もとmoto元・甲斐の馬券神

2007年甲斐から笄に、2011年芝浦に拠点を移し、さらに2016年からは本拠札幌にて競馬三昧の日々を送る毎日。

2012年G1第8戦・オークス予想

2012年05月19日 | G1予想&結果
◆あらあら。板橋の大名主との2012年G1勝負は、迷走しているうちに「ここで負けたらマッチプレイの勝敗決定」のアップドーミーになっちまった。思えば今シーズンは週中の予想をサボり最悪の場合はG1当日の朝に始めて馬柱を眺めるような体たらく。「それでも予想は的中するはず」と信じていたが、ここまでの結果は如実に予想への手抜きが回収率の定価に直結していることを証明している。
◆今週は、7月の大きな節目を控えた仕事が佳境を迎えてきており、平日はほとんど夜中まで職場にいる状況ではあるが、アップドーミーという土壇場を目の前にして一発巻き返すためにも、このレースでは乾坤一擲ブチかましてやろうではないの。

◆まずは、スイートピーSで権利を得てここに出走してきた2頭、7ダイワズームと18ココロチラリ、さらに前走200万条件を勝ち上がり抽選で出走にこぎつけた15サンキューアスクの3頭は、桜花賞と同日の中山500万条件のデイジー賞で1着-4着となっているが、デイジー賞2着のターフデライトが土曜日9Rの牝馬限定カーネーションCで9着に惨敗していることからすれば、この3頭は一線級とはかなり差がある。無印でいいだろう。
◆続いて、11チェリーメドゥーサの鞍上は森泰斗。南関2位の上手なジョッキーではあるが、レベルのそれほど高くなかったフローラSで最下位に終わった馬を中央の芝G1しかも初のクラシックで3着以内にもってくることは不可能だろう。
◆3アイスフォーリスは週半ばのインタビューで鞍上松岡が「相沢先生が何か作戦があるそうです」とかコメントしており、専門紙によれば「じっくりタメて末脚を活かす」らしい。しかし、能力が抜けているならともかく能力的に劣る馬が大一番のここで今までと違う作戦をとるのは、いかにも一発勝負の匂いが強い。オール・オア・ナッシングのナッシングの方に賭ける。
◆2マイネエポナは、早い時期に先行策で器用さを活かしてここに駒を進めてきたのだろう。マイネル群団は早くからハードトレーニングを課して仕上がりの早さで勝負することが多いこともあり、3歳春の時点で今まで以上の成長をみせることはできないものと推測する。
◆12エピセアロームは、チューリップ賞のゴール前の止まり方を見ると、やはり距離の壁がありそうな気がする。おそらくマイル以下の距離に適性があるのではないだろうか。
◆桜花賞で得段の不利もないのに、マイネエポナの近辺をウロウロしていた4オメガハートランドと13サンシャインもマイネエポナと同列の評価でいいだろう。
◆17トーセンベニザクラは、桜花賞で直前の追い切りが強すぎて馬体を10kgも減らすという調整ミスをやらかしたとのこと。一生に1度の舞台でそういうミスを犯すことそのものが「厩舎力」に疑念を抱かざるを得ない。母父ホワイトマズルの血がチャンピオンディスタンスにおいてプラスにでそうで怖い部分はあるが、あえて軽視してみることにした。
◆5メイショウスザンナは、桜花賞でコンマ5秒差の5着。しかし武豊のコラムでの記述は「今朝は栗東トレセンでオークスの追い切り。メイショウスザンナの好調ぶりを確認することができました。距離延長は絶対にプラスと思えるところも強みです。なんとかならないでしょうか。」と歯切れが悪い。また東スポに掲載されている武豊のエージェントである平林のコラム「逆襲・武豊」でも、「今年の騎乗はメイショウスザンナ。先週の時点では「重い」の一言。で、今週は「いい感じになった」加えて、桜花賞と同じく「5着以内には・・・」。渋く期待だ」とある。これだけ好材料が揃いながら、関係者のコメントがここまで弱気だということは、やはり「恵まれても掲示板まで」というのがこの馬の評価なのだろう。一流の馬をみてきた2人の評価を素直に信じる。「あっても3着まで」の評価に止め置くことにする。

