練馬・板橋の注文住宅/アセットフォー日記(http://blog.goo.ne.jp/assetfor)

お打ち合わせ、設計、建築中現場、見学会のことなどアセットフォーの注文住宅家造りの日々を皆様にお伝えいたします。

ご自身で出来る耐震対策

2019年06月21日 08時00分00秒 | 耐震・制振

また地震の被害が出ました。

地震で怪我をした人の原因を調べてみると、約30~50%の人が家具類の転倒・落下・移動によるものです。

これらは直接当たって怪我をするだけではなく、躓いて転んだり割れた食器・ガラスを踏む、避難路を塞ぐなどの危険をもたらす事も忘れてはなりません。

近年発生した地震における家具の転倒・落下・移動が原因の怪我人の割合を示したグラフです。

凄い割合ですよね。

ちなみに地震の揺れによる家具類への影響は以下の通り。

まずは、ご自身で出来る下記の対策をお勧めします。

お近くのホームセンターに足を運べば、簡単に揃えることが可能です。

費用はそれなりに掛かります。

取付に手間も掛かるでしょう。

それでもご家族の安心・安全を考えれば、是非行うべきだと思います。

残念ながら、地震は待ってくれません。

思い立ったが吉日。

早速、対策を行ってみてはいかがでしょうか。

出典:東京消防庁『家具類の転倒・落下・移動防止対策ハンドブック(平成26年度版)』

 

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なぜ地震は起こるのか?

2019年05月14日 08時00分00秒 | 耐震・制振

地震の正体は『岩盤のズレ』なんだそうです。

地球の表面は『プレート』と呼ばれる十数枚の硬い岩盤で覆われています。

プレートの厚さは数十㎞から数百㎞にも及び、それぞれが違う方向にゆっくりとした速さで動いています。

年間数㎝のゆっくりとした運動により蓄積されたエネルギーが、地震を引き起こす原因です。

そのしくみには、以下の2つが考えられています。

①内陸の活断層で発生する地震

プレート運動により、陸のプレート内にもひずみが蓄えられます。

これが限界を超えると、岩盤同士が急激にずれ動く『断層運動』が始まり地震が起こります。

②プレート境界で発生する地震

海溝やトラフ(海溝よりも浅い溝)のプレート境界付近では、海底でプレートが押し合います。

そして引きずりこまれた陸のプレートが元に戻ろうと跳ね上がると、巨大地震が発生します。

海水も大きく揺れるので、津波の発生する危険が高まります。

地震を知ることで、それに備えることが出来ます。

大地震が起こる確率は上がるばかり・・・。

今後も不定期ではありますが、この場を借りて色々な資料をご紹介したいと思います。

YKKapの耐震読本より、その一部を複写・転載させていただきました。

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耐震の話

2019年05月13日 08時00分00秒 | 耐震・制振

昨日は日曜日。

久し振りにお客様と、耐震のお話をしました。

まずは『耐震等級』のお話。

あなたのお宅の耐震強度は『建築基準法ギリギリのレベル』つまり等級1で良いのでしょうか?

それとも、『災害時の避難所となる病院や学校のレベル』つまり等級2が良いですか?

私は『消防書や警察署のレベル』の等級3がベストだと思うんです。

だって、熊本地震における木造住宅の建築時期別損傷比較を見れば一目瞭然です。

耐震等級3の家に、倒壊・全壊・大規模半壊の被害は出ていません。

今後30年間に、首都圏にМ7クラスの地震が起きる確率は70%との事。

その時の被害予想は、次のとおりとなっています。

せっかく家を建てるなら、ご家族の安全を最優先で考えるべきかと思います。

また熊本地震の際には、倒壊した建物のせいで緊急車両が進入できず混乱が起きたという話も聞いています。

イザという時に、近隣住民に迷惑を掛けない家づくりも重要ですよね。

そして、ついでにこんな話もさせていただきました。

兵庫県南部地震における築30年未満の建物の被害状況となります。

全壊。半壊の建物に『蟻害・腐朽あり』が多いのがわかります。

どんなに地震に強い建物を作っても、蟻害。腐朽菌の被害があれば意味がありません。

そしてアットホームの調査によれば、75%超のお宅で蟻害が発生してるんです。

木材劣化対策と耐震施工、しっかりと行いたいですよね。

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耐力面材の施工方法

2019年03月26日 18時50分36秒 | 耐震・制振

なんだか、はっきりしない空模様。

雨は降らないのかな?

