練馬・板橋の注文住宅/アセットフォー日記(http://blog.goo.ne.jp/assetfor)

お打ち合わせ、設計、建築中現場、見学会のことなどアセットフォーの注文住宅家造りの日々を皆様にお伝えいたします。

火事と木材

2019年11月10日 08時00分00秒 | 木育・住育

今日は日曜日。

現場はお休みです。

久し振りに木材の話をご紹介したいと思います。

木材最大の利点であり重要な特徴は、軽くて強い性質を持っていることと、それが簡単に手に入ることです。

山々の木々がすぐ近くにあり、これを使う分には運ぶ距離もそれほどではありません。

しかも重くなく、加工しやすいとなれば、木の文化が発達するのも当然です。

でも昨今は、安い外材をわざわざ遠くから船で運んでいるんですよね・・・。

こんなデーターがあります。

約38坪の木造住宅の木材輸送過程のCO2排出量のグラフです。

地域産材・国産材・欧州産材でそれぞれの木材輸送過程のCO2排出量を比較しています。

それぞれの排出量は、地域産材494/国産材1206/欧州産材6782。

凄い差ですよね。

これって、直径20cm×樹高18m(35年生)のスギのCO2に換算すると次のようになるそうです。

地域産材/494kg・・・0.7㎥/2.5本分に相当

国産材/1206kg・・・1.7㎥/6.4本分に相当

欧州産材/6782kg・・・9.7㎥/36本分に相当

せっかく木々に囲まれているの、わざわざ燃料を使って、CO2排出量を増やすことないのに・・・。

そう思います。

でも現実は、こうなっているんです。

アメリカ・ドイツ・日本のウッドマイレージを比較したデーターです。

ウッドマイレージとは、1994年に英国の消費者運動家ティム・ラング氏が提唱したFood Miles(日本では「フードマイレージ」という表記をとる)を木材に応用した指標です。

木材の量と木材の産地と消費地まで輸送距離を乗じて算出します。

日本の木材に対する自給率は18.2%とかなり低くなっています。

南米・アフリカ・欧州・オセアニアといった、8000km以上離れた輸出国からの輸入割合が40%。

結果として日本のウッドマイレージは384億kmとなります。

これって、米国の4.6倍・ドイツの21倍にもなるんです。

輸送過程の二酸化炭素排出量(ウッドマイレージCO2)を計る研究や、認証制度の試みも始められています。

なんだか、情けないですよね。

各材料の製造時のCO2排出量比較も挙げておきます。

木材のそれって、かなり低いことがわかると思います。

話を戻しましょう。

木材の持つ様々な利点と言えば、木の強度が挙げられます。

同じ重さで比較した場合、木材は鉄の約3倍の引っ張り強度があります。

コンクリートの約12倍の圧縮強度もあるんです。

また、木材・アルミニウム・鉄を同じ温度で加熱したときの時間による強度変化は以下の通りです。

アルミニウムや鉄は、加熱開始後すぐに強度低下します。

でも木材の強度が急激に低下することはありません。

これは、木材が燃えると表面が炭化する為です。

炭化層は木材内部への酸素供給を遮断します。

またある程度の断熱性も持っています。

これが火の木材内部へ燃え進むのを遅らせ、強度低下を穏やかにしているんです。

大雑把に言えば、ある程度の厚さを持つ木材の燃え進む速度は、1分間に0.6mm程度と言われています。

柱・梁であれば、30分間火に曝されていても表面から18mm程度は焦げますが、中身は残っているので10分を経過しても80%の強度を保っています。

これに対して鉄の場合は、5分も経たないうちに半分の強度になってしまいます。

そもそも、材料の持つ断熱性自体も違いますよね。

各種材料の熱伝導率を比較したデーターです。

つくづく、木って凄いなぁーと思います。

そうそう、このデーターを忘れちゃいけません。

素材の異なるケージにおけるマウスの生存率を比較したデーターです。

イメージすれば、なんとなく納得できますよね?

書きたいことは、もっとあります。

でも、今回はここまでとします。

機会があれば、続きも書きたいと思います。

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さらっとした床

2019年09月19日 08時00分00秒 | 木育・住育

昨日は、休日のルーチンワークを行いました。

(あっ、これ家事の事です。)

