練馬・板橋の注文住宅/アセットフォー日記(http://blog.goo.ne.jp/assetfor)

お打ち合わせ、設計、建築中現場、見学会のことなどアセットフォーの注文住宅家造りの日々を皆様にお伝えいたします。

手作りの工具です。

2019年07月09日 16時14分12秒 | FP工法/屋根・壁・床断熱材・断熱サッシ

 

練馬・板橋は、今日も曇天です。

いつ、雨粒が落ちてきても不思議ありません。

屋根の上では、屋根業者が一生懸命作業を進めています。

まずはスターターの施工からスタートします。

そして、下から順番に葺き込んでいきます。

雪止め金具も、しっかりと固定しました。

木曜日には、雨が降るかもしれません。

今日を含めて、あと2日間のチャンスです。

なんとか、雨が降り出す前に終わらせて欲しいと思います。

雨との追いかけっこは、大工さんも同じです。

外壁合板の施工を、今日中に終わらせたいところ・・・。

これが終われば、サッシの取付&バルコニー下地の施工となります。

試しに、サッシ枠をひとつ取り付けてみました。

今回採用したのは、エクセルシャノンの樹脂防火サッシです。

サッシ枠&ガラス障子ともオール樹脂のサッシとなります。

写真は引違い用の枠。

 

ここに、写真のガラス障子が入ります。

 

複層ガラスは、イラスト右側の『アルゴンガス入りLow-Eガラス』です。

一般的な複層ガラスや、特殊金属コーティングを施した複層ガラスよりも、更に高性能なガラスなんです。

また、ガラス同志の離隔距離によって性能は変わります。

6mm程度のものもありますが、12mm程度が一般的なようですね。

でも今回採用したのは、16mm以上もあるんです。

当然、空気層が大きいほど断熱効果が高くなります。

フレームは樹脂ですから、一般的なアルミ製のものよりも熱が伝わりにくくなっています。

上図は、アルミ・樹脂・木製のコップに氷水を入れ、それをサーモカメラで覗いたものとなります。

アルミに比べて、樹脂や木の色が赤いことがわかります。

これって、熱を伝えていない証拠なんです。

ガラス障子の拡大写真です。

黒い部分は、樹脂スペーサーです。

ガラスとガラスの間にある空気層を確保するための離隔材となります。

一般的には、アルミ製のものを採用します。

樹脂製とアルミ製の違いは以下の通りです。

上図は、外気温度マイナス5℃、室内温湿度20℃/60%RHで16時間経過後のスペーサー部の結露状況を比較しています。

前者はほぼ結露していませんが、後者は結露が発生しています。

当然ガラスの周辺温度も、前者の方が高くなります。

ここで説明したのは、あくまでも引違い窓の場合です。

その他小窓の場合は、網入りガラス&アルミスペーサーになるため、これには当て嵌まりません。

残念・・・。

防火サッシって、高価な割に性能が低いんですよね・・・。

ここからは昨日に引き続き、気密&断熱補強工事の様子です。

柱頭金物が取り付く柱と、FPウレタン壁パネルの取合い部を撮ってみました。

パネルの部屋側を最低限切り欠き、金物が入るようにしてあります。

撮影場所は異なりますが、ここに現場発泡ウレタンを充填し、発泡・硬化した状態の写真です。

このままでは、石膏ボードを貼ることが出来ません。

当然、平らに切削する事になります。

ここで役立つのが、写真のような工具です。

断熱材用カツターの刃を曲げてあります。

大工さんの手作り品です。

これをウレタン部分に当て

左右にスライドすると、簡単に切削することが出来るんです。

思った以上に簡単です。

ここに、アルミテープを貼れば完成です。

色々な部分に充填したウレタンは、全て同じようにしなければなりません。

こんな感じです。

躯体の継ぎ手や躯体とパネル、構造金物の躯体貫通部、パネル切り欠き部。

納まりの関係で梁が上下2段になっているので、梁同志にもアルミテープを貼りました。

結構、手間が掛かります。

でも、手を抜く事はできません。

窓と躯体の間の隙間にも、ウレタンを充填しました。

ここも、同じような作業が必要なんです。

今充填したのは、上イラストの赤い部分です。

後ほど平らに切削し、躯体とフレームをアルミテープで留め付けます。

後日窓枠を取り付けたら、窓枠と躯体の間の隙間に、更にウレタンを充填。

平らに切削してからアルミテープを貼り、石膏ボードを貼るんです。

この様子も、後日アップしたいと思います。

構造現場見学会開催まで、あと2週間足らずしかありません。

せめて気密処理位は終わらせたいんですね。

大工さんに、頑張ってもらうしか、ありません・・・。

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パネル&パネル

2019年07月06日 13時20分47秒 | FP工法/屋根・壁・床断熱材・断熱サッシ

練馬・板橋の天気は曇り時々雨。

早く梅雨明けないかなぁー。

いつも、こればかり考えています。

『FPの家 H邸』

今日も、パネル&気密施工を続けています。

最初の写真は、23年前のFP壁パネルに付いた傷となります。

取外し時に付いたのか?

はたまた運搬時に付いたのか?

いずれにしても、このままという訳にはいきません。

空気や水蒸気を通しにくい、アルミテープで補修を行います。

ここで、FP壁パネルの製造過程をご覧いただきます。

まず最初に、木枠を組みます。

全てがオーダー品の為、注文された寸法に合わせて木枠が組まれ、裏表にクラフト紙が貼られます。

プレス機に挟まれた、パネルです。

木口の穴からノズルを挿し込み、奥からウレタンの原料を充填します。

この時のプレス機の荷重は30トン、パネル内のウレタンが隅々まで均一に行き渡る秘密はここにあるんです。

完成したFP壁パネルです。

色々な特長を持つ断熱パネルですが、その特長のひとつに『経年劣化しにくい』事が挙げられます。

ご存知でしょうか?

断熱材の原理は『動かない空気』です。

繊維系断熱材であれば、繊維間にある動かない空気が保温効果を維持してくれます。

だから、風に弱いんです。

暖かいセーターも、強い風の中ではスースーして暖かくないでしょ?

そして、水にも弱いんです。

濡れれば、空気よりも熱伝導率の高い水が熱を伝えてしまいます。

濡れた服が冷たいの同じです。

でも、発泡プラスチック系断熱材の場合は、内部にある微小な気泡が保温効果を高めてくれます。

風や水に強いのは、それぞれの気泡が独立しているからなんです。

連続気泡の現場発泡ウレタンと工場発泡ウレタンが別物と言われる理由は、ここにあるんです。

ここで問題です。

繊維系断熱材と比較して、発泡プラスチック系断熱材の方が高い断熱性能を有しているのは何故でしょうか?