『FPの家 S邸』

気密施工と同時進行で耐力面材の施工を行っています。

外壁合板はハイベストウッドを採用し、建物内部はノボパンSTPⅡを採用しました。

ロフト付の平屋建てのため、とにかく横架材間距離が長いんです。

だから、柱間3.0尺の耐力壁はこんな感じです。

細長いですよね。

裏から見ると、こうなっています。

ノボパンの長さは3030mmが最長です。

今回の横架材間距離はおよそ3600mmもあります。

だからイラストのように『継手受材』を設けました。

図中45mm×60mmとなっている部材を45mm×105mmとし、柱に2N75を斜め打ちします。

大壁・床勝ち仕様の為、ネダノン合板の上に45mm×60mmを載せ、N75釘200mm間隔で留め付けます。

そして柱間が3.0尺を超える場合は、継手間柱として45mm×105mm材を入れました。

面材表面には釘打ち位置が印刷されていて、壁倍率により釘間隔が変わるようになっています。

今回の場合は、告示仕様(壁倍率2.5倍)ですから、外側150mm/中通り150mmの感覚でN50釘を留め付けなければなりません。

中通り

そして外側です。

以前からノボパンは採用していましたが、どんどんと仕様が増えてきて益々ややこしくなった気がします。

外壁は透湿抵抗の低い合板を使い、無い壁は透湿抵抗が高くて安価なノボパンを使うようにしていますが、両方ともハイベストウッドでもいいかな・・・。

なんて思います。

窓上庇の造作も少しづつ進んでいます。

腕木に化粧板が付けられました。

そして端隠しにも化粧板が付けられようとしています。

多摩産杉の赤身材、きれいな色してるでしょ?

今頃は終わっていると思うんですよね。

クリアを掛ければ、木目が浮き出てきてもっといい感じに仕上がるはず・・・。

軒裏には防火板を貼った下に化粧杉板を貼りますが、仕上げ時期は外壁仕上げ完了後になる予定です。

見学会の頃には、庇の屋根材も仕上がります。

是非、ご覧ください。

そろそろ、見学会の準備もしないといけませんね。

休み明けは、色々と大変かも・・・。

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久し振りに書いてみました。

2019年03月13日 08時00分00秒 | 耐震・制振

今日はアセットフォーの定休日。

先日、弊社見学会にご参加戴いた方より電話を戴きました。

「3月24日と31日、見学会があると聞きました。」

「チラシを見ると、片方は耐震等級3、そしてもう片方は耐震等級2と書かれています。」

「どう違うんですか?」

簡単に答えさせて戴きました。

そう言えば、最近は耐震等級に関する内容を書いていません。

久し振りに書いてみたいと思います。

耐震等級とは住宅性能表示制度に基づく建物の構造の強さの目安です。

地震に対する倒壊・崩壊のしにくさを表し、等級1〜3の3段階で示します。

等級1は、建築基準法に定められた最低基準と同等で、数百年に一度発生する地震(各地で異なり、東京は震度6強〜7)でも倒壊しない強さとなります。

等級2は、災害時の避難所となる病院や学校のレベル、等級1の1.25倍の強さとなります。

そして等級3は、消防署や警察署のレベル。

災害時でも通常の活動が出来なければなりませんから、それなりの強度を確保する必要があります。

その強さは等級1の1.50倍です。

次の表が判りやすいと思います。

1.25倍とか1.50倍と云われても、ピンと来ないですよね。

実際には、どの位の違いがあるのでしょうか?

熊本地震の際の建物の損壊具合に占める等級3の割合は以下の通りです。

やはり、被害が少ないことがわかります。

耐震等級2と3では、構造補強の為の費用が違います。

前者の方が後者よりも安いのは当たり前。

でも、その費用を節約した事で地震の際に損壊なんて事になれば大変です。

是非、等級3にしていただきたいと思います。

地震保険の費用が安くなるので、思ったほど高くはなりません。

費用を掛けてでも、きちんとして欲しいことが、もうひとつあります。


少し古いデーターですが、阪神・淡路大震災の際の建物被害と『蟻害・腐朽』との関係を示しています。

どんなに耐震等級を高めても、躯体が健全でなければ建物は倒壊してしまいます。

健全な状態とは、蟻害や腐朽菌による被害がないことを言います。

木材劣化対策を適切に行う事。

これも非常に重要だと思います。

安物買いの銭失い

損して得取れ

折角お金を掛けるのであれば、上手な掛け方をした方が良いと思います。

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地震が来たら、どうなる?

