昨冬の有馬記念ではディープ産駒のみを理由に印を回さなかったが、「秋4戦を消化して消耗度はともかく気になる」とはコメントしていたところで、人気2頭にかなり大きなネガティブ要素があるここなら、十分に勝負になる。昨秋の重賞連勝は並みの馬ではできない芸当で、休み明けを叩いたここで一気に覚醒する可能性もある。アタマはないが、2着もあるかも、の評価。

 6番人気16 ウインバリアシオンは、浮き沈みの激しい戦績で前走日経賞2着が評価されてのことだろうが、度重なる屈腱炎はオルフェと接戦した頃のこの馬の能力を徐々に削いできて、もはやもてる能力のストックが尽きる終着点にきているのかもしれない。無印。

 7番人気14 フェイムゲームも、昨冬の有馬記念に出れれば面白いとマークしていた馬。年明けのAJJCでは惨敗したものの、休み明けはそれほど走らない馬なので気にすることはない。ただ、今回は2ケ月の休みを挟んでの出走となるので、少し割り引くべきかもしれない。3月の日経賞に出走しとけば良かったのにね。能力と5歳馬であることと他馬との比較で2着候補の一角に。

 8番人気10 ラブリーデイ。年明けの重賞2連勝には見どころがあったが、勢いのあるであろうところで臨んだ3000m阪神大賞典で1.6秒チギられたのは、距離適性のなさゆえと判断する。無印。

 9番人気12 デニムアンドルビー。牝馬で3200mは過酷かもしれないが、とにかく思いもしないところで走ってくるのがこの馬。メンバーが薄かったとはいえ歴戦の古馬相手の3歳時のジャパンカップ2着には驚かされた。前走までの8走連続のG1では成績を残せなかったが、速い馬場への適性も考慮し、2着もあるかも・・・の1頭に。

 10番人気6 ホッコーブレーヴ。去年の天皇賞3着と前走日経賞3着を評価し、先行予想時点では馬券対象としていたが、若馬中心の予想に切り替えラストインパクトを入れたことにより、7歳のこの馬を除外。これが吉と出るか凶と出るか。はたまた関係ないか???

 11番人気2 カレンミロティック。大穴候補として追加してみた。評価のポイントは昨年の宝塚記念2着。ゴールドシップが勝つようなのはスタミナを要する馬場状態&展開だが、そこで2着に食い込む以上、スタミナには問題がないはず。晩成のハーツクライ産駒でレースもあまり使い込んでないので、7歳馬ながらひょっとしての3着がないか。

◆評価

◎ 15 サウンズオブアース(3番人気)
◎ 17 アドマイヤデウス(4番人気)
▲ 13 キズナ(1番人気)
▲ 4 ラストインパクト(5番人気)
▲ 14 フェイムゲーム(7番人気)
▲ 12 デニムアンドルビー(9番人気)
△ 2 カレンミロティック(11番人気)

◆馬券<30000>

◇馬連<11900>
 15-17=3900
 15,17-4,12,13,14 @1000
◇3連単<5000>
 15,17-15,17,4,12,13,14-15,17,4,12,13,14,2 @100
◇3連複<13100>
 15・17-4,12,13,14 @1400
 15,17-15,17,4,12,13,14-15,17,4,12,13,14,2 @300


◆結果
2015年5月3日(日) 3回京都4日11R 第151回 天皇賞(春)(GI)サラ系4歳以上 3200m 芝(国際)(指定) オープン

1 1 1 ゴールドシップ 牡6 58.0 横山典弘 3:14.7   35.0 510 +2 須貝尚介 2
2 7 14 フェイムゲーム 牡5 58.0 北村宏司 3:14.7 クビ 34.5 456 0 宗像義忠 7
3 1 2 カレンミロティック せん7 58.0 蛯名正義 3:14.8 3/4 35.3 454 0 平田修 10
4 2 4 ラストインパクト 牡5 58.0 川田将雅 3:14.9 クビ 34.4 492 +2 松田博資 5
5 2 3 ネオブラックダイヤ 牡7 58.0 秋山真一郎 3:15.0 1/2 34.8 518 +8 鹿戸雄一 16
6 3 6 ホッコーブレーヴ 牡7 58.0 幸英明 3:15.0 ハナ 35.1 474 -6 松永康利 11
7 7 13 キズナ 牡5 58.0 武豊 3:15.2 1 1/4 34.9 504 -2 佐々木晶三 1
8 5 10 ラブリーデイ 牡5 58.0 C.ルメール 3:15.2 クビ 35.5 494 -4 池江泰寿 8
9 8 15 サウンズオブアース 牡4 58.0 内田博幸 3:15.4 1 35.5 496 -4 藤岡健一 4
10 6 12 デニムアンドルビー 牝5 56.0 浜中俊 3:15.6 1 1/4 35.0 448 -4 角居勝彦 9
11 6 11 フーラブライド 牝6 56.0 酒井学 3:15.6 クビ 35.2 480 -4 木原一良 14
12 8 16 ウインバリアシオン 牡7 58.0 福永祐一 3:15.8 3/4 35.6 528 +2 松永昌博 6
13 4 7 トーセンアルニカ 牝5 56.0 池添謙一 3:16.3 3 35.4 456 -6 木村哲也 17
14 3 5 タマモベストプレイ 牡5 58.0 津村明秀 3:16.4 1/2 36.7 480 +4 南井克巳 15
15 8 17 アドマイヤデウス 牡4 58.0 岩田康誠 3:17.5 7 37.4 470 -2 橋田満 3
16 5 9 クリールカイザー 牡6 58.0 田辺裕信 3:17.8 2 38.4 486 -8 相沢郁 12
17 4 8 スズカデヴィアス 牡4 58.0 藤岡佑介 3:17.9 クビ 38.4 500 -4 橋田満 13


馬連 1-14 6,060円 22番人気
馬単 1-14 8,480円 30番人気
3連複 1-2-14 57,160円 165番人気
3連単 1-14-2 236,300円 678番人気

◇投資=30000円
 回収=0円 

 財政的にはNGだが、7番人気=2着と10番人気=3着を馬券対象にできていたのはGoodっしょ。。。。

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