白熱灯

2008-06-10 03:33:21 | Weblog
 先日、甘利経産相より「電力消費が多い白熱電球を4年後の2012年までに国内での製造・販売を中止し、消費電力が白熱電球の約5分の1で、寿命も長く省エネ効果が高い電球形蛍光灯に全面切り替えを完了させる」という要請が各メーカーに出されました。
 これを受け、松下電器産業は9日、平成24年までに19年比で白熱灯の販売を4割減らす方針を発表。消費電力が少ない電球型蛍光灯の販売数量を約2倍に引き上げ、年間90万トンの二酸化炭素(CO2)排出量削減を目指すそうです。東芝ライテックも白熱灯の製造中止をすでに決めており、照明器具の2大メーカーが相次いで省エネルギー型製品の生産に本格シフトすることになりました。
 蛍光灯は、長く使えば消費電力も少なくなりますが、電気をつける時には逆に白熱灯よりも電力を多く消費するという話も聞いたことがあります。それぞれの良さを活かして、どちらも使用していければ良いようにも思います。でも、最近の電灯は見かけや発色だけでは、白熱灯なのか蛍光灯なのか分からなくなっているのも事実ですね。