答えは、微小な気泡の中にあります。

先程、動かない空気が保温効果を高めると書きました。

でも、発プラ系の気泡の中には空気よりも保温効果の高い気体が入っているんです。

この違いが、保温効果の違いになる訳です。

でもこの気体は、いつか大気中の空気と入れ替わってしまいます。

これを『置換』といいますが、入れ替わってしまえば高い保温効果を望むことは出来ません。

イラストは断熱材内部の独立気泡を示しています。

青い粒は空気、赤い粒は保温効果の高い気体を示しているんです。

気泡を覆う膜が空気等(以下ガス)を通さなければ、置換はおきません。

こんな感じです。

でも、膜は経年でガスを通すようになってしまいます。

この時の時間を左右するのが、『スキン層』と言われる断熱材表面の硬い層なんです。

食パンをイメージすると、わかりやすいと思います。

パンの耳がスキン層です。

ここは目が詰まっていて、ガスが抜けにくい構造になっています。

でも、食パンはスライスしますよね。

白い部分は切断面ですから、気泡の断面見ることが出来ます。

ここからはガスが抜けやすいんです。

だから、耳だけのパンを作ればいいんです。

でも大抵の発プラ系断熱材は、わずかなパンの耳とたくさんの白い部分で構成されています。

製造方法を見れば、仕方ないと思います。

2つの製造方法を見てください。

どちらも『裁断』という工程があるでしょ?

だから、ここから経年劣化するんです。

でも、FPパネルはオーダー品です。

型の代わりに木枠やクラフト紙を使っているだけで、基本的には上図と変わらない製法になっています。

だから、切断面は存在しません。

木枠およびクラフト紙の内側は、全てパンの耳なんです。

よって、置換が起こりにくい構造という訳です。

現場における切断は、極力避けるようにしています。

傷や切断面がある場合は、必ず気密テープで塞ぎます。

23年前のFPパネルに穴が開いていました。

そこに現場発泡ウレタンを充填後、発泡・硬化した状態です。

この状態であれば、耳と同じです。

でも、平らに切削しなければなりません。

パンの白い部分と同じ状態に、なってしまいました。

依って、アルミテープを貼って置換を防ぎます。

こうする事で、隙間を無くすとともに断熱材内部に水蒸気の進入を防ぐことも出来るんです。

23年前のFPパネルに、配線の為の切込みがありました。

ここも同様の処理が必要となります。

アルミテープによる、こうした施工って凄く重要なんです。

配管廻りのアルミテープは、隙間ができやすいので工夫をしています。

新しいパネルと23年前のパネルの揃い踏み写真です。

こちらは、更に11年前のパネルも加わっています。

同じように、傷・釘穴等にはアルミテープを貼っています。

そうそう、昨日の拙ブログに書かせていただきました。

緑色のパネル→ベージュ色のパネル→銀色のパネルの順番で、断熱性能は悪くなっています。

どれも厚さは同じ105mmです。

その差をグラスウール16Kの厚さで比較したいと思います。

緑色は236mmの厚さに相当します。

ベージュ色は225mmの厚さに相当します。

そして銀色は1.9mmの厚さに相当します。

この写真は、以前に開催した弊社現場の構造見学会の様子です。

この日の為にFPパネルを1枚だけ外し、グラスウール16Kを充填しました。

冬の午前中でした。

ちょうど壁の背中に日差しが当たっていた筈です。

その時のサーモ画像となります。

緑色の部分が、厚さ100mmのグラスウール16Kです。

そして青い部分が、緑色のFPパネルとなります。

白→赤→緑→青の順に温度が低いことを示しています。

室内温度は外気温度と、さほど変わりません。

だから、真っ青でしょ。

でも、グラスウールは太陽熱を伝導したので緑色に写るんです。

凄い違いですよね?

あっ、赤い部分はアルミテープに撮影者(私)の体温が反射している部分です。

角度を変えれば、青く写る筈です。

このカメラでパッチワーク状態の壁を撮ってみたら、どうなるのかな?

断熱性能が違うんだから、色が違う?

おそらく違いはわからないと思うんですよね。

機会があれば、確認したいと思います。

外では、もうひとつのパネル施工が始まりました。

ハイベストウッドという、構造パネルです。

厚さ9ミリの構造用MDFとなります。

地震に強く、水蒸気を良く通す面材です。

表面の白い粉は、高濃度ホウ酸水溶液が結晶化したものとなります。

シロアリの被害を防ぐためには、この粉が流れないようにする必要があります。

つまり、雨水に注意する必要があるんです。

だから、梅雨なんて嫌いなんです。

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パッチワークのような・・・

2019年07月05日 18時26分10秒 | FP工法/屋根・壁・床断熱材・断熱サッシ

練馬・板橋の空は、今日も雲でいっぱいです。

時々明るくなるんですが、お日様が顔を出すことはありません・・・。

とりあえず雨は降っていないので、良しとしようかな。

『FPの家 H邸』

今日も、FPウレタン壁パネルを取り付けています。

ウレタン掛矢で柱間にパネルを打ち込んでいる様子です。

それなりに、コツがいるんです。

パネルの回りに入っている、30mm×105mmの木枠を狙って打たないとなりません。

ウレタン部分を叩いてしまえば、凹んでしまいますから。

柱間とパネル巾の差は2mmあります。

例えば、910mm間隔の柱間は805mmとなります。

この時のパネル巾は803mmに作ってあるんです。

ところが、問題が発生しました。

高濃度ホウ酸水溶液をたっぷりと噴霧したせいか、柱の太さが2mmほど大きくなっているんです。

805mmある筈の柱間が803mmしかありません。

803mmのパネルを入れるのに、苦労しました。

パネルの巾は105mmあります。

これを柱面に合わせたら、釘を留め付けます。

写真のように、低い部分は楽チンです。

でも、高い所に釘を留めるのは大変なんです。

最も、パネルを打ち込むのはもと大変なんですが・・・。

23年前のパネルを加工している様子です。

再利用するに当たり、若干の加工が必要になる場合もあるんです。

巾を詰めたり、高さを詰めたり・・・。

その場合は、パネルを必要寸法より30mm小さく切断します。

そして、そこに木枠を取り付けて釘留めします。

筋交いの入っていたパネルの場合には、筋交いを撤去して、そこに断熱材を充填します。

こんな断熱材を用意しました。

これを巾100mmに裁断し、パネルに嵌め込んでいきます。

断熱材を少し大きめに作るのがポイントです。

断熱材は軟らかいので、当て木を当てて叩きいれます。

入れ終わったら、気密テープを貼って完成です。

こんな感じに仕上がりました。

小さいパネルを組み合わせて、入れる場合もあります。

まるで、パッチワークみたいでしょ?

