あとりえ日記

しょうちゃんのひとりごとワールド。。
by shoko yukitake (hotaru)

アナクルーシス

2005-07-19 | リトミック
もしだぶって投稿してたらすみません。
昨日書いたのにアップされてなかったんですよ。。

この三連休は、リトミック三昧でした。
土曜日はリズムの森の井上恵理先生の「土曜リトミック講座」
そのあと、違う場所で即興のグループレッスン。
日曜日はまたリズムの森にて、専攻コースのプチプチ同窓会?(4人しか集まらなかったので)笑
2年間のノートを見せ合って、復習する会?
でも結局思い出話に花が咲いちゃってましたが。。(笑)
月曜日は、リトミック研究センターの月例研修会で立川へ。
3日間、いろんなとこでリトミックづけでした。

みんな違う先生だけど、たまたま同じテーマを取り上げていたのが
「アナクルーシス」
リトミック用語で、「到達点や頂点にむかう”準備”」のこと。
「アナ」とは「~の前」という意味なので、
「クルーシス」が「到達点」のこと。
音楽の流れの中には、大小いろいろあるけど必ずこれがある。
盛り上がるところの前には、必ずそれを予感させる音の動きがある。
逆に、これがない音楽は何か流れが悪かったり、ずれたりしてしまう。。
だから、リトミックの中ではこの「アナクルーシス」をとても大切にしていて
よく聞く言葉なのです。
一般的には「アウフタクト」みたいな感じかな。。
いろんな先生が、いろんな音楽を使ったり、例えで説明してくださるけど
これってほんとに深いな~と思う。

「アナクルーシス(準備)」→「クルーシス(到達点)」→「メタクルーシス(余韻)」
こういう流れって、音楽の中では常に生じてる。
アナクルーシスがうまくいってると、クルーシスが気持ちよく入れて
次に繋がっていく音楽になる。

これって、何にでも言えることかも。
何かに向かっていくときに、準備がうまくいってると
それが気持ちよく迎えられて、心地よい余韻がある。。

「準備」の大切さを改めて実感。
「到達点」がほんの一瞬で終わることでも、その一瞬の大きさによって
そこに到達するまでのエネルギーが違う。。
こういうリトミックの音楽の捉え方がいつもすごいと思う。

ほんとに音楽って生き物だなー。
そして私たちってこういう何かの「流れ」の中に生きてるんだな~。
・・と思う。こう考えると小さなことでくよくよするのが
おかしくなったり、音符を一つ一つ追いながら楽譜に縛られて
演奏してる自分がすごく小さく思えたりする。
(もちろん小さいことも大事なことはいっぱいあるけどね。
1つ1つ見落としちゃいけないけど。。)

もっと大きなこころでいきたい。何事にも。
見た目はちっちゃいけどね。・・中身は大きく~(希望)


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