goo blog サービス終了のお知らせ 

Astro Imaging Diary2  gooブログにお引越し!

2005年から趣味の天体写真を通して感じたことなどを日記風にまとめています。

まるでミニチュア望遠鏡

2025-05-30 | ポータブル赤道儀

スカイキャンサー赤道儀を譲ってもらいました

掌に載る可愛らしいサイズでもタカハシらしく精巧に造られ、丁寧に扱われ目立った傷も見当たらない躯体なので、リビングの置物として飾れそうです

次回の海外遠征用の機材としてオートガイダー端子、極望照明付き、USB_5V駆動と、考えられる装備満載のAMD-1N仕様となっています

H-40赤道儀などネックとなっていた極軸の高度、方位調整に対応するため、専用の微動装置が奢られ安心してセッティングできるようになっています

赤緯軸キャップも特殊サイズのため、コスモ天文工房さんで作っていただきました


タカハシP-2用架台アダプター

2025-04-29 | ポータブル赤道儀

往年の名機"P-2"をカーボン三脚に取り付けるアダプターが届きました。Gitzoなら簡単なパーツで載せられるとのことですが、PTP-C22カーボン三脚はサイズが異なるので工夫が必要です。

いつものコスモ天文工房さんにお願いし、2つのパーツが届きました。純正の架台下ノブが微妙に干渉するのでこんなふうになります。

受け皿部を三脚に固定して

P-2赤道儀を載せ、下からもう一個のパーツ「M44P2.0固定ネジ」で固定します。

 


遠征用のサブ機

2023-07-09 | ポータブル赤道儀

次回の西豪遠征に備え、ポータブル赤道儀を準備しています。ポラリエUをこんな感じに組み上げました。

南天の極軸合わせは、ポールマスターの信頼性が一番でしょう。撮影中の極軸のチェックも容易にできなければなりません。高度、方位の微調整や追い込みもXY50ならストレスなくできるでしょう。

k-astecさんのSP40_BKというパーツを2個利用し、スライドバー上部には回転式クランプを、下部にはバランスウェイト軸が取り付けられるようにしてあります。このパーツ、とても便利でおすすめです。

スマホと接続し、駆動とカメラシャッターの制御による撮影を試してみましたが、ポラリエ君には素直に恒星時駆動してもらい、レリーズ制御はカメラ側で設定するのが良さそうです。


うれしいお届け物が2つも....

2020-10-16 | ポータブル赤道儀
うれしいお届け物が2つありました。1つ目は星宴バッジ、
昨年に引き続き2個目をGET!! んっ、よく見ると
"TOMTA"?? "I"の字が抜けているような(笑)今年の星宴は愛がないということ??

2つ目はポタ赤用の極望アダプターです。上海日蝕遠征から使って来たhttps://star.ap.teacup.com/hubble/152.html
SP+65SYSTEM+AMD1にポールマスターが取り付けられるようにする特注リングです。
製作はいつもの★コスモ工房さんにお願いしました。アヤ目ローレット仕上げも美しく大満足です。
ポラリエ世代の現在では、かなり大きく重たく感じますが、実績のある追尾性能と安定感からどうしても手放せません。
Pライトも取り付けられます。

MTS-3 SDI+のPEC

2019-05-13 | ポータブル赤道儀
西豪遠征で活躍してくれたPM-1を一層頼りになる相棒とするため、MTS-3コントローラのPEC機能を昨夜テストしてみました。薄雲が通ったりレポルビング装置で回転させたりと様々なシチュエーションでオートガイダー絡みのタイムロスが多かったので、次回があるなら、この機能を使って効率良く撮影したいと考えています。結果は、
となりました。(クリックで拡大します)

グラフ前半の青線(RA)の振幅が少ないところが、PEC function activated(LEDランプがred)の状態でオートガイダーを併用した時間です。後半の振幅が大きくなっているところからは、ガイダーのRA側だけaggressivenessを" 0 "としMTS-3のPECだけに修正を任せた時間となります。因みにガイド鏡はGT40ですので fl=240mmとして、ガイドエラー値を表示させています。
オートガイダー併用  ±1秒角、
PEC機能だけ     ±2秒角 のエラー値です。
 
PEC function deactivated(LEDランプがyellow)の時のグラフはこんな感じです。PM-1固体のPEを表示させるためガイダーのRA側のaggressivenessを" 0 "としています。
概ね±4秒角のピリオディックエラーなんでしょう。