普段はこんな事はしません。

全て工場で、オーダー加工されたパネルをジャストインするだけなんです。

でも、23年前のパネルを使い回す必要があります。

だって、使えるパネルを捨てるなんて勿体ないですよね。

だって経年劣化は、ほぼありません。

捨てれば、処分費が相当掛かりますしね・・・。

地球環境にだって、やさしくないと思います。

まぁー、普通の断熱材じゃ再利用なんて出来る筈ないと思います。

経年劣化していると思うし、きれいに取り外す事なんて出来ません。

この辺りが、木枠の付いた断熱材の強みだと思います。

 ちなみに、グリーンのパネルの熱伝導率は0.020W/㎡・Kとなっています。

 そして23年前のパネルの熱伝導率は0.021W/㎡・Kでした。

 これは、あくまでも初期値です。

 この熱伝導率が、今どうなっているのか・・・。

 測定機関からの報告書が、間もなく手元に届く予定です。

楽しみだなぁー。

ここからは、現場の気密処理&断熱補強の様子をご紹介したいと思います。

躯体を貫通する構造金物の、座彫り部分です。

ここに、現場発泡ウレタンを充填します。

そして後で平らに切削し、最後に気密テープを貼ります。

エアコンの冷媒管が、床パネルを貫通している部分に気密材を巻き付けました。

そして、その上に気密テープを貼ります。

柱と床パネルの隙間には、現場発泡ウレタンを充填しました。

これを平らに切削し

気密部材を取り付け

気密テープを貼って完成です。

パネル同志や、躯体とパネルのジョイント部、釘頭等にも気密テープを貼ります。

気密施工は、始まったばかりです。

こうした細かい作業が、当分続くんですよね。

その成果は、現場見学会で見て頂けます。

是非、ご参加ください。

詳細は、以下のページでご確認いただけます。

http://www.assetfor.co.jp/info/index.html#info_36

そうそう、今日は現場にカメラマンが来ていました。

現場の様子を色々と撮影していましたよ。

23年前のFPパネルを再利用している様子を撮影しているようです。

バンバン、アピールしてください。

リフォームや建て替え時に使い回しの出来る断熱材なんて、絶対ないと思いますから・・・。

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曇天です・・・

2019年07月04日 10時54分03秒 | FP工法/屋根・壁・床断熱材・断熱サッシ

今にも雨が降りそうな、練馬・板橋の空。

降らないといいんだけど・・・。

工事中の雨ってやっかいですよね。

躯体や断熱材を濡らしていまいます。

濡れた断熱材って、中々乾かないんです。

布団のように、干すことなんて出来ませんから・・・。

だから、雨養生をします。

でも水蒸気って、不思議?

湿度の高い所と低い所があれば、すぐに平衡しちゃうんです。

つまり、高いところから低いところに移動して同じ湿度になってしまう。

今日のような湿度の高い日であれば、乾いた木材や断熱材内部に水蒸気が移動しちゃう訳です。

繊維系断熱材は、特に湿気を吸うから注意が必要です。

雨晒しなんて、以ての外ですよ。

だから、室内側に防湿層を徹底的に設けます。

そして、室外側に防風・防水層を設けながら湿気を通す工夫が必要となります。

一般的には、透湿防水シートを用いた通気層工法が採用されています。

それだけではありません。

繊維系断熱材自体にだって、工夫がしてあるんです。

室内外の防湿フィルム施工が完璧であれば、問題ありません。

でも、この施工が相当難しい・・・。

地震で揺れれば、切れてしまうかもしれないし・・・。

断熱材内部に入った水蒸気が上手に排出されないで、内部で結露することがあります。

これを内部結露といいますが、躯体の腐朽菌やシロアリの被害を招く原因にもなるんです。

ただひたすら、内部結露が起こらないことを願いたいと思います。

その点、弊社の採用する硬質ウレタンフォーム断熱材なら安心です。

写真は、断熱材内部を拡大したもの。

微小気泡の回りの隔壁によって、それぞれが独立しているのがわかると思います。

この壁が、水蒸気の侵入をブロックしてくれるんです。

水蒸気だけではありません。

騒音だって、ある程度は防いでくれます。

そもそも、水蒸気を通しにくい性質を持っている訳です。

だから、室内側の防湿フィルムを施工する必要がありません。

断熱材の継ぎ手部分をしっかりと防湿テープで塞げばいいんです。

断熱材の周囲にある木枠を躯体に留め付けることで、地震の際の防湿層の破断を防ぐことも可能です。

『FPの家 H邸』では、今まさにこの施工を行っているところなんです。

今現在の現場はこんな感じです・・・。

FPウレタン床パネルの上に、厚さ24mmのネダノン合板を張りました。

写真は、水道配管がそこを貫通している様子です。

断熱材及び合板の穴は、配管材よりも概ね10~20mm程度大きく開けるようにしています。

そこに現場発泡ウレタンのノズルを挿し込み、奥から徐々に引き上げて充填します。

柱とパネルの取合い部も同様です。

ウレタンが乾いたら、平らに切削して気密テープを貼ります。

パネル同志の場合は、ウレタンを充填する必要はありません。

壁パネルと柱の取合い部も同様に、そのまま気密テープを貼ります。

この時、ビス頭もテープでしっかりと塞ぎます。

梁とパネルの取合い部も同様です。

金物が貫通している箇所は、特に丁寧な施工が必要です。

写真は上イラストの羽子板ボルトを内側から見た部分です。

実は梁の外側に座彫りを行い、六角ボルトの回りに現場発泡ウレタンを充填して熱橋対策を行っているんですが、この辺りのことは別の機会に書かせて頂きます。

梁同志の仕口部分は面倒な納まりですが、ここも丁寧に施工します。

屋根パネルと梁の取合い部にも、現場発泡ウレタンをたっぷりと充填します。

そして、その上に気密テープを張ります。

こんな風にパネルを施工しながら、断熱補強&気密処理を進めていくんです。

そうそう、ホームエレベーターのピットに防水施工も行いました。

モルタル系の防水剤を塗布します。

このタイプの防水は、下地に水分があってもしっかりと付着するので助かります。

乾いたら断熱材を貼り付け、さらに土間を打設します。

EVピットって、割りと手間が掛かるんですよね・・・。

ちなみに硬質ウレタンフォームって、サーフボードに使われているんですよ。

水に浮いて沈まないからです。

水に沈まない断熱材を使うメリットを、次回以降書いてみたいと思います。

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充填断熱材です。

2019年06月27日 11時00分00秒 | FP工法/屋根・壁・床断熱材・断熱サッシ

練馬・板橋、今日も晴れは続いています。

良かった。

FPの家 H邸の充填断熱材の写真です。

木枠部分を屋根タルキに釘で固定したところを撮ってみました。

断熱材上部に張られた遮熱通気バットをタルキ天端に留め付けると、こうなります。

野地板と断熱材の間の通気層、見えるでしょうか?