2018年09月04日 08時00分00秒 | 耐震・制振

今日と明日はアセットフォーの定休日。

台風が来てるんですよね。

大丈夫かな?

今年は本当に、台風が多い気がします。

雷も多い気がするし、地震だって多いですよね。

地震・雷・火事・親父。

昔から怖いと言われていたものです。

親父?

怖いと思っている人いるの?

今だったら台風かも知れませんね。

地震・雷・火事・台風。

イザと言う時、ある程度の規模までであれば、大抵の家でやり過ごせます。

そもそも雷が家に落ちることなんて、極めてまれだし。

耐震・耐風・耐火性能を高めるよう国が推し進めていますから、普通の規模であれば大丈夫。

なんて安心していて良いのでしょうか?

皆さん、ご存知ですか?

建築基準法の現行耐震基準に適合した家を『耐震等級1の家』って言います。

耐震等級には1~3まであって、その強さは上図のようになっています。

耐震等級1は、一般的な住宅の基準。

これが100年に1度くるかもしれない大地震に見舞われたら、どうなると思いますか?

大地震が来ても大丈夫。

だって、国の基準をクリアしてるんだもん。

なんて考えていませんか?

その答え、残念ながら間違いです。

大地震が来た際に、倒壊して命を失うことはないレベルなんだそうです。

命を守ることは出来るけど、家は建て直さなければなりません。

では、強度を1.5倍にした『耐震等級3の家』はどうでしょうか?

一部破損は免れないそうです。

でも、直して住み続けることは可能です。

耐震等級1の家と3の家、保険の掛け金にも相当違いがあるようですね。

先の大地震の際には、倒壊した建物が道を塞いでしまい緊急車両の通行を阻害したなんて話も耳にしました。

この違い、大きいと思いませんか?

台風対策・火事対策も重要だと思います。

『過ぎたるは及ばざるが如し』なんて言葉もあります。

でも、こと耐震・耐風・耐火性能に関しては『過ぎたる位でちょうどいい』と思うんですよね。

そう思いませんか?

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耐震診断基本データー

2018年08月25日 08時00分00秒 | 耐震・制振

先日の構造塾/改修版でもご説明いただいたデーターをご紹介します。

平成18年4月1日~平成30年6月30日に診断された木耐協の定期報告からの抜粋となります。

詳しくお知りになりたい方は、以下のページをご確認ください。

http://www.mokutaikyo.com/dcms_media/other/tyousa_1808.pdf

対象住宅は、昭和25年~平成12年5月までに着工された木造在来工法2階建て以下の建物となります。

12年3箇月分、26,317件のデ-ターとなります。凄い!


建築基準法では、耐震計算をする際に想定する地震を『大地震』と『中地震』の2段階に分けているそうです。

大地震とは『建物が建っている間に遭遇するかどうかという極めて稀な地震(数百年に1度起こる震度6強クラスの地震)』のこと。

中地震とは『建物が建っている間に何度か遭遇する可能性のある地震(震度5強程度)』となります。

大地震時には『人命を守ること』、中地震時には『建物という財産を守ること』を目標とするのが建築基準法の考え方です。

これに対して耐震診断では、人命を守ることに重点を置き『大地震時に倒壊しない』ための耐震性確保を目標に据えることを明示しています。

まずは、基本データーを見てもらいましょう。

旧耐震基準(昭和25~55年以前)および新耐震基準(昭和56年~平成12年5月以前)に建てられた建物が該当します。

『9割超が現行の耐震基準を満たしていない』という驚きの結果となりました。

倒壊する可能性が高い・・・73.77%(19,415件)

倒壊する可能性がある・・・17.41%(4,582件)


耐震基準は『昭和56年6月』と『平成12年6月』の2度に渡って大きく改訂されています。

木耐協では前者を旧耐震基準住宅、後者を新耐震基準住宅と区分しているようですね。

旧耐震基準住宅に絞った結果はこうなりました。

 

倒壊する可能性が高い・・・84.74%(10,895件)

 

倒壊する可能性がある・・・12.45%(1,601件)

やっぱり・・・。

旧耐震基準ですから仕方ないですよね。

だから新耐震基準になった訳だし・・・。

でも、新耐震基準住宅なら大丈夫ですよね?