◆ここまで、残った馬は、内側から、1アイムユアーズ、5メイショウスザンナ、6ダイワデッセー、8ミッドサマーフェア、9ヴィルシーナ、10ハナズゴール、14ジェンティルドンナ、16キャトルフィーユ、の8頭。この8頭が1-3着を占めるものと確信する。
◆まずは、5メイショウスザンナは前述のとおり3着付け限定で。
◆8ミッドサマーフェアは、前走フローラSは圧倒的なパフォーマンスではあったが、昨秋から今春にかけての小島太厩舎の重賞成績は、ミッドサマーフェアを除くと、ヴィクトリアマイルで6番人気→18着と惨敗したアプリコットフィズ以外にも、函館記念から中日新聞杯までの5戦を、5着-4着-5着-6着-6着、と堅実ながら常に馬券圏内を外したコロンバスサークルを始め、ミステリアスライト、ラフレーズカフェ、シャンボールフィズ、サンマルデューク、の6頭がいるが、いずれも馬券にならない状況が続いている。いうならば、現在の小島太厩舎は運気のボトムに位置しているのではないだろうか。各紙におけるミッドサマーフェアの評価はかなり高くなっているが、競馬には、運や流れというものも重要なファクターであり、こうした悪い運気の中にある厩舎の所属馬が、3歳クラシックの舞台で大仕事をこなすとは考えにくい。良くて2着、悪くすると3着以下となる可能性も大、との評価に止め置くことにしたい。
◆14ジェンティルドンナの鞍上川田は、5/7の高知競馬でスタート直後に落馬して頭がスッポリ砂に埋まったとのこと。大事なG1週にひょっとしたら騎乗できなくなるかもしれないアクシデントに遭遇することがツキが落ちている証拠。ミッドサマーフェア同様、アタマは難しそうだ。
◆1着候補は、春G1絶好調の鞍上ウィリアムズを迎えた1アイムユアーズ、早くからオークスに照準を定めていた9ヴィルシーナ、3角スパートで2004年のダイワエルシエーロの再現があるかもしれない16キャトルフィーユ、の3頭に絞り込むこととした。その中では、陣営が緻密にここまでのプロセスを積み上げてきたヴィルシーナを最上位に。続く2番手は鞍上の手腕込みでアイムユアーズ。3番手にキャトルフィーユとする。
◆2着&3着候補には、8ミッドサマーフェア、10ハナズゴール、14ジェンティルドンナ、の3頭。
◆3着限定で5メイショウスザンナと大穴6ダイワデッセー。

◆最終評価
 ◎ 9ヴィルシーナ
 ○ 1アイムユアーズ
 ▲ 16キャトルフィーユ

 △ 8ミッドサマーフェア
 △ 10ハナズゴール
 △ 14ジェンティルドンナ
 △ 6ダイワデッセー

 ☆ 5メイショウスザンナ

◆馬券<38800>

◇馬連<20000>
 1-9=4500、9-16=4000、1-16=3500
 9-6,8,10,14×@1000、1,16-6,8,10,14×@500

◇3連単<10800>
 1,9,16-1,9,16,6,8,10,14-1,9,16,5,6,8,10,14×@100

◇3連福<8000>
 1,9,16-1,9,16-1,9,16,5,6,8,10,14×@500

なんか、すんごい確度で当たりそうな予感がするぞ。。。。。ワクワク

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1 コメント

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2012オークス展望 (板橋の大名主)
2012-05-20 10:27:24
先週ホエールキャプチャ頭の3連単を逃した後遺症か、昨日もサッパリ。
今回はすっきり勝つ!!
ズバリ印は
◎⑨ヴィルシーナ
▲⑧ミッドサマーフェア
▲①アイムユアーズ
▲⑦ダイワズーム
▲⑭ジェンティルドンナ
×②マイネエポナ
×⑯キャトルフィーユ
2400はどの馬も初めて、どの馬にもチャンスがあると言いたいところだが、今回は優劣がはっきりしている気がする。
◎は人気でもヴィルシーナ。オークス目標で来て、桜花賞2着は実力の証明。黄菊賞3着も1、2着は牡馬。ここは頭一つ抜けている。
これを逆転する可能性があるのは▲4頭。
まずは、ミッドサマーフェア。フローラステークスの勝ちっぷりは立派。
ウィリアム騎手が選んだアイムユアーズは、調教後馬体重が-2キロの448キロと当日は馬体重が減って出てきそうで少し不安がある。
桜花賞馬のジェンティルドンナは距離に?と川田への乗り替わり、初輸送と不安材料がおおい。
ならばダイワズーム。この馬ここまで2千を2回、千八を3回と長めを使われてきており、タイムもまずまず。ハーツクライ産駒で嵌れば連に絡む可能性アリと見た。
忘れな草賞勝ちのキャトルフィーユは池田師推奨ではあるが、昨年のエリンコートと比べると勝ちタイムが遅く、3着までか。
キングカメハメハ産駒のマイネエポナも3着なら(トルバドゥールを勝たせてくれた吉田隼でもあるし)
以上だが、アイムユアーズなどちょっと馬体重が気になる馬もおり、馬券配分は体重を確認してから行きたい。
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