こんな断面になっています。

裏から見ると、こうなっています。

先日の拙ブログでも、ご紹介させて頂きました。

そう、国際特許取得品です。

晴れた日の施工は大変なんですよねー。

陽光を反射するから眩しいし、兎に角暑いんです。

でも表面色が銀から緑になって、劇的に楽になりました。

かなり眩しさが減ったんです。

もうサングラスの必要は無いかも?

以前は眩しくって、サングラスを掛けないと目が眩むくらいでした。

でも、暑さは変わらないかな。

仕方ありません、熱線反射率が下がったら意味がありません。

その為の遮熱通気層なんですから。

上にいると、脂汗が滴ります。

表面に手が触れれば熱い‼️

火傷しそうなくらいです。

汗が滴れば、ジュッと音がするかも?

ウソウソ、冗談です。

でも、目玉焼きくらいは焼けるかもしれませんね。

断熱材の施工が終わると、建物内の環境は劇的に変わります。

そう、涼しくなるんです。

日射遮蔽効果って絶大だと思います。

大抵は扇風機で凌げます。

雨養生を剥がし、野地板に防水紙を敷き込めば、雨も心配ありません。

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ご存知でしたか?

2019年06月25日 10時10分04秒 | FP工法/屋根・壁・床断熱材・断熱サッシ

ようやく雨の上がった練馬・板橋。

梅雨の中休みと、いったところでしょうか?

早速、屋根タルキの間に断熱材の充填を開始しています。

こんな断熱材を充填します。

FPウレタン遮断パネルといいます。

国産杉の枠材で四方を組まれた、世にも不思議な断熱材です。

木枠部分をしっかり留め付けられるので、確実な施工が出来るんです。

裏表には、写真のようなクラフト紙が貼られています。

あれ?いつものとは色が違います。

そう、『プラチナパネル』なんです。

色だけではありません。

いつものパネルとは、中身が少し違います。

従来の水発泡をHFO発泡に変えた上位パネルなんです。

えっ、どこが違うのかって?

まず、熱伝導率が違います。

従来品の熱伝導率は0.024W/㎡・K、プラチナは0.020W/㎡・Kとなっています。

ちなみに、厚さ105mmのプラチナと同等性能を得るための従来品の厚さはどの位だと思いますか?

熱抵抗値で比較すればわかります。

厚さ105mmのプラチナパネルの熱抵抗値は以下の計算で求めます。

0.105m÷0.020W/㎡・K=5.25

これと同程度という事ですから、熱抵抗値を5.25とした時の厚さを求めれば良い訳です。

5.25=厚さ÷0.024W/㎡・K

厚さ=0.126m=126mm

つまり126mmの厚さに匹敵することになります。

これって、厚さ236mmの一般的な断熱材(グラスウール16K)に相当します。

水発泡もHFO発泡も、環境性能は同じです。

どちらも、オゾン層破壊係数(ODP)0/地球温暖化係数(GWP)1となっていて、以前に採用していたHFC発泡の0/1030に比べると、ずいぶん改善されているんです。

またHFO発泡の方が、気泡内の不活性ガスが空気に置き換わり断熱性が低下する『置換』現象が起きにくいのも、特長のひとつ。

どちらも良いパネルではありますが、弊社ではプラチナパネルにシフトする積りです。

日射面には、写真のような銀色のクラフト紙も貼られています。

広げてみると、中は緑色になっています。

これ、何だと思いますか?

正解は遮熱パッドです。

これを広げ先端を屋根タルキに留め付けると、上図のようになります。

日射熱を反射し、屋根棟頂部に設置された換気棟から熱気を排出させるための2層の通気層を確保するための部材なんです。

その効果を見てもらいたいと思います。

FPの家グループが行った実験結果となります。

まずは一般的な通気層の場合です。

屋根面温度は74.9℃、この時の断熱材表面の温度は48.1℃になっていました。

そして遮熱パッドを採用した場合の断熱材表面温度は30.9℃。

その違いは17.2℃です。

これって、かなり凄いことだと思います。

だからこそ、上記のような国際特許が取得できたんだと思います。

こんな凄い断熱パネルを、これから施工する訳です。

まずは、パネルを設置個所の下まで運び立て掛けます。

下に一人、上に一人づつが基本です。

下から持ち上げたパネルを上で引き揚げて、足場に立て掛けていきます。

全てのパネルを立て掛けたら、いよいよパネルを留め付けます。

天気予報によれば、晴天は2日間続きます。

パネルを設置し、遮熱通気層を留め付け、野地合板を敷き並べ留め付ける。

ここまでの作業を、この2日間で行わねば・・・。

そして木曜日は、ルーフィング(下葺材)を施工します。

時間との闘いになりますが、しっかりと施工したいと思います。

 

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どこが違うの?

