近日点を無事通過したC/2024G3を西豪で楽しめると思っていたのですが、夕空に姿を現した彗星はあまりにも小さく期待していた程ではありませんでした。
到着日の夕方(1/17)も撮影したのですが40mmレンズでは迫力が無かったので、1/18夕はRedCat71で撮影しました。
AM3のハンドコントローラの"Tマーク"の赤照明が消えるトラブル(恒星時駆動がストップ)に見舞われましたが、何とか見られる画像が撮影できました。20:27(LST)撮影
AM3+RedCat71+D810A ISO800 Exp.3sec
翌19日はZ6Ⅱ+Sigma40mmを ポラリエUに載せ特徴的な尾の姿を捉えようとしましたが、今度はポラリエUの恒星時駆動に問題が......間延びした恒星像が虚しい。写したかった尾の先端は雲の中だし..........
恒星時駆動しなかった原因はUSB_C-Cコードのようで、USB_A-Cコードに変更すると何故かモーターがしっかりと駆動 20:31(LST)撮影
ポラリエU+Sigma40mm+Z6Ⅱ 絞りF=2.5 ISO1,250 Exp.10sec
核が崩壊したらしいとの報告があるものの、太陽との離隔がとれるようになると、どんどん立派な尾が写るようになってきた。 画像は1/27夕撮影 肉眼でも広がった尾がフォーマルハウトまで伸びていることが確認できるほど
ポラリエU+Sigma40mm+D810A 20:47~20:54の多段階露光6枚を加算 絞りF=1.4~2.2 ISO1,250 Exp.10~60sec
晴れた夜にはいっぱい撮影しましたので、その夜の思い出として掲載します。サイズは少し小さくしています
1月26日 20:45 Sigma40mm+D810A ISO1,250 f=2.2 Exp.30secポラリエU追尾 
1月27日 20:52 Sigma40mm+D810A ISO1,250 f=1.4 Exp.30secポラリエU追尾
1月27日 21:10 Sigma40mm+D810A ISO1,250 f=1.4 Exp.20sec ポラリエU追尾
1月29日 20:52~53 Sigma40mm+Z6Ⅱ ISO AUTO f=2.2 Exp.5sec × 16枚
帰国前夜のC/2024G3、いよいよこの彗星ともお別れです。タイムラプス動画の中から16コマ抜き出してコンポジット