結果を見てみましょう。

倒壊する可能性が高い・・・63.30%(8,520件)

倒壊する可能性がある・・・22.15%(2,981件)

えっ!

うそでしょ?

新耐震基準、ヤバイじゃん!

という結果となりました。

2階建て以下の建物というのがミソなんですよね。

3階建ての建物では、こんな結果にならないと思います。

なぜなら、後者は許容応力度計算(構造計算)による安全確認が行われているから。

でも、前者は『4号特例』のため、必ずしも構造計算による安全確認が行われていないんです。

もちろん、設計者による『仕様規定による安全性検討』は行われている筈。

①壁量計算(耐力壁の確保)

②四分割法(耐力壁の配置バランスの確認)

③N値計算(柱の接合方法の確認)

上記3つの簡易計算と

④基礎の仕様

⑤屋根葺き材等の緊結

⑥土台と基礎の緊結

⑦柱の小径

⑧横架材の欠き込み

⑨筋違の仕様

⑩火打材等の設置

⑪部材の品質と耐久性の確認

上記8つの仕様ルールがこれに当たります。

でも、確認申請時に提出の義務は無いんですよね。

これを『構造安全性検討不要』と勘違いしている設計者もいるらしい・・・。

簡易計算による安全確認や仕様ルールを守っていれば、危険な建物を無くせる訳ではありません。

まして、設計者が安全確認を怠っているなんて・・・。

こうした建物の中に、先述の『倒壊する可能性がある、もしくは高い』建物が隠れているんでしょうね。

しかも、建物は経年劣化によって弱体化する場合もあります。

壁内結露・シロアリや腐朽菌による被害、欠陥工事の怖れだってあります。

せめて、設計時の構造安全性だけでも確保したいと思いませんか?

やっぱり構造計算は行うべきだと思います。

えつ、弊社ですか?

もちろん、全棟構造計算による安全確認を行っています。

簡易計算だけでは心配ですから・・・。

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耐震等級の話

2017年10月08日 18時04分43秒 | 耐震・制振

今日は、午前中・午後と打ち合わせがありました。

断熱の話、無垢材と集成材の話、耐震等級の話。

割りと熱い話が続きました。

弊社は創業以来高断熱・高気密住宅を専門につくっている工務店ではありますが、耐震だって真剣に取り組んでいます。

上図は、今後30年間に震度6弱以上の揺れが起こる確率を示しています。

弊社の商圏である、練馬・板橋の確立はかなり高くなっているのがわかります。

ご存知ですか?

万一の時の避難所に位置づけられた学校や病院は、建築基準法で定められた耐震強度の1.25倍(数百年に1度発生する地震による力の1.25倍の力に対して、倒壊しない程度)が求められています。