2019年06月22日 08時00分00秒 | FP工法/屋根・壁・床断熱材・断熱サッシ

先日、LIXILの方から『スーパーウォール』のカタログを頂きました。

久し振りにマジマジと見させて頂きました。

実は以前に勤めていたのがスーパーウォール会員工務店、私も泊まり込み研修に参加しているんです

随分と前の話です。

当時と比べると、資料の内容がかなり変わっているんですね。

同じ硬質ウレタンフォーム断熱パネルを使う『FPの家』会員工務店としては、参考になる所が満載です。

例えば耐久性の頁には、こんな事が書かれています。

04耐久性

通気層構造と高性能断熱材が住まいの耐久性を高める。

末永く快適に暮らすために、世代を超えて住み継げる家であるために、また資産価値を維持し続けるために、建物の耐久性を見逃してはなりません。

一番のポイントは、湿気による壁内部への結露の発生を抑えること。

特に断熱材の耐湿性がそのカギとなります。

最高水準の性能を持つ断熱材が壁の内部結露を抑えます。

スーパーウォールの家で使用している断熱材は、高性能な硬質ウレタンフォームです。

その特長は湿気を通しにくく、グラスウール(16K)比およそ2倍の断熱性能。

壁の内部結露を抑えることが出来る為、住まいの耐久性向上に効果を発揮します。

また瑕疵保証では保証されない断熱材内部の結露による劣化を35年間保証します。

現場発泡ではなく工場生産にこだわる理由があります。

硬質ウレタンフォームは、イソシアネートとポリオールの2液を用いて混合・化学反応させて合成した発泡体です。

単純なメカニズムで成形するため、条件を間違えると良品のウレタンは成形されません。

LIXILの工場では、2液の調合比率・温湿度環境・発泡体の温度・発泡方法等、徹底した品質管理を行っています。

現場における発泡ではなく工場生産にこだわる理由は、高性能なウレタンフォームの安定した品質を維持するために、細部にわたる品質管理が必要であるからです。

さすが天下のLIXILです。

いちいち書いてある事が、ごもっとも・・・。

参考になります。

イラストや写真もわかりやすくて、きれいですよね。

資料の出来では到底勝てません・・・。

以前は、熱伝導率が0.026W/m・Kになっていましたが、最近は0.024W/m・Kに変わっています。

FPパネルと同じになってるし・・・。

でも他の性能では負けていません。

例えば、壁内結露による劣化保証は35年を上回る50年です。

硬質ウレタンフォームパネルのパイオニアだからこそ、出来る保証だと思います。

何と言っても、歴史&実績が違います。

そして、もうひとつの違いが発泡剤の違いによる断熱性能差です。

SWパネルは水発泡です。

空気中の水蒸気と反応して発泡します。

だから微細な気泡の中身は二酸化炭素となっています。

そして、FPパネルも水発泡なんです。

でも、HFO発泡の『プラチナパネル』も用意しているんです。

両者の断熱性能は、だいぶ違います。

例えば、105mmのHFOパネルは、126mmの水発泡パネルに相当します。

SWパネルの厚さは65mmですから、105mmのHFOパネルの熱抵抗値を比較すると2.70:5.25、およそ2倍にもなるんです。

熱抵抗は熱貫流率の逆数ですから、値が大きいほど性能が高い事を示します。

この違い、大きいですよね。

SWの場合、厚さ100mmの不可断熱用パネルとを65mmのSWパネルの外側に施工する場合もあります。

この時の熱抵抗は、6.875になります。

厚さ120mmのプラチナパネルの熱抵抗は6.000、これに30mmの硬質ウレタンフォームを付加すれば7.500。

付加断熱材の厚さ分だけ、敷地を有効に使うことが可能です。

水発泡とHFO発泡の違いは、断熱性能だけではありません。

環境性能も後者の方が優れているし、経年による断熱性能の劣化も後者の方が少ないんです。

「パネルのHFO化は考えていないの?」

担当者に聞いてみました。

「HFO?」

「社に持ち帰って、確認します。」

後日、回答を頂きました。

「今のところ、HFO化は考えていません。」

との事。

本当かな?

日本ウレタン工業会では、HFO化を進めているのに・・・。

とりあえず、信じるしかないですよね。

弊社では、プラチナパネルを勧めていくつもりです。

だから、SWよりも高性能になる訳です。

断熱性能だけで、快適性が担保される訳ではないし、耐久性だって同じです。

あくまでもプラスアルファーに過ぎません・・・。

緑字およびイラスト&写真は、LIXIL SWテクニカルガイドから、一部を抜粋・転載させていただきました。

 

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内窓を取り付けました。

2019年06月06日 08時00分00秒 | FP工法/屋根・壁・床断熱材・断熱サッシ

リフォームではありません。

新築の話です。

お引渡し間近の『FPの家 S邸』に内窓を取り付けました。

内窓とは、今ある窓の室内側に取り付ける窓を言います。

ガラス戸を二列に配置する事により、通常の窓よりも以下の点で優れています。

断熱性・気密性が高く、結露しにくい。

防音性が高い。

防犯性が高い。

今回は、主に防音性向上を目的に設置しました。

装飾窓

引き違い窓

どちらの内窓も、開閉可能となっています。

季節によっては、外窓と内窓の間に結露が発生する場合もあるんです。

そんな時は、内窓を開ければ問題解決です。

どちらも、複層ガラス仕様となっています。

より気密性が高まるため、遮音効果が高まります。

室内音が外に漏れるのを防ぎたかったんです。

もちろん、断熱効果も高まります。

この部屋には、床・壁・天井とも石膏ボードを重ね張りしているので、蓄熱効果が期待できると思います。

他の部屋よりも、室温が安定すると思うんです。

機会があれば、ロガーを設置してみたいなぁー。

 

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天井裏を覗いてみました。

2019年05月11日 16時50分27秒 | FP工法/屋根・壁・床断熱材・断熱サッシ

今日も天気が良く、暑い練馬・板橋。

この陽気はもう、初夏と言っても良いのではないでしょうか?

でも土曜日の為、現場は動いていません・・・。

『FPの家 S邸』

昨日吹き込んだセルロースファイバー(以下SF)の様子を見るために、天井裏を覗きに来ました。

施工中は細かい紙繊維が立ち込めていて、うまく写真が撮れないんですよね。

天井裏は暗い場所なので、肉眼では気にならないんです。

でも、撮った写真を見ると・・・。

こんな感じ・・・。

目を開けているのが怖くなります。

長時間いると、鼻の孔の回りも灰色になるんですから・・・。

粉塵公害という言葉が頭に浮かびます。

でも大丈夫。

ちゃんと気密施工を行っているので、細かい塵も室内には入って来ません。


天井裏に上がる為には、点検口から侵入する必要があります。

2か所ある点検口のうち、ロフト上から侵入してみます。

あれ?

ロフトに上がれない・・・。

そう、只今階段施工の真っ最中なんです。

だから、梯子を掛けて上ります。

これが点検口です。

コインでロックを回し、蓋を開けると中はこうなっています。

あれ?

白い物で塞がっています。

コレ、気密・断熱蓋なんです。

EPSで出来ていて、真ん中のハンドルを回すと、蓋が落ちるようになっています。

早速、開けてみましょう。

あれ?

また蓋があります。

そうなんです。

上下2分割になっているんです。

こちらの蓋は上に上げるようになっています。

随分とゴツイ蓋だと思いませんか?