PEC機能は南天遠征の力強い保険になると思いますので、使わないのは勿体ないです。

PTP-C22の石突き

2017-11-16 | ポータブル赤道儀
軽量かつ強固なカーボン三脚として注目を集め、私自身、日食遠征でとてもお世話になったPTP-C22カーボン三脚を、更に使いやすくするため、石突き部を改良しました。
純正の石突きよりも一回り大きくしっかりとした石突きです。

下側のシルバーの物が純正品、上側の黒い方が今回換装するものです。
Velbonから売られているパーツが使えました。
早速、取り付けてみますと、迫力が増しましたが、6角ボルトの部分と台座穴とのサイズが微妙に違いますので、ワッシャを噛ませて荷重を均等にかけようと思っています。


PM-1+MTS-3のガイド精度

2017-11-05 | ポータブル赤道儀
満月の夜ですので、MTS-3改造したPM-1のガイド精度をテストしました。極軸はポールマスターで追い込んであります。

PCからの自動導入も快調に決まり、タカハシのGT40の視野にピタリと入ってきます。
肝心のPHD2でのガイド精度は、焦点距離240mmのガイド鏡(GT40)+QHY5LⅡを使って、こんな感じになりました。

NJPのように安定したガイドグラフとはならずフラツキが多いですが、±2秒角内に収まっていますのでポータブル赤道儀としては十分実用範囲だと思います。パラメーターを変更すればもう少し安定感が増すのかも知れません。
RMS Errorの値が、RA 0.97" DEC 0.59"ですので、目標をクリアー!!
K-ASTECさんに感謝です。

追記
今朝のテストはこんな感じの機材の組み合わせでした。


MTS-3 SDI+

2017-10-30 | ポータブル赤道儀
K-ASTECさんところで取り付けてもらったMTS-3 SDI+のコントローラの裏側はこうなっています。あまり裏面の画像を紹介しているサイトが無かったので、ここで紹介させてもらいます。
下側の大きなコネクターから赤経、赤緯モーターへのコネクターと電源(12V)コネクターが出ています。
青いケーブルが刺さっている左側のポートがRS232ポートで、自動導入などPCとの接続に使います。
その右横の空いているポートがガイドケーブルを差し込むところです。

電源はモバイルバッテリーで、直に12V出力が可能なものにしました。

コンパクトに纏まった改造をしていただいたPM-1本体を、収納ケースに収めてみました。タカハシから梱包されてきた時の、発泡スチロールを利用して、上手く収められました。


PM-1をMTS-3改造

2017-10-28 | ポータブル赤道儀
一昨年から悩んでいたPM-1赤道儀を二軸オートガイド化する改造をK-ASTECさんにお願いしていました。10日ほど前に納品されていたのですが、家のPC更新作業や四国星空研究会のミーティングと重なり、ご紹介が遅れました。

赤経軸モーターはメーカー純正品と同じ大きさのものに換装されたそうです。コネクター部はワンタッチ式の使い慣れたものに変更して頂いています。
コントローラも液晶付きですが、とてもコンパクトで軽いです。


赤緯軸回りはこんな感じです。2軸ガイドでレスポンスの良い制御とするためこんな感じに仕上げてもらっています。海外遠征用ですので、アルカスイス規格の受け台を取り付け、長玉望遠が取り付けられるようにしています。
ガイド精度を確保するためドイツ式に組み直していますが、写真のバランスウェイトは取り外し、遠征ではペットボトルを代用します。

天候に恵まれず、ガイドテストは後日となりますが、自動導入のほうは小気味よい駆動でピタピタと導入できています。LX200コマンドで通信できますので、使い慣れたステラナビから導入できるようになりました。
体力の衰えを考え軽量化していただき、この組み合わせで、赤道儀5.6kg、三脚1.9kg、計7.5Kgとなっています。(コントローラ、ウェイト除く)


スライドプレート

2016-05-15 | ポータブル赤道儀
昨年末から家庭の事情から、ちょっと遠ざかっていましたが、
ようやく落ち着いてきたので、天文の世界に復帰してみようかと思っています。
とりあえずは、途中で止まっていたPM-1赤道儀のチューニングです。
四国星空研究会の方から紹介された、スライドプレートを組み込みました。


スライド機構により、カメラボディのオフセットも可能になり、
南天低い対象を撮る場合もフォークマウントに干渉せずに、向けることができるようになりました。