ちなみに消防署や警察署であれば、1.5倍の強さを求められます。

骨組みを強くし地震に耐えるための耐震工法ですが、実は単発の地震で倒れなくても、繰り返す余震に耐えきれない場合もあります。

もちろん、きちんと施工されていなければ、地震に強い家にはなりません。

壁内結露が発生し、木材腐朽菌やシロアリが繁殖している家も同様です。

そして、もうひとつ重要なことがあります。

それは構造計算による、安全性の確認です。

平屋建て・2階建ての場合でも、簡易的なN値計算や四分割法・壁量計算ではなく、木造3階建てで義務付けられている許容応力度計算を行う必要があります。

地震に強い建物を建てたいのなら

許容応力度計算による安全性の確認をしてくれる設計者

求められた施工を確実に行う施工者

設計者と施工者の間に入り、間違いのない施工を確認・指導する管理者

に家づくりをお願いすることだと思います。

壁内結露を防ぐ術を知っていて、それを実践できる技術があることは言うまでもありません。

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木の骨

2017年07月03日 18時54分54秒 | 耐震・制振

先程まで、株式会社エヌ・シー・エヌの方が弊社にいらっしゃいました。

耐震・SE構法を施工できる『SE構法登録施工店』になるための手続きについてレクチャーを受けていたんです。

最近〇〇林業の家〇ッ〇フレーム工法を採用したいと言う人が時々いらっしゃるんですよね。

狭小地に建つ狭小3階建ては、弊社の得意とする住宅ではあります。

でも耐震等級を3以上(基準法の1.75倍や2.00倍)にしたいと言う要望にはお応えできません。

建物の端っこにビルトインガレージを配置する場合もなかなか難しいでしょう。

そんな時、SE構法を採用できたら・・・。

今までも何回か思っていました。

SE構法は、木の家でありながらラーメン構造に近い構造です。

柱や梁には強度が確かな集成材を使い、特殊な接合金物を使って剛接合します。

家の強さは構造計算で数学的に確認することが出来、鉄骨造やRC造のような大開口や大空間も可能です。

担当者曰く

「N値計算や四分割法と言った簡易計算ではなく、許容応力度計算で安全を確認します。」

「知っています。弊社も全棟そうしています。」

「耐震・SE構法を施工できる『SE構法登録施工店』による責任施工が売りになっています。」

「なるほど。凄いですね。」

「施工がしっかりしていなければ、建物の安全性は担保できませんから。」

「でも、内部結露を招いて木材腐朽菌が繁殖したらオシマイですよね?」

「えっ。・・・」

「新築時の強度を長期に渡って維持出来なければ、いくら新築時に強度を上げても意味ないですよね?」

「・・・」

この話は、ここで切り上げました。

こんな話は別の機会にすればいい事ですよね。

SE構法の良いところもわかったし、どの位の金額アップになるのか見積を出してもらう事にしました。


SE構法でつくるFPの家、良いですよね。

SE構法の柱は4.0寸角ですから、FPパネルも4.0寸用の厚いタイプが採用できます。

ますます、地震と共に寒さにも強い超長期住宅をつくることが可能となります。

なんだか、ワクワクしてきました。

 

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最低基準

2017年04月21日 08時00分00秒 | 耐震・制振

建築基準法は『基準』という単語が入っているせいか

『最適基準』を定めていると誤解している方が多いようです。

その第一条(目的)には

「この法律は、建築物の敷地・構造・設備および用途に関する最低の基準を定めて、国民の生命・健康および財産の保護を図り、もって公共の福祉の増進に資することを目的とする」

とあります。

要するに、実際には『最低の基準』を定めているに過ぎない訳です。

住宅の質的転換を求められるようになった昨今、私達は『最低の基準』に則った家ではなく、『最適の基準』を求める必要があるのではないでしょうか。

住宅の耐震性を含めた安全性を確保する『最適の基準』とは、きちんと構造計算(例えば許容応力度計算)をすることです。

地震大国日本に住む私達にとっての家づくりで見落とせないのは、大地震の災害によって被害を蒙る人を一人でも少なくすることです。

つまり倒壊しない家を建てること、大地震の際にも家が倒れなければ命が助かる可能性は非常に高くなります。

もちろん地震が収まってからの生活の基盤を確保することも出来ます。

まして無くなった家のローンを抱えることもありません。

現在は構造計算を求められていない『4号建築物』ですが、構造計算を義務付け、それを審査・検証するシステムを早急に構築すべきではないでしょうか。

ご家族の安心な暮らしを守るための家で、人間の命を奪うことがあってはなりません。

構造計算の全棟実施は、人の命を奪わない家を建てるための『最低の基準』です。

『最適の基準』を実行していくために、まずは構造計算を『最低の基準』にすべきではないでしょうか?

 

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あなたの家の強さを確認していますか?

2017年03月29日 08時00分00秒 | 耐震・制振

今日は水曜日。

アセットフォーはお休みです。

いつものアセットレッドに代わり、休日担当のホッピーレッドがブログを書いています。

耐震等級という言葉をご存知でしょうか?

 

数百年に一度程度発生する地震による力に対して倒壊しない耐震性を持った建物を等級1とし

等級1の1.25倍の強さを等級2

等級1の1.5倍の強さを等級3

としています。

 ではどのようにして、その強度を判定しているのでしょうか?