外出は、幼稚園にいる娘を迎えに行き、床屋さんに連れて行ったくらいでしょうか。

残りの時間は、ほぼゴロゴロ。

だいぶ、疲れが取れました。

ゴロゴロしていると、床の肌触りがありがたいんですよね。

冬は温かく感じますが、この季節はひんやりとしているんです。

と言うことで、今回は接触感について書かれた記事をご紹介します。

人がいろいろな材料に触れたり、素足で歩いたりしたときに感じる感覚を『接触感』といいます。

接触感は、大きく分けて温冷感・粗滑感・硬軟感・乾湿感からなると考えられています。

温冷感は熱の伝えやすさ(熱伝導率)と密接な関係があることが知られています。

熱を伝えやすい(熱伝導率が高い)材料は、接触した瞬間に人体から多くの熱を奪うため冷たく感じます。

木材は、その内部に空隙を多く持ち、含まれる空気が熱の伝導を妨ぐため、金属やガラスと比べて、あまり冷たさを感じません。

木材特有の粗滑感は、切削により中空の通導組織が切断され、 表面に凹凸が現れ、複雑な表面性状を形成することで現れると考えられます。

また、木材を触れた時の軟らかい硬軟感、無垢材表面のさらっとした乾湿感については、多くの人が経験的に知っていますが、まだ十分に解明され ているとはいえません。

今後、この分野での研究を進めていく必要があります。

そうなんですよね。

木の持つ様々なメリットって多くの人が経験的にわかっているんです。

でも、まだまだ科学的な検証がなされていません。

どんどんと解明されると良いですよね。

例えば浮造りの床材なんかは、粗滑感&乾湿感になるんでしょうか?

足裏に感じられるさらっとした凹凸が、気持ち良いんです。

つるっと平滑な樹脂系の床材とは、比較にならない快適さだと思います。

最新データによる木材・木造住宅の Q&A/林野庁より、一部を抜粋・転載させていただきました。

 

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無垢材って、塗装しないといけないの?

2019年08月04日 08時00分00秒 | 木育・住育

無垢材って、塗装しないといけないのでしょうか?

折角の無垢材なのに、塗装するなんて勿体ない!

そう考える方の為に、こんなページはいかがでしょうか。


以下、株式会社マルホンのHPの抜粋となります。

そもそも、どうして木材に塗装を施すのでしょうか。

自然から切り出した無垢材であれば、塗装などせず、無塗装のまま使用する方が『自然』ですよね。

でも塗装は木材の『保護』という重要な役割を果たしています。

もしも無塗装の無垢材の上にコーヒーやワインをこぼしてしまったとしたら・・・。

おそらくコーヒーやワインの色素が染み込んでしまい、せっかくの床材やカウンター材にシミを残してしまうことでしょう。

また、日々の生活で生じる黒ずみ汚れも気になります。

無垢の床材は、カーペットやラグを替えるように簡単に張替えができません。

『お気に入りの床材をいつまでも使い続けたい。』という願いは、塗装による『保護』が叶えてくれます。

さらに、無垢材を自分の好みの味付けをしたい。

より美しく仕上げたい。

というような意匠的なニーズや、美観づくりにも、塗装は応えてくれるでしょう。

時間を経るに従って味わいが増し、愛着が深まるのが無垢材という自然素材の大きな魅力です。

その魅力を引き立てる役割のひとつを塗装が担っているんです。

無垢材を選ぶ際に、塗装で頭を悩ませるケースも多いのではないでしょうか。

https://www.mokuzai.com/ma_di-30?utm_source=email&utm_medium=email&utm_campaign=20190802

上記ページでは、

「なぜ塗装はしなければならないの?」

「どのような塗装があるの?」

「メンテナンスは?」

などなど・・・。

塗装に関するさまざまな疑問にお答えしています。

ご興味のある方は、是非ご一読ください。

 