蓋を上げてみると、こんな感じです。

白い堰板があるのに、お気付きでしょうか?

天井に張られた石膏ボードから上に、厚さ48cmのSFが吹き込まれています。

点検口を開けたら、上からSFがドサッ!

なんて困りますよね。

それが零れ落ちないための堰板なんです。

これもEPSで出来ています。

上がる際に手を掛けて力を加えると、割れてしまう事があるので注意が必要です。

天井裏に上がるにも、それなりにコツが必要だったりして・・・。

次のイラストをご覧ください。

点検口自体はこんな仕組みになっています。

さあ、いよいよ天井裏です。

真下に脚立を立てて上がります。

天井裏に顔を入れると、凄い熱気です。

サウナどころではありません。

汗が一斉に噴き出すのがわかります。

一面に広がる灰色のモコモコがSFです。

近くで見ると、こんな感じ。

紙繊維だから、火に弱いんじゃない?

と心配する方もいると思います。

でも大丈夫。

添加されたホウ砂のお陰で、難燃性となっています。

画像のように火を近づければ一時的に燃えますが、火を離せばすぐに消えてしまいます。

本当はSFの中を歩いて、もっと撮影したいんです。

でも歩くのが大変。

まるで雪中行軍のようです。

SFに隠れて足元が見えないから、うっかり石膏ボードに乗ったりすれば踏み抜いてしまいます。

雪の中は寒いけど、小屋裏は灼熱地獄です。

ゴーグル&マスクが必需品となります。

普段は覗けない、天井裏の様子をご覧いただきました。

いかがでしたか?

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ブローイング工事

2019年05月10日 18時22分38秒 | FP工法/屋根・壁・床断熱材・断熱サッシ

晴れ時々曇りという天気予報の練馬・板橋です。

最高気温は28℃になるらしい。

とにかく暑い一日でした・・・。

『FPの家 S邸』

今日も現場は大賑わい。

車の置き場もないくらいです。

こんな車が横付けしているんだから、仕方ありません。

しかも嵩張る荷物が、すぐ傍に積み上げられています。

コレ、セルロースファイバーです。

原材料は古紙。

繊維状になっていて、ホウ砂が添加されています。

これを25kg/㎥の密度で天井裏に吹き込むんです。

ブローイング工法と言います。

先ほどの車には、セルロースファイバーを吹き込む為の機械が据え付けられています。

この機械にホースを接続し、天井裏まで配管し、吹き込むんです。

こんな風に、施工しています。

天井裏は、こんな感じになっています。

オレンジ色のシートは、気密・防湿シートです。

一般的な建物の天井断熱と言えば、グラスウールによる充填断熱が多いと思います。

でも、施工の不具合による問題も散見されているそうです。

断熱材相互の隙間が、その原因です。

だって天井裏って、思ったほど平らではありません。

野縁もあれば吊木もあります。

おまけに配管・配線だってたくさんあるんです。

正しい施工をするのって、かなり難しいんですよね。

フィルム付きの断熱材であれば、相当の技術と手間が必要だと思います。

折角大工さんが丁寧な施工をしても、他の施工業者が触った際に動いてしまう事だってあるんです。

その点、ブローイング工法は安心です。

専門業者による責任施工です。

たっぷりと断熱材を吹き込むので、天井裏に密着し断熱欠損が生じにくくなっています。

ホウ砂のお陰で不快害虫が近づかないし、火災にも強くなります。

おまけに吸音効果も高まります。

厚く吹けば、断熱性能だって高めることが可能です。

でもその分、お値段は張ります。

費用対効果を考えれば、アリだと思うんですよね。

当然、大工さんによる気密・防湿シートの精度があっての話なんですが・・・。

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23年前の断熱材

2019年04月01日 17時17分17秒 | FP工法/屋根・壁・床断熱材・断熱サッシ
少し変わった取組をしています。
ちょっとだけ、アピールさせてください。
写真は築23年のお宅の断熱材です。
一目見てピンと来たあなたは凄いと思います。
そう、コレ『FPウレタン壁パネル』なんです。
このお宅は、今から23年前にお引渡しされた『FPの家』なんです。
訳あって、建替える事になりました。
勿体ない・・・。
弊社も残念だし、お施主様も無念だと思います。
せめて、使える物は再利用したい・・・。
じゃー、断熱材も再利用しましょうか?
という事で、解体現場から断熱材を取り外すことになったんです。
ご存知の方もいるかと思います。
でも念のため、説明させてください。
FPウレタン壁パネルはイラストのように木枠の付いた硬質ウレタンフォームパネルです。
筋違の入ったパネルを選ぶことも出来ます。
木枠部分を躯体に留めることで、耐震性の向上や断熱材の剥落を防ぐことが出来るんですよね。
最近はビスを利用して留めることが増えましたが、当時は釘留めが当たり前でした。
だから、写真のようにバールと玄能を使って釘を1本1本抜くことから始めなければなりません。
しかも相当数の長さ75mmの釘で留められています。
この作業が予想外に大変でした。
なんと、3人掛かりで3日間も掛かったんです。
断熱材を外した後の写真です。
最初の写真と比較してみてください。
作業をしているとわかるんですが、断熱材を抜く前と抜いた後では明らかに建物の揺れ方が違っていました。
やっぱり耐震効果が大きいんですね。
取外した断熱材です。
そして、今日この断熱材を倉庫に運びました。
建物内から外に出し
トラックまで運びます。
トラックの荷台には運転手が待機していて、荷受け&整列をしてくれます。
荷台いっぱいに積込み完了です。
倉庫までの道程は、高速で往復2時間です。
倉庫で荷卸しする時間を考えると、1日で2往復が限界です。
残念!
あと1台で終わるのに・・・。
明日も同じ作業をしなければなりません。

この断熱材、一旦倉庫で休んだ後に新しい仲間達と又戻って来ます。
そして、壁や床の断熱材として活躍してくれるんです。
昔の断熱材が新しい家で再利用される・・・。
究極のリサイクルだと思います。
これも、経年劣化の無い断熱材だから出来ることだと思います。
木枠付断熱材って便利でしょ?
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FPの家建替え計画

