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Astro Imaging Diary2  gooブログにお引越し!

2005年から趣味の天体写真を通して感じたことなどを日記風にまとめています。

星宴がなくなったので..

2020-09-21 | 観測所
楽しみにしていた星宴が中止になったので、昨夜はドームの隣の赤道儀を入れ替え、極軸を追い込みました。SP(1軸駆動)→SPDX(2軸駆動)となり、安心して中望遠のガイドができることでしょう。つくづくポールマスターのありがたみを感じました。
ファームビレッジ産山からのソーシャルディスタンスは280km、これだけ離れていれば文句ないでしょ。高松方面の街灯かりで北方向は厳しいです。


560円の"F"

2019-05-10 | 観測所
西豪ネタから離れて....。湿度の高い観測所内の望遠鏡のリヤキャップとして、Fマウントの乾燥剤が入れられるレンズキャップを探していた処、良く行くカメラ屋さんに相談すると、Fマウントボディを格安の値段で譲ってもらえました。中学時代は、カメラ屋さんの陳列でしか見れなかった高嶺の花の"F"です。
畏れ多いことですが、裏蓋の中に3個、ミラーボックスの中に3個、計6個のカビ防止剤をマウントしました。撮影時はこの"F"とデジ一眼を交換するだけになります。
因みにこの"F"、シャッターもそれなりの速度で切れるし、ファインダープリズムも綺麗でした。極めつけは、ミラーアップもきちんとできまます。フィルムカメラがガラクタ扱いされる時代になってしまったんですね

ドームをリニューアルその3

2019-04-15 | 観測所
観測所の内装は、こんな感じに仕上がりました。
杉板の床張りに、ダーク系のカーペットタイルを敷き詰め、
落ち着いた感じになりました。


電気関係は、LED照明をドームフレームの下部に、
下向きに2灯設置しました。
撮影中に着ける薄暗い赤電球は、
クリップ式のものを電気屋さんで探すことにしました。

今回のドームは、安く仕上げるために鉄のフレームがむき出しに
なっている反面、観測に必要な器具を、後付けで便利な位置に取り付けることができるなど良いこともあるようです。

ドームをリニューアル

2019-03-07 | 観測所
老朽化のため、昨年解体した観測所
https://star.ap.teacup.com/applet/hubble/20181008/archive
をリニューアルしています。
年末から時間を見つけては、床張りなどコツコツと準備を進め、
昨日、新しいドームが納入されました。遠路、栃木からトラック2台での搬送となりました。

搬入路に制約があったので移動式クレーンで吊り上げ、据え付けクレーンまで運びます。
まずは観測室の仮組作業から、

ドーム部は地組し、完成すると、いよいよ吊り上げて観測室の上に載せます。


天気予報通り、観測室にドームが載った直後から、ぱらぱらと小雨が降りだしました。
早朝から協力いただき、事故も無く設置していただきました業者さんに、感謝、感謝です。ありがとうございました。
"天文ハウス TOMITAさん"は、引き続き、ケミカルアンカーの追加施工、ドームの調整や内外装のコーキングなど丁寧な仕上げを、小雨が降る中にも拘わらずおこなってくれました。
本当にお疲れさまでした。
今朝も追加作業を行い、最終調整を済ませて、福岡に戻られたそうです。
週末に、完成なったドームを見に行くのを楽しみにしています。

ドームを解体

2018-10-08 | 観測所
1992年5月に造った観測所も、4半世紀が経過。
紫外線によるひび割れなど、痛みが激しくなってきましたので、思い切って撤去しました。
スターライフ仲岡製のFRP製のドームで、1996年の百武すい星、2001年の獅子座流星雨の時には大活躍してくれました。
ドーム内の主鏡は、25cmニュートン、苗村先生の鏡は思い出深いイメージを残してくれました。
その後、写真鏡にシフトしましたが、仕事が忙しくなり、殆んど稼働していません。
銀塩時代から冷却CCDへ、更にはD810Aへとカメラは変遷していきますが、撮像スタイルは常に同じでした。
スリットから外気が吹き込んでくる寒中でも、シュラフに包まり、オートガイダーのカチッ、カチッというスイッチ音を聞きながら、スリットから見える星空に非日常の時間を感じながら、ウトウトとする、そんな時間が貴重で、楽しかったです。


ドーム部分を撤去


外壁材を剥がしていきます

長年の埃というか、生き物たちの生活の跡というか......(笑)

床板だけになり、農村歌舞伎の舞台みたい

床も剥がして、基礎だけになりました。