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無垢の床板

2019年07月30日 11時54分36秒 | 木育・住育

今日も暑いですね~。

『FPの家 H邸』では、額に汗流しつつ、多くの職人さんが作業を進めています。

透湿防水シートを貫通したCD管を撮ってみました。

管回りに付着しているのは、現場発泡ウレタンです。

穴を大きめに明け、そこに管を通し、ウレタンを充填しました。

表面の出っ張りを切削すると、こんな感じになります。

ここで用意したのが、黒いゴムシートです。

NJKのゴームパッキンと言います。

中央の穴に管を挿し込み、これを奥まで押し込みます。

あとは四方を防水テープで貼り付ければ完了です。

これで、CD管回りの気密・防湿・防水効果を高めることが出来ます。

簡単かつ確実なので、最近はもっぱら、これを使っています。

中では、無垢床材の施工が始まりました。

今回採用したのはオーク材です。

でも、いつもとは違い、ウレタン塗装品にしました。

パッキンを挟みつつ、板間の隙間を確保しながら貼り込んでいくため、結構手間が掛かるんですよね。

でも無垢フロアーは、空気中の湿気を吸ったり吐いたりする際に、伸び縮みをするから仕方ありません。

伸びる分を予め見越して隙間を空けておかなければ、うぐいす張りのように鳴いてしまいます。

隙間の大きさは、計算で求める事が可能です。

必要なデーターは以下の通り。

①フロアーの含水率

②樹種と伸縮度係数

③フロアー巾

そして、その値を次式に代入すれば、適切な隙間を知ることが出来るんです。

含水率の変化(%)×使用する樹種の伸縮度係数×フロアー巾≒適切な隙間

例えば、今回採用したフアーの場合はこうなりす。

①フロアーの含水率は10%。

②樹種はナラ、板目方向の伸縮度係数は0.00365となっています。

3フロアー巾は90mm。

含水率の変化とは、フロアーが平衡含水率になった時と現状の差を言います。

含水率10%のフロアーが12%になるのであれば、2%がこれに当たります。

伸縮度係数は、樹種により異なります。

また上記の値は、含水率が6~14%の範囲にある場合に限ります。

ちなみにタモであれば0.00274、メープルであれば0.00353となります。

この値は板目のものであり、木目であればおよそ半分になります。

もしもナラの板目と柾目が混じっているフロアーであれば、伸縮度係数は(0.0365+0.001825)/2≒0.00274とします。

さあ、計算してみましょう。

2%×0.00365×90mm≒0.657

0.6~0.7mmのパッキンを挟めば、夏・冬の高湿・低湿でもうぐいす張りにはならない事がわかりました。

合板フロアーあれば、こんな面倒な計算&施工をしなくてもいいんですよね。

だって、合板は伸び縮みが少ないですから。

薄いベニヤ(木材をかつら剥きしたもの)を何層も重ね、接着剤でガチガチに固めたのが、合板フロアーです。

重ねる際に、繊維方向を互い違いにする事で、お互いの伸び縮みを拘束するようになっています。

繊維内の湿気を吸ったり吐いたりする隙間には、接着剤が入り込んでいるので、そもそも湿気が入る隙間も少なくなってるし・・・。

その為、同じ木質建材であっても、無垢フロアーと合板フロアーでは吸放湿性能が全く違います。

クッション性・温冷感・耐久性等々、両者は似ているようで全然違います。

だから弊社は合板フロアーは使いません。

出来れば、自然塗料が良かったと思います。

ウレタン塗装も悪くありませんが、吸放湿性が無くなっちゃうんですよね。

裸足で歩いた時のサラサラ感もありません。

キズが付きにくいのはメリットだし、汚れの付着も少ない・・・。

でも自然塗料と違って、簡単に上塗りすることが出来ません。

塗装が痛んできたら、表面の塗料を削り取らなければ、再塗装する事が出来ないんです。

合板フロアーのように、10年位できたなくなって張り替えるのなら問題ありません。

でも無垢フロアーであれば、30年はもつ筈です。

塗装のし易さも、重要な選択肢だと思うんですよね。

床下点検口が設置されました。

写真は気密蓋が閉まった状態です。

まだ蓋の表面に床材が貼られていません。

気密蓋は、こんな感じです。

意外と重くて、しっかりと気密がとれそうな造りになっています。

その下の断熱蓋がコレです。

これらが嵌る枠がコレ!

全体的としては、こんな風になっています。

点検口を設けておけば、いつでも床下に進入することが可能です。

予め断熱・気密対策が施されているので、性能も担保されています。

施工だって簡単です。

以前採用していた物と異なり、経年破損が少ないのが一番の魅力だと思います。

気が付いたら、断熱蓋が落ちていて床が冷たくなっていた・・・。

なんて事もありません。

  

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無垢材の吸湿効果

2019年07月13日 08時00分00秒 | 木育・住育

前回は、木材の含水率と吸湿性について書かせて頂きました。

今回は、実験結果をご紹介させていただきます。

内装に無垢木材を用いた部屋(A棟)と、木目調のビニルクロスを用いた部屋(B棟)を比較する実験です。

睡眠時における室内湿度を測定すると、季節に関わらず前者の方が後者より湿度が低くなります。

通常、寝ている状態では人の呼気や発汗等により時間と共に湿度が上昇しますが、無垢材が吸湿作用を発揮してその上昇を抑制したと考えられます。

ビニルクロスを貼り付けた内装では、水分をあまり吸収しない素材が表面に露出しているため、容易に湿度が上昇してしまいます。

出典/本傳晃義ほか : 日本木材学会九州支部大会講演集 , 23, Ⅱ -13-7 (2016)

写真を見ると、エアコンは設置しているようです。

でも、実験時は無稼働状態なんですよね?

中に人はいるのかな?

夏も冬も無垢木材の部屋の方が低湿って・・・?

室温の記載はありませんから、断言することは出来ません。

でも、両者とも明らかに高湿ですよね?

しかも8時間後には、ほぼ同じ湿度になっているように見えます。

木材の吸放湿性能って、本当のところはどうなんだろう?

もう少し詳しい状況を知りたいと思い、探してみましたが見つけることは出来ませんでした。

残念!