2019年03月27日 08時00分00秒 | FP工法/屋根・壁・床断熱材・断熱サッシ

今日はアセットフォーの定休日。

とあるセミナーに参加して、新しい知識&技術を修得してきます。

このセミナーの成果については、後日改めてご紹介するつもり。

楽しみにお待ちください。

さて・・・。

今回は、FPの家に関する記事をご紹介したいと思います。

㈱エクスナレッジ 刊

FPの家グループ工務店 著

ずっと幸せに暮らすための 住まいの教科書

からだにいい家のつくり方

P129より抜粋しました。

経年変化に強い断熱材をひとつ挙げると、『硬質ウレタンフォーム』があります。

硬質ウレタンフォームは形が変わりにくく、収縮することも反ることも少ない素材です。

北海道札幌市のA邸では、築20年の家の増築工事で既存部分に使っていた硬質ウレタンパネルを再利用しました。

増築するに当たり、外壁の一部を剥がしたところ、壁の中の硬質ウレタンパネルは施工時とほぼ変わらない、きれいな状態で残っていたそうです。

そこでパネルを第3者機関に持ち込み、熱伝導率を測定したところ0.022W/m・Kという高い断熱性能を保持していることが判りました。

硬質ウレタンフォーム保温板の初期熱伝導率は0.023W/m・Kですから、特に劣化は見られなかったことになります。

そこで、増築した壁に再利用したそうです。

20年経っても劣化しない断熱材、凄いですよね。

もちろん、文中の硬質ウレタンパネルとは『FPウレタン壁パネル』を指します。

そこで、現在進行中の『FPの家 建替え計画』でもFP壁パネルを再利用することにしました。

建物の解体時に、パネルを取外します。

そして、第3者機関に持ち込み熱伝導率等を測定し劣化の有無を確認します。

今回のFPの家は築23年超、経年劣化の具合はどうなのかな?

結果が出るのが待ち遠しくて仕方ありません。

取外したパネルはFPコーポレーション埼玉工場に運び、保管します。

そして、新しく作った追加パネル(既存パネルだけで全てのパネルを賄える訳ではありません。)と合せて現場に再搬入。

これを取付ける計画です。

パネルの取外しは既に終わっています。

目視による確認では、劣化は全くみられません。

『FPの家 H邸』の建替え計画、進捗にご期待ください。


ご紹介した新書籍、色々な記事が盛りだくさんなんです。

是非、ご購入ください。

家づくりに関する様々な情報がGETできると思います。

書店にて1500円/冊(税別)にて絶賛販売中です。

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樹脂窓

2019年03月14日 15時32分28秒 | FP工法/屋根・壁・床断熱材・断熱サッシ

今日の練馬・板橋も暖かいんです。

でも天気は下り坂、土曜日には雨が降る予報が出ています。

『FPの家 S邸』

FPウレタン壁パネルの外側に、外壁合板の取付も終わりました。

白い粉はホウ酸です。

今回採用したのは、ノダのハイベストウッド。

構造用パーティクルボードに当たります。

面材同志、2~3mmの隙間を空けて張らなければなりません。

釘を打つ位置にガイドラインが引かれていて、建物の構造や壁倍率による釘位置がわかるようになっています。

FPウレタン壁パネルの開口に合わせて張っていけば、そのままサッシ開口になります。

そこにサッシを嵌め込み、固定用の釘を打てば取付完了です。

今回採用したのは、YKKapの330防火窓。

いわゆる樹脂窓です。

上図は主要国の樹脂サッシの比率を示した地図となります。

これを見ると、日本の比率が著しく低いことがわかります。

中国にも負けているんですよね・・・。

それでも、数年前までの7%に比べれば随分とマシになりました。

樹脂サッシとは、フレーム(枠)が樹脂で出来たサッシです。

サッシと窓は違うの?

なんだか、わかりにくいですよね?

