C/2024G3がらみで、再びWaddiへ
今回の滞在は2週間とかなり長かったです。預け荷物重量制限の関係から軽量のAM3を 持ち込んだわけですがその間の使用感を備忘録として残します。
こんな感じで10日間ほど牧場に放置していましたが、40℃を越える外気温、突然の雨、突風などがあり、ヘッド部を3回ほど室内に戻して再設置を繰り返しました。
1番心配していた南天の極軸合わせ、お勧めの方法は"SharpCap"によるpolar alighnです。極軸高度は日本国内で事前に合わせておいたので方位の調整がメインとなります。これくらいだろうと設置していましたが"SharpCap"が指示するのは「7.1°Right」!!何とこんなにずれていたのかと思う程でも、きちんと修正方位、高度を指示してくれました。
前回のWaddi遠征で使ったPole masterも持って行ったのですが、出番はなく"SharpCap"によるpolar alighnだけで十分でした。導入はガイドカメラとして使用している75mm+QHY5LⅡ、サドルプレート横のファインダーシュー部に取り付けます
ポラリエU用の極軸望遠鏡PF-Lはwaddiの空だと、はちぶんぎ座の3星を含む台形やひげのあるσ星を確認できますので簡単な極軸合わせ用として十分に使えます。しかしながら、このPF-Lやポールマスターを使わずとも、"SharpCap"によるpolar alighnで極限まで追い込んでいけます。
こちらが最終日前日に現地で追い込んだ時のモニターの画像です