文中緑の部分は、

科学的データによる木材・木造建築物のQ&A

木材・木造建築物はどのような効果をもたらしますか?

林野庁 発行

より一部を転載させていただきました。

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含水率

2019年07月12日 08時00分00秒 | 木育・住育

雨が続くようです。

この時期は、湿度コントロールが重要です。

でも気温がそれほど高くない為、エアコンを効果的に活用するのが難しい・・・。

内装に使われている木材って、湿度を吸ったり吐いたりしてコントロールしてくれるらしいよ。

こんな話を耳にすると、ついつい期待したくなります。

木材って、本当に呼吸するの?

木は切られてしまえばすべての生命活動を停止します。

でも周囲の温度や湿度の変化に合わせて空気中の水分を放出したり吸収したりするため、俗に『呼吸している』 と表現されることがあります。

そして、この吸放湿作用は切られて木材に加工されても続きます。

また、実験により外気の湿度変化と比較して、木材内装の部屋ではあまり湿度が変化していない事も分かっています。

これは『木材の吸放湿作用』が働いているからであり、木材は室内が乾燥している状態では木の中に含まれている水分を放出して、湿度を上げようとします。

反対に、湿気が多い状態では余分な湿気を吸収しようとするのです。

また、木材は大気に比べて湿気を蓄える能力が著しく大きい 特質があります。

そのため、木材中からの水分の出入りだけで、室内の湿度を十分にコントロールして安定した状態に保つことができるんです。

木材が呼吸するというのは、本当だったようですね。

なるほど・・・。

まるで、天然のエアコンです。

でも、例外もあるようですよ。

木材の含水率は、含まれる水の重さを乾燥しきった木材の重さで割った数値で表します。

木材を大気中に放置すると、 含水率は11~17%まで下がり安定した値を示します。

安定している状態(この時の含水率を平衡含水率といいます。)になって、木材ははじめて吸放湿作用を発揮します。

未乾燥の状態での吸放湿作用は期待できないらしい・・・。

木材が含水率11~17%程度に下がった状態でなければ、吸放湿はしない・・・。

という事は、周囲の湿気をある程度吸ってしまえば、もう吸わなくなる訳です。

その調湿能力は寸法105×105×3000の柱一本で、およそビール瓶×3本分の水分を含むことができると言われています。

つまり、より沢山の木材を使えば吸湿性能は、より高くなる訳です。

床・壁・天井、家具・・・。

ログハウスなんて、相当吸うんでしょうね。

羨ましい・・・。

文中緑の部分は、

科学的データによる木材・木造建築物のQ&A

木材・木造建築物はどのような効果をもたらしますか?

林野庁 発行

より一部を転載させていただきました。

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私の後ろに・・・

2019年07月04日 08時00分00秒 | 木育・住育

私の後ろに立て掛けてあります。

弊社OB宅の補修工事に使う『桐板』です。

厚さ15mm×910×1820の5枚剥ぎ板(巾剥ぎ集成材)ですが、ほぼ無垢板といって良いと思います。

 

一般的な集成材が小さなブロック状の木を縦横に接合しているのに対し、剥ぎ材は、縦方向は1枚の細長い無垢板となっていて、それを横方向にだけ接合してつくられています。

1枚あたりの無垢板の巾は、100〜150mmぐらい。(今回の場合は120~220でした。)

ひとつひとつの木材も一般的な集成材よりも大きくなりますので、接合部が少なくなり、より無垢の一枚板に近い表情となります。

弊社では、これを押入床に使っています。

ところが・・・

ご入居後に木目に沿って割れが発生したんです。

無垢材だから仕方ない・・・。

でも、このままと言う訳にもいきません。

これを交換するための桐板となります。

ほのかに、脂っぽい香りが漂っています。

そういえば、明るい場所でマジマジと見る機会なんて無いですよね。

工事途中の現場は暗いし、すぐに養生材を被せてしまいます。

完成しても、マジマジと押入床を見ることなんてありません。

改めて触ってみると、肌触りが柔らかく、温かみを感じます。

完成した現場で実際に広葉材フロアーと踏み比べてみると、明らかに温もりが違うんですよね。

歩行感が軟らかいので、膝裏への負担も軽く疲労も少ないそうです。

当然、転倒安全性も高くなっています。

床材に使ってみたいんですが、とにかく傷が付きやすい・・・。

汚れだって、付着しやすいと思います。

塗装すれば、変わるかな?

試しに米糠油を塗ってみました。

下半分が米糠塗装をした部分です。

きれいな木目が出ていると思います。

多少の水分や汚れなら防ぐことが出来そうです。

傷を防ぐことは難しそうですね。

もっと塗膜の硬い塗料なら、良いのかな?