構造計算でしょうか。

いえいえ、違います。

2階建て以下の木造住宅では、構造計算を行っていないことが多いんです。

建築基準法第20条第1項によれば、構造計算とは次のものを指します。

許容応力度計算

保有水平力計算

限界耐力計算

時刻歴応答解析

でも、2階建て以下の木造住宅ではこれらの計算が行われていなくても、確認申請は通ってしまいます。

長期優良住宅では耐震等級2以上が求められますが、構造計算を行う事を義務付けられている訳ではありません。

施工令にある技術基準の仕様規定に適合さえしていれば、求められる耐震等級は得られるのです。

仕様規定とは簡易法です。構造計算ではありません。

木造2階建て以下の住宅

高さが13m以下の住宅

延べ床面積500㎡以下の住宅

軒の高さが9m以下の住宅

に該当する建物を4号建築といいますが、これらの建物は確認申請時に構造計算を要求されないどころか、構造に関する検討書や図面の提出も求められません。

つまり、確認機関や行政によるチェックも行われていないのです。

壁量計算

四分割法

N値計算

等の仕様規定による安全性の検討を、設計者は必ず行わなければなりません。

でも、それらの計算など出来ない方々も大勢いるのが現実です。

中には

「4号建築は安全性の検討なんて必要ないんじゃないの?」

などと勘違いされている方もいるとか・・・。

設計者の良心に委ねられる建物の耐震性・安全性。

果たしてこのままで良いのでしょうか?

同じ木造住宅であっても、木造3階建て住宅は許容応力度計算を求められます。

構造に関する検討書や図面も求められ、確認機関や行政によるチェックも行われます。

この違いはなんなのでしょうか?

2階建ての方が3階建てよりも安全だから?

現実には、2階建てばかりが倒壊・半壊・全壊の憂き目にあっているように思えます。

 

冗談ではありません。

本当に、こんな事になっているようですよ。

大地震が来た時に、困らない建物にしたいですよね。

そんな方は、設計者や工務店に次の一言を伝えてください。

「許容応力度計算を行ってください。」

「そして、耐震等級3の家を作ってください。」

可能であれば、制振装置を設置してください。

より安全・安心です。

ご安心ください。

弊社では、全棟許容応力度計算を行い安全性の確認を行っていますから・・・。

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耐震等級

2017年03月22日 08時00分00秒 | 耐震・制振

連休3日目の今日は、耐震等級について書きます。

耐震等級とは国が定める住宅性能表示制度により、建築物がどの程度の地震に耐えられるかを示す等級です。

耐震等級は建築基準法(2000年基準)の耐震基準相当で『等級1』、その1.25倍なら『等級2』、1.5倍なら『等級3』の3つのレベルに設定されています。

等級1の建物は、極めて稀に発生する大規模地震に対して倒壊・崩壊はしないものの、損傷する可能性があります。

等級2の建物は、万が一の際に避難所に位置づけられる病院や学校と同等程度の耐震性です。

等級3の建物は、さらなる安全性を求められる消防署や警察署と同等程度の耐震性です。

熊本地震の被害状況を踏まえ、被害をより軽微なものとするためには耐震等級3とする事が有効と考えられます。

耐震工法は単発の大きな地震で倒れなくても、繰り返す余震に耐えきれない場合もあります。

耐震工法に加えて、建物の揺れを制振装置で吸収する制振工法や、建物と地面を切り離し揺れを直接建物に伝えない免震工法の採用も検討すると良いでしょう。

また設計上耐震性が確保されていても、きちんと施工されていなければ地震に強い建物にはなりません。

信頼できる工務店を選ぶ事も重要です。(大手ハウスメーカーの場合は直接工事をする下請け工務店の実力を把握する必要があるでしょう。)

地震は避けられない自然災害です。

私たちは、常に地震の脅威と隣り合わせて暮らしているんです。

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耐震等級3のススメ

2017年01月30日 08時00分00秒 | 耐震・制振

1月17で阪神淡路大震災から22年目を迎えました。

早いもんですね。

今でも、あの日の衝撃は忘れていません・・・。

今、私の手元には

一般社団法人 くまもと型住宅生産者連合会

より発行されているパンフレットがあります。

『耐震等級3のススメ』

監修:京都大学生存圏研究所教授 五十田博

熊本地震の被害状況と耐震等級3の有効性がA4×4頁にまとめられています。

その一部を転載させていただきましょう。

大地震時の被害をより軽微にするためには

耐震等級3が有効。

耐震等級とは、国が定める住宅性能表示制度により、建築物がどの程度の地震に耐えられるかを示す等級。

耐震等級は、建築基準法(2000年基準)の耐震基準相当で『等級1』、その1.25倍なら『等級2』、1.5倍なら『等級3』の3つの性能レベルが設定されている。

建築基準法レベルの等級1では、極めて稀に発生する大規模の地震動に対して、倒壊・崩壊はしないことを求めるものの損傷する可能性はあるため、被害をより軽微とするためには、熊本地震の被害状況を踏まえ、耐震等級3とすることが有効と考えられます。