サッシとは、窓のフレーム部分を指します。

だから、フレーム+ガラス=窓が正解です。

でも、アルミサッシとか樹脂サッシって言いますよね。

これ間違いなんです。

本当はアルミ製窓とか樹脂製窓と云うのが正しいと思います。

因みに樹脂窓はYKKapの製品名です。

余計、わかりにくいですよね。

上図は、アルミ・樹脂・木で出来たコップに氷水を張った状態をサーモカメラで撮ったもの。

断熱性能の低いものほど、青色に近くなります。

アルミコップを手に取れば冷たいと思います。

樹脂製コップは、木製コップ程じゃありませんが冷たさを感じない筈。

サッシのフレームだって同じです。

当然、アルミよりも樹脂や木が良いに決まっています。

でも、それだけではありません。

ガラスだって重要です。

ガラスの枚数

Low-E膜の仕様および枚数

中空層の厚さ

中空層空気およびガスの種類

スペーサー種類

により、ガラスの性能も大きく変わるんです。

今回採用したのはペアガラス(複層ガラス)ですから、ガラスの枚数は2枚。

Low-E膜を外側ガラスの内側に貼った日射遮蔽タイプとなります。

本当は、窓位置により日射遮蔽タイプ・日射取得タイプを使い分けたいんです。

でも、防火窓の場合は前者しか選択できません。

早く選択出切るにして欲しいと思います。

中空層の厚さは15mm。

アルゴンガスが封入された、アルミスペーサー仕様です。

ガラスの違いによる熱の逃げ方の違いを示した図を挙げてみました。

普通のペアガラス①の室外放熱は29%、2.9W/㎡・Kになります。

これをLow-Eペアガラス②にすれば19%、1.9W/㎡・Kになります。

ちなみにLow-Eトリプル③であれば11%、1.1W/㎡・Kになります。

一般的なLow-Eガラスの中空層には乾燥空気が入っていますが、弊社ではアルゴン入りを標準的に採用しています。

その性能は上グラフの通りです。

クリプトンガスを封入すれば、もっと性能を高める事が出来そうですが採用していません。

その理由を挙げると、以下のようになります。

①高価である事。

②空気層が大きくなると、アルゴンとそれほど変わらなくなる事。

比重が大きい為、空気層が大きくなると対流による熱移動が大きくなるようですね。

話を元に戻しましょう。

個人的に残念に思う事があります。

それはスペーサーの事です。

先程も書きましたが、今回採用しているペアガラスのスペーサーはアルミです。

本当は樹脂スペーサーを採用したいんです。

その理由は、上図を見て貰えばわかります。

ガラス周縁部の結露の怖れが随分と違うんですよね。

当然、樹脂スペーサーの方が結露しません。

快適さも、随分と違います。

可能であれば、樹脂スペーサーをお勧めしたいと思います。

でも防火樹脂窓の場合、樹脂スペーサーを選択する事が出来ないんです。

残念で仕方ありません・・・。

早く改善して欲しいと思います。

窓を取付けた状態を中から撮ってみました。

現場には、透湿防水シートも納品されています。

窓の取付が完了次第、防水シートの施工を行う予定です。

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ドンドンドン

2019年03月08日 15時38分21秒 | FP工法/屋根・壁・床断熱材・断熱サッシ

久々の良い天気。

練馬・板橋は春のような陽気で、身体を動かすと汗をかいてしまいます。

『FPの家 S邸』

「ドン・ドン・ドン!」

現場では、FP壁パネルを叩く掛矢の音が鳴り響いています。

只今、FP壁パネル施工中。

胴差上にパネルを入れるのが大変です。

脚立を並べ、足場板を渡して作業床を設置して、準備完了です。

パネルを上まで揚げて、パネル取付け開始です。

柱間・梁胴差間寸法とパネル寸法の差は、ほぼありません。

パネルを当てたら、掛矢で叩き入れます。

何度も何度も叩きます。

叩き入れ終わったパネルと柱との隙間は、写真の通りです。

この後、パネルと躯体をビスで留め付け、アルミ気密テープを貼らなければなりません。

まだまだ、作業は半ばです。

3人掛かりの作業は、もうしばらく続きます。

柱と床合板の間に充填したウレタンが硬化しました。

これに通常はアルミテープを貼っています。

でも今回は、手元にこんな部材があるんです。

以前にリフォーム現場で使った部材です。

箱買いをしたので、余っているんです。

折角だから、使ってみました。

柱と専用部材、床合板と専用部材をそれぞれテープで止めれば完了です。

施工性はたいして変わりません。

でも気密性は、こちらの方が確実です。

経年劣化も少なそう・・・。

部材も余っている事だし、使ってみようと思います。

同様に別の部材も余ってるんですよね。

こちらは、天井の気密・防湿シートを使う際に利用したいと思っています。

ロフトへの昇り降り用の架設梯子も設置しました。

これで、安心&ラクチンに昇り降りする事が出来ます。

ついでにボレイトチェッカーを使って、ホウ酸濃度の確認もしてみました。

柱です。

シュッと一吹き、しばらく放置します。

見事に変色しました。

ホウ酸濃度OKです。

床合板です。

シュッ!

OKです。

同様に、FP壁パネルや土台等も確認しました。

問題無し、雨養生が効いているようです。

良かった・・・。

大工さんと話合ったんですが、やはり何らかの足場が必要です。

余りにも天井高さがあり過ぎます。

室内足場を組む予定ではありますが、足場を組む事で作業スペースが狭くなるのも困りもの。

でも、今持っている脚立では作業効率が落ちてしまいます。

背の高い脚立をリースするのも手だと思うんですが、設置・解体・移動がいちいち面倒・・・。

結局、足場板代わりの桁材を用意して梁上に仮固定する事にしました。

使わなくなったら、下地材として利用するつもりです。

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FP工法ですから

2018年12月17日 17時18分56秒 | FP工法/屋根・壁・床断熱材・断熱サッシ

昼過ぎになって、雨がようやく止みました。

取り敢えずホッとしました。

建築業に携わっていると、雨が嫌いになります。

だって困ることばっかりなんですもん・・・。

本日、床パネルが納品されました。

そんじゅそこらで使われているようなパネルではありません。

構造材でありながら断熱・気密性を高めてくれる高品質多機能パネル、それがFP床パネルです。

88×38の木材を枠および根太にして、上面に厚さ12mmの構造用合板、そして下面にはクラフト紙が貼られています。

木枠の中にあるのは、25~30tの圧力を掛けられ、隅から隅まで均一に充填された硬質ウレタンフォームです。

このパネルを、910mm間隔で並べられた土台及び大引の上に敷き込み、ビスで留め付けるのが『FPの家』の当たり前。

床パネルを敷き込む前には必ず基礎の中を清掃します。

ゴミがあったら、マズイですからね。

そして外回りの土台際にパネル受け材を留め付けます。

もちろんパネル受けには、高濃度ホウ酸水溶液をたっぷり塗布します。

そして、その上に床パネルを載せます。

写真は大引の上に敷かれた床パネルです。

濡れているのはホウ酸水溶液が染みているから。

そう、パネルの木枠および裏面にもたっぷり塗っているんです。

そして、パネルの上から長ビスを留め付けます。

こんなビスを使います。

長さ180mmもあります。

床パネルの木枠部分と土台及び大引部分を留めるのに使います。

床パネルの木枠同志の留め付けはコースレッド120mmを使います。

パネルと躯体が一体となり、地震や台風などの自然災害から建物をしっかりと守ってくれるのがFPの家の特長です。

その分、施工には手間暇かけなければなりません。

先日納品された、2・3階の壁パネルもあと少しで取付けが完了できそうです。

壁パネルを柱間に入れている途中を撮ってみました。

芯々455mmの柱間の内法寸法は、455mm―105mmですから350mmになります。

そして床合板―梁間の寸法は2450mm。

ここに348mm×2450mmの壁パネルを入れなければなりません。

しかも、パネル側面には厚さ3mm程度のウレタンスポンジが貼られています。

これを入れるのが大変なんです。

ウレタン掛矢を使って叩き入れなければなりません。

クリックすると新しいウィンドウで開きます

これです。重いんですよね。

1枚当たり50回位叩くことになります。

今回使う壁パネルの枚数は合計94枚ですから、これに50回を掛けると4700回にもなります。

しかも1枚1枚ビスで留め付けないといけません。

ドンドンと凄い音がするんですよね。

「ピッタリ作り過ぎるんじゃないの?」

「もっと隙間を空けて作ればいいじゃない!」

以前に近隣からクレームを戴いた際に云われた言葉です。

でも、隙間を空けてしまったら意味がありません。

耐震・耐風じゃなくなるし、断熱・気密性能も担保出来なくなります。

もうしばらくお待ちください。じきに静かになりますから・・・。

そしてパネル施工が終わりサッシを付けると、急に現場が静かに感じます。

「最近、大工さん達来てないね。体調でも壊したの?」

近隣の方に聞かれたことがあります。

いえいえ、ずっと入ってますよ。

パネル施工が終わると、中の音が外に漏れにくくなるので静かに感じるんだと思います。

大工さんだって、クレーム云われるのはイヤですから・・・。

工事電球を点けていれば、電気ストーブなんていりません。

家の中が暖かくなります。

FPの家の暖かさを一番身に染みて感じているのは、もしかして大工さんかもしれません。

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東武練馬/アセットフォー日記(http://blog.goo.ne.jp/assetfor)