でもやっぱり・・・

天井材に使うのが、良いのかも知れません。

湿度の通過性や熱伝導率が極めて小さくなっています。

調湿効果も非常に高く、耐火性にも優れているそうです。

接着性も高いし、とにかく軽量です。

ウレタンやUV塗装をするのは、勿体ないと思います。

せっかくの機能も台無しです。

天井材に使った方が良さそうでしょ?

3尺角に裁断して、目透かし風に仕上げるのが良いかも?

ちなみに写真は、シナ合板による目透かし天井です。

これを桐板で仕上げれば、湿気対策・防火対策・熱環境の改善に効果が期待できる筈。

今度、お勧めしてみようかな?

どなたか、やってみませんか?

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兎に角硬いようです。

2019年05月12日 08時00分00秒 | 木育・住育

先日、現場で大工さんがこぼしていました。

階段材の施工中の話です。

兎に角、硬いそうです。

木ネジを留めようとすれば、ネジが千切れてしまいます。

クリックすると新しいウィンドウで開きます

ドリルで下穴を開けるようにしましたが、直ぐに歯先が鈍ってしまいます。

ドリルの歯が何本も必要となります。

おまけに穿孔中は焦げ臭いとの事・・・。

そう言えば、以前に同じ材種の床材を採用した際にも同じような話を聞いた気がします。

ダメですね、自分で苦労しないとすぐに忘れてしまいます。

今回採用したのは、ハードメイプル。

砂糖楓とも言うそうです。

「メープルシロッ...」の画像検索結果

樹脂が、あの有名なメープルシロップなんですね。

名前だけ聞けば、甘くて柔らかそうなのに・・・。

以下、木材図鑑からの引用です。

ハードメープル hard maple

カエデ科の落葉広葉樹。散孔樹。

学名 : A.saccharum ssp.

辺材は淡い灰白色、心材は灰色を帯びた黄褐色。

 ãƒãƒ¼ãƒ‰ãƒ¡ãƒ¼ãƒ—ル
 
材質は重硬で肌目は緻密。
削る際に逆目がおきやすい。
加工はやや難いがステインやつや出し加工で美しく仕上がる。
接着性も良い。 
気乾比重 : 0.70

やっぱり硬いんですね。

手にしてみると、いつもの材料よりも重い気がします。

こんな階段です。

只今、加工&組立・設置中です。

仕上げに自然オイルが塗られています。

木目がきれいに浮き出していて、良い感じの仕上がりになっています。

床材に合わせて、カバ桜にした方が施工は楽だったようです。

でも、仕上がりが全然違うんですよね。

傷もつきにくいと思うし・・・。

大工さん、あともう少しです。

めげずに頑張ってください。

お願いします。

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木の天井

2019年04月28日 08時00分00秒 | 木育・住育

今日は日曜日。

世間はすでにGWに入りました。

当然、現場はお休みです。

一昨日、現場に天井材が入荷しました。

休み明けに張り始める予定の洋間天井材です。

こんな断面をしています。

厚さは10mm、もちろん無垢材です。

アルダーという樹種、ご存知でしょうか?

木材図鑑によれば、

カバノキ科ハンノキ属の広葉樹。

散孔材の一種です。

太平洋の北西海岸やヨーロッパに生育。

ヨーロッパでは広く崇められた聖樹の一種なんだそうです。

辺心材の差はあまりなく、淡い紅褐色を呈します。

広葉樹にしては比較的柔らかい材で、加工性には優れています。

特にロクロ加工に適しているとか・・・。

乾燥が速く、材の安定性は良好。ただし保存性は低い。

材面はブラックチェリーに似ているが木肌が少し粗い。

気乾比重 は0.4~0.5、家具材・ドア材・彫刻材・造作材などに使われています。

こんな木目をしています。

 
手に持ってみると、桐ほど軽くはありません。
杉や松と同じくらいでしょうか?
熱伝導率もまあまあだと思います。
これを天井に張った石膏ボードの下に仕上げとして張ります。
石膏ボードの上には、厚さ400mm超のセルロースファイバーが吹き込まれています。
多少は断熱性の向上に役立ってくれると思います。
湿度調整にも効果があるでしょう。
以下、林野庁監修/科学的データによる木材・木造建築物のQ&Aからの抜粋となります。
木は切られてしまえば、すべての生命活動が停止します。
でも周囲の温度や湿度の変化に合わせて空気中の水分を放出したり吸収したり。
俗に『呼吸している』と表現されることがあります。
切られて木材に加工されても、この吸放湿作用は続くんです。
実験により、外気の湿度変化と比較して木材内装の部屋ではあまり湿度が変化していない事のが分かっています。
これは『木材の吸放湿作用』が働いているからであり、木材は室内が乾燥している状態では木の中に含まれている水分を放出して湿度を上げようとします。
反対に湿気が多い状態では余分な湿気を吸収しようとするのです。
また木材は大気に比べて湿気を蓄える能力が著しく大きい特質があります。
そのため、木材中からの水分の出入りだけで室内の湿度を十分にコントロー ルして安定した状態に保つことができるのです。
高断熱・高気密住宅にとって、湿度管理は重要です。
機械に頼るばかりではなく、こうした木材の効果も活用したいと思います。