建築学会により実施された益城町中心部における悉皆調査によりまとめられた、熊本地震における木造住宅の建築時期別損傷比率を以下に示します。

ご覧ください。

2000年6月以降に建てられた建物の中でも、耐震等級3の被害は極めて少なくなっています。

ご興味をお持ちの方はご一報ください。

パンフレットを差し上げます。

PDFデーターも下記に貼っておきます。

是非、ご活用ください。

https://1drv.ms/b/s!Ai0gOoD9kQf1gTwtj44ZV-ok6ndQ

本パンフレットは一般社団法人くまもと型住宅生産者連合会による著作物ですが、発行の目的の公共性を鑑み広く無償提供する次第です。

多くの方に関心を持っていただき、熊本地震の教訓が後世のお役に立つことを願うばかりです。

OneDriveの共有ファイルです。(1/17 20:03に更新しました)

最後に、株式会社エコワークスの小山社長からのメッセージを書かせていただきました。

発行に関わった全ての方々に感謝しましょう。

そして可能な限り、耐震等級3の家を建てましょう。

弊社も精一杯、お役に立ちたいと思います。

 

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新築なら安心?

2016年11月07日 08時11分00秒 | 耐震・制振

建築基準法レベル(耐震等級1)の耐震性は、命を守る『最低レベル』だという事をご存知でしょうか?

震度7の地震が一回起きた時、全壊しないのが要求される耐震性です。

という事は、二回目の地震で壊れる事は想定されていたという事になります。

そもそも、倒壊とはどんな状態なんでしょうか?

辞書を引いてみると、建物などが倒れて潰れること。とあります。全て倒壊するのが全壊なんでしょうか?

ニュースなどを見ていると、『全壊』だけではなく、『半壊』という言葉も聴こえてきます。

これは、内閣府の定める『災害の被害認定基準』等に基づいて定められる『被害の程度』となります。

地震などの自然災害で被災した住宅について様々な被災者支援策の適用の判断材料となるり、災証明書の基礎資料にも使われています。

その基準は、以下の通り、いまいちピンと来ません。

全壊・・・住宅の主要な構成要素の経済的被害の住宅全体に占める損害割合いが50%以上の場合を云います。

大規模半壊・・・上記の割合が40%以上50%未満の場合。

半壊・・・上記の割合が20%以上40%未満の場合。

具体的にいうと、

全壊は、損壊が甚だしく補修により再使用することが困難なもの。

大規模半壊は、柱等の補修を含む大規模な補修を行わなければ当該住宅に居住することが困難なもの。

半壊は、損壊が甚だしいが補修すれば元通りに再使用できる程度のもの。

となります。

さらに細かく見ていくと、以下のようになります。

表が見れない場合はクリックしてみてください。

全壊半壊
(内閣府 『東海地震及び東南海・南海地震に係る 被害想定手法について』から引用)

 これを見ると、全壊と半壊の境目は、D3の「柱・梁・壁の一部が破壊(内部空間の欠損なし)」だと言えそうです。

D3までは、地震後に補修や補強することができますが、D4以降は補修や補強も厳しいですよね。

耐震等級1の住宅は、震度7の地震を1回体験しても補修や補強をすれば住み続ける事が可能なレベルのようです。

2004~2006年に掛けて新築木造住宅の振動実験が行われています。

実験に使用した建物(3棟)は、同一の形状・間取りをもつ木造2階建て住宅です。

この3棟について『住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)』の住宅性能表示制度に基づき、耐力壁・準耐力壁の量を変えて耐震等級に違いを出し、それぞれの耐震性の比較を目的としました。

最も耐震性の低い建物は、建築基準法耐震規定相当の耐震等級1とし、順に耐震等級2(建築基準法耐震規定の1.25倍相当)、耐震等級3(建築基準法耐震規定の1.50倍相当)としました。

