ML8300Mのメンテが漸く終わりました。シャッターブレードの動きが不安定で難儀してたんですが、TOMITAさんからの情報を頼りに原因がわかったようで、処置も終わりました。

シャッターモーターの画像ですが、躯体の横からイモネジで締め込まれ固定されています。イモネジの締め込み過ぎで、画像のようにモーター金物に凹みができていました。画像のテープがはがれているところが凹んでいます。
正常な締め込み具合だとこんな感じらしいです。
(画像提供 天文ハウス TOMITAさん)
ここに凹みがあることで、イモネジを強く締め込むとモーター全体が上方に浮き上がり、ブレードの開閉に干渉が出ます。逆に緩めすぎると、モーター自体の固定が解かれハウジングの中で回転するようになり動作がとても不安定になります。
対処法として、凹みの部分に薄膜の当て物をしてモーター金物の表面をフラット化しイモネジで固定しました。試行錯誤の結果、安定してシャッターが稼働するようになり一安心です。
冷却CCDの製造や価格が今後どうなるか分からない状況の中、とりあえずミドルサイズのモノクロチップが確保できました。手持ちの光学系のF値や収差などから考えてみると4~5μのミドルサイズがベストチョイスになるでしょう。CMOSはデジ一眼との能力差が良く分からないのが本音かな
FLIのマイクロラインをここまで分解した画像は見当たらなかったので、以下備忘録



追記 MLのシャッターブレードの交換はこんな感じだけど、コツがいりますよ
http://www.flicamera.com/microline/shutterRepair.html

シャッターモーターの画像ですが、躯体の横からイモネジで締め込まれ固定されています。イモネジの締め込み過ぎで、画像のようにモーター金物に凹みができていました。画像のテープがはがれているところが凹んでいます。
正常な締め込み具合だとこんな感じらしいです。

ここに凹みがあることで、イモネジを強く締め込むとモーター全体が上方に浮き上がり、ブレードの開閉に干渉が出ます。逆に緩めすぎると、モーター自体の固定が解かれハウジングの中で回転するようになり動作がとても不安定になります。

冷却CCDの製造や価格が今後どうなるか分からない状況の中、とりあえずミドルサイズのモノクロチップが確保できました。手持ちの光学系のF値や収差などから考えてみると4~5μのミドルサイズがベストチョイスになるでしょう。CMOSはデジ一眼との能力差が良く分からないのが本音かな
FLIのマイクロラインをここまで分解した画像は見当たらなかったので、以下備忘録



追記 MLのシャッターブレードの交換はこんな感じだけど、コツがいりますよ
http://www.flicamera.com/microline/shutterRepair.html