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内装に木を使うと・・・

2019年04月25日 08時00分00秒 | 木育・住育

内装に木を使うと・・・

木材のリラックス効果により良質な睡眠をもたらし、日中の作業効率も有意に高くなる傾向が確認されているそうです。

以下、林野庁監修/科学的データーによる木材・木造建築物のQ&Aからの抜粋となります。

内装の木質化率によって深睡眠時間が変わる傾向が確認されました。

木質化率0%の部屋と比較して45%の部屋と100%の部屋は、深睡眠時間が有意に長くなる傾向となりました。

また、木質化率の異なる部屋での睡眠後、日中の知的生産性が変わる傾向が確認されました。

木質化率0%ケースと比較して45%のケースと100%ケースではタイピングの作業成績が有意に高い傾向となりました。

実験状況:男性被験者(20 歳代、分析 サンプル数 10)

モデル住宅(表)で夕食、入浴後の夜間から翌朝における 8 時間の睡眠状態を測定

翌日、別の部屋でオフィス業務の模擬作業(タイ ピング作業)を実施し作業成績を評価

出典/西村三香子ほか : 日本建築学会関東支部研究報告集 , 86, 4057-4060 (2015) 

確かに、木を内装に使う事でリラックスするというのは納得できます。

でも、使い過ぎは良くないようですね。

床と天井に使う位がちょうど良いそうです。

弊社の場合、床と建具に無垢材を使います。

これだと少し足りないのかな?

1面くらいは木質パネルを使うといいのかもしれません。

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木材利用によるダニ防除

2019年04月15日 08時00分00秒 | 木育・住育

 

今朝は少し堅い話をご紹介します。

木材利用による『ダニの防除効果』のひとつは、木の床による防除効果(物理的にダニの住処を無くす)であり、もうひとつは匂い成分による防除効果(化学的な効果)です。

集合住宅のリビングの床を畳あるいはカーペットから木の床に改装し、改装前6か月と改装後11か月の各月毎に各部屋の床上およびカーペット・ソファー・ベッドのダニ数を測定しました。

その結果、8月と9月の家の中の1㎡当たりのダニ数の平均は104匹から23匹に減少したという研究結果が得られています。

ダニがチップに直接触れることが無いように通気穴のある容器に入れ、住宅や家具などに良く用いられる木材(ヒノキ・ヒバ・ミズナラ・ケヤキ・クスノキ)のチップの上に設置しました。

その後、温度25℃/相対湿度85%の環境で、72時間後まで動いているダニ数を数え、割合を算出しました。

その結果、チップから発散される匂い成分には、ヤケヒョウダニの行動を抑制する効果があるという研究結果が得られています。

カーペットをフローリングにすればダニは減る。

随分と前から言われている話です。

でも、合板フローリングを無垢フローリングに変えることで、もっと抑制できるんですね。

こうした研究は、もっと知られるべきだと思います。

前者と後者を比べると、歩行感も違います。

吸放湿性能も違うし、経年劣化の具合も大きく違う・・・。

どちらがどうかは書きません。

もうおわかりだと思いますから。

もっと、無垢フローリングの需要が増えることを願います。

本稿緑字の部分およびデーターは科学的データーによる木材・木造建築物のQ&A/林野庁より、一部を抜粋・転載させていただきました。

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免許の更新に行って来ました。

2019年04月11日 08時00分00秒 | 木育・住育

昨日は定休日。

あいにくの雨でしたが、これ幸いとばかりに地元警察署迄免許の更新に行って来ました。

実はここしばらく、地元警察署での更新は出来ていまません。

更新前に1・2度は、路上駐車による反則キップを切られていましたから…。

恥ずかしい・・・。

現場前に車を停めて打合せを行い戻って見ると、ステッカーが貼られている訳です。

諦めて、コインパークに車を停め現場迄歩く習慣をつけました。

でも良かった・・・。

お陰様で黄金免許です。

しかも平成36年迄有効表記です。

『令和』表記を期待していたんですが、残念でした。

でも逆にプレミアだったりして…。

車の免許制度って、よく出来てますよね。

同じ免許でも建築士とは大分違うと思います。

例えば違反点数制度…。

後者には違反建築を建てたから3点減、6点溜まったから1年間の資格停止なんてありませんよね。

そもそも取締る側が圧倒的に少ないし、一般の方は何が違反か判りません。

あっ、防火構造になってない!