建築基準法の耐震規定は、前述のように震度6強~7程度の地震でも人命に危害を及ぼすような倒壊等の被害を生じない事を目標にしています。

この実験では、阪神・淡路大震災の際に神戸海洋気象台で観測された地震波(震度6強~7程度)を再現して建物を揺らしました。

耐震等級1の建物は、1階の柱や筋違が折れ、実質的に倒壊しました。

耐震等級2の建物は、合板や間柱が浮きましたが倒壊はしませんでした。

耐震等級3の建物は、変形はしたものの構造部分に損傷はありませんでした。

この結果から、耐震等級1および耐震等級2の建物は阪神・淡路大震災クラスの大地震が発生した場合、必ずしも安全とは言い切れない事になります。

ですから倒壊を免れる為には、耐震等級3を取得できるような余裕のある耐震設計が必要となるという事です。

層間変形角・・・地震などの横揺れによって住宅などの建築物が変形する時、各階の床と真上または真下の床との、水平方向における変形角度を指します。


実験概要は以下の通りです。

実験期間:2004~2006年8月23日

主催:財団法人建材試験センター内設置「木質構造建築物の振動試験研究会」

実験場所:独立行政法人土木研究所(茨城県つくば市)

実験目的:

1.標準的な振動台試験手法の開発

2.一般的な建物を想定した耐震等級1・2・3の標準試験体のデーター整備

3.耐震安全性の確認と構造設計法の検証

入力波:

JMA Kobe波100%(1995年阪神・淡路大震災時、神戸海洋気象台で記録)

最大加速度 X軸620Gal/Y軸820Gal/Z軸330Gal

結論です。

家族の安全を守るために望ましいのは『耐震等級3』です。

より高い耐震基準を満たすための耐震リフォームも推進されています。

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スリラー?

2016年07月30日 11時46分50秒 | 耐震・制振

『FPの家 H邸』

朝から地盤改良工事を行っています。

今回採用したのは、『湿式柱状改良工法』。セメントミルク工法とも言われています。

軟弱地盤に家を建てる事は、大変危険です。適切な地盤補強は耐震性の向上にも繋がります。

痛い出費だとは思いますが、転ばぬ先の杖だと思って、しっかりと施工する事をお勧めします。

では、作業の様子を簡単にご紹介しましょう。

 現地には、既に重機が搬入されていました。

まずは、設計GLを確認します。

ベンチマークであるマンホールの蓋より450mmの高さが設計GLですが、現況GLは200mmほど低くなっています。ヤバイ・・・。

でも改良体の天端は高い方がGL-200ですから、ギリギリセーフでした。良かったー。

トラックの荷台にセットされたプラントです。

ここで、セメント系固化剤と水道水を混ぜてホースに流します。

固化剤と水を混ぜたものをスラリーと言います。

えっ!スリラー?

違います。

それは、マイケル・ジャクソンでしょ。

スラリーです。(しょうもないジョーク、すいませんでした。)

セメント系固化剤を積んだトラックが到着しました。

固化剤を降ろしている様子です。

一袋あたり約1.0トンあります。

これを合計10袋使用します。

まずは5袋降ろしてもらい、残りの5袋はトラックに積んだまま別の場所で待機してもらう事にしました。

まずは試掘を行います。

 

今回の改良工事は、改良長4.0mですから、0.5メートル~4.5メートルまで、0.5メートルごとにヘッドについた土を回収し、土の酸度を測ります。

下の写真はペーハーを測る機器です。これを挿すだけですぐに計測できるんですよ。

次に、古井戸の近くを空堀りしてみました。

まずはヘッドの大きさを確認します。きちんと600mmありました。

古井戸の回りの状況が心配だったんですが、掘ってみてひと安心。

さあ、改良開始です。

 今度はスラリーを注入しながらの攪拌です。

設計GLから4.0m下まで直径60cmの穴を掘ります。

ここで先端からスラリーを注入しつつ、土と攪拌しながら何回か上下します。

ヘッドを引き抜いた後の、改良体の天端です。

スケールを当てて、直径を確認します。

しばらく時間をおいて、天端のレベルを確認しながら頭を削れば完了です。

削る時には、こんなヘッドを使用します。

上の写真は、改良体の土を採取している様子です。

こんな検査用ピースを3体採取し、一定の養生期間を経過した後に破壊試験を行います。

当初の強度が確保出来ているかどうかを確認する為に行っています。

その結果は報告書にて確認出来るようになっていますから、お手元に届きましたらご確認ください。

29本全ての改良が完了するのは、午後3時頃の予定です。

天気が良くて、助かりました。

暑かったですよー。

ようやく夏らしくなってきました・・・。

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