とか

耐震強度満たしてないんじゃないの?

通報した方がいいんじゃないの。

なんてことはありません。

免許を持っていない方の法律認知度の違いが大きいんですよね。

本当に、そう思います。

これは明らかに学校教育の効果でしょう。

もっと住育を充実させるべきだと思います。

木の国に住んでいる訳ですから、住宅学と木材学を合わせて学ぶのもありだと思います。

耐震の意義

耐風の意義

耐不朽と耐久・耐震性の関係性

防火&耐火の意義

断熱&気密と健康維持・増進効果

住宅が国民全体に財産である事

等々、知っておくべき事は多岐に渡ります。

道徳の時間と同様に、低学年のうちからしっかりと行うべきだと思うんですが・・・。

皆さんはどう思いますか?

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木材って・・・

2019年04月07日 08時00分00秒 | 木育・住育

昨日は新規お客様と話す機会を戴きました。

もちろん、FPの家の素晴らしさを語らせて戴きました。

でも、それだけではありません。

木材の素晴らしさだって語ります。

例えば、こんな話。


木材の断面を顕微鏡で覗いてみましょう。

パイプ状の細胞の集合体であることが分かります。

この細胞の内側には、空気が満たされています。

空気って、私たちの身近な物質の中で最も熱を伝えにくいんです。

だから、気温の低い冬場に触れても肌から熱が奪われません。

自分のぬくもりを実感できるため、心地よいと感じる訳です。

木材の熱伝導率って結構低いんです。

材料の断熱性能は熱伝導率 『W/(m・K)』という値で表されます。

熱伝導率とは、単位厚さ(1m)の材料の両側に1℃の温度差をかけたときに単位面積(1m2 )あたりにどれくらいの熱量が移動するかを示しています。

つまり、この数値が大きいほど熱を通しやすい材料と言える訳です。

この値に実際の材料の面積・温度差をかけ算し、さらに材料の厚みで割ることによって、その材料全体を流れる熱量を知ることが出来ます。

例えば、天然木材とハードボードで比較してみましょう。

わかりやすくする為に、あり得ないような大きな部材で比較してみます。

板厚はともに1.0m、板の内外温度差を15℃とし、板面積を100㎡とします。

前者の移動する熱量は、こうなります。

0.12W/(m・K)×15℃×100㎡=180W

そして、後者の移動する熱量はこうなります。

0.17W/(m・K)×15℃×100㎡=255W

当然、後者の熱移動の方が多いですよね。

でも、板厚を大きくすれば結果は変わります。

熱伝導率に厚さを加味した値を熱抵抗値と云います。

熱伝導率と違い、値が大きいほど熱の移動は小さくなります。

弊社では『断熱力』と言ってますが・・・。

両者を比較してみましょう。

前者の断熱力はこうです。

1.0m÷0.12W/(m・K)=8.33

そして後者の断熱力はこうなります。

1.0m÷0.17W/(m・K)=5.88

確かに前者の値の方が大きい・・・。

ここで、後者の板厚を1.4mにしてみます。

1.4m÷0.17W/(m・K)=8.23

ほぼ同じ性能になりました。

断熱性能の低いものを使っても、厚さを増して使えば同じ性能なる訳です。

同じ木材でも、随分と性能が違うんですよね。

比較してみると、面白いと思います。

でも、あまりにも性能に差があると無理があります。

例えば鉄の熱伝導率は0.17W/(m・K)。

杉の柱105mmと同程度の断熱力を確保するためには、どの位の厚さが必要だと思いますか?

杉の柱 0.105m÷0.087W/(m・K)=1.20

鉄の柱 100.8m÷84W/(m・K)=1.20

厚さ100m超の柱なんてあり得ません。

だから、断熱材を巻く必要があります。

巻き忘れがあれば、すぐに寒くなってしまいます。

鉄骨住宅を暖かくするのって難しい・・・。

これ、お客様の結論でした。

私も、そう思います。


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原産地呼称管理法

2019年03月18日 08時00分00秒 | 木育・住育

原産地呼称管理法という言葉をご存知でしょうか?

ワインを好きな人なら、ピンと来たかもしれません。

えっ、私ですか?

若い頃、流行病のようにワインを飲んだ事があります。

もちろん、高価なワインは呑めませんでした。

フランスよりはイタリアの物を好んでいたと記憶しています。

あっ、原産地呼称管理法でしたね。

例えばイタリアの場合はDOC法(Denominazione di Origine Controllata)と云います。

イタリアワインにおける4つの格付けを指します。

フランスのAOC同様に、原料や面積当たりの収穫量・製造方法・アルコール度数・残存糖分・捕糖・熟成期間が決まっており、国の品質保護委員会によって品質管理されています。

DOC法による4つの格付けは以下の通り。

DOCG(統制保証原産地名称ワイン)

DOC(統制原産地名称ワイン)

VdTIGT(地域特性表示ワイン)

VdT(テーブルワイン)

このうち、DOCGとして認められたワインが、最高級ワインと見なされています。

ワインの原料となるぶどうの産地を国や地方・畑・畑の中の限定した場所等に分類しているため、同じ畑でも格付けが異なることもあるそうです。

ここまでは振りでした。

そして、ここからが本編となります。

木材にもこうした格付けがあればいいのに・・・。

と思う事があります。

ブランド木材は確かにあります。

吉野檜や秋田杉、青森ひばは有名だと思います。

でも、それ以外はあまり知られていません。

ブランド材は良いけど、それなりの価格だし・・・。

そこまで拘る事も無いよね。

なんて方が多いと思います。

内地材(国産材)の方が外材(外国産材)よりは良いでしょ。

この位の感覚でしょうか?

外材の場合、あまり産出国に拘る人はいないと思います。

でも内地材であれば、どの地域の木材かを拘る方もいる筈。

例えば『東京の木』と言えば『多摩産材』です。

こんな材料です。

今回採用したのは杉の赤身材でした。

せっかく木材を使うならば、地元の木材を使いたいよね。

こうした拘りってステキだと思いませんか?

以前に書いた拙ブログ内でお約束していた事があります。

覚えている方もいるでしょう。

この木材を発注すると、上シールと共に送付される書類の話です。

ようやく手元に届きました。

ジャーン、これです!

多摩産材認証協議会による『多摩産材認証登録事業者認定書』です。

弊社が発注した材木屋さんが、認証登録事業者である事を証明しています。

そして『多摩産製材品出荷証明書』です。

納材された物が多摩産材である事を証明しています。

木材自体の品質はJASやJISで規格化されているので、産地を問う必要は無いのかも知れません。

でもどうせ使うなら、地元の経済に貢献したいと思いませんか?

外国や商社にお金を落とし、大量の化石燃料を使って運ぶなんてナンセンスだと思います。

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地域産材利用のメリット

2019年03月05日 08時00分00秒 | 木育・住育

今日と明日は弊社の定休日。

今回は、昨日の拙ブログの続きを書かせて戴きました。

何故、地域産材なの?

これに対する回答となります。

木製品は製造時のエネルギーが他素材と比べて小さい(環境負荷が小さい)ことで知られています。

さらに使用後も、粉砕するなど細かくしてチップや繊維にして紙製品・木質ペレットや他の木質建材に加工する事が出来ます。

リサイクル性に優れた環境負荷の少ない素材=木材

この事実に反論する人はいないと思います。

でも外国産木材(輸入材)を多く使用する事は、必ずしもエコロジーとは言えないんです。

何故なら、輸送時の燃料消費による環境負荷が大きいから。

この輸入材の環境負荷を数値化したのが『ウッドマイレージ』です。

我が国の森林率が世界第3位である事は前回の拙ブログに書かせて戴きました。

でも、自給率はわずか3割弱。

7割以上は輸入材なんです。

その多くは、北米・ヨーロッパ・ロシア・ニュージーランド・アフリカ・南米などの遥か彼方から輸送されている訳です。

しかも燃料のほとんどは重油です。

つまり我が国の供給量の7割強を占める輸入材は、大量の化石燃料を燃やして大気中に温室効果ガスを放出しながら運ばれている・・・。

そこで

木材輸送量×輸送距離=ウッドマイレージ

これを環境負荷を表す指標として利用し、木材の輸送距離を『ウッドマイルズ』と呼ぶようになりました。

上グラフを見ると、我が国の環境負荷が桁違いに大きいことがわかります。

世界有数の森林大国なのに・・・。

ウッドマイレージの考え方を住宅に適用してみましょう。

上グラフは欧州材で建てた家と国産材で建てた家の木材輸送過程におけるCO2排出量を環境負荷として示したものです。

国産材で建てた家は欧州材で建てた家の1/5の環境負荷であり、地域産材で建てた家に至っては1/14の環境負荷しかありません。

これって、ガソリン約2700リットル分の消費エネルギーに相当するんだとか・・・。

凄い違いでしょ?

それだけではありません。

地域産材を利用する事で、地域産業の活性化を図ることが可能となります。

化石化燃料を使って輸入材を買えば、その資金は最終的に外国に流れます。

でも地域産材を使えば、輸送に必要な燃料費を抑えることで外国に流れる資金を抑えることが可能です。

地域の回る資金を使って、環境整備を行えば効率向上による森林循環に要するコスト削減も可能です。

CO2削減にも効果的。

良い事ずくめだと思いませんか?

次世代のための環境づくり、地域産材を利用して進められたらいいなぁーと思います。

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