練馬・板橋の注文住宅/アセットフォー日記(http://blog.goo.ne.jp/assetfor)

お打ち合わせ、設計、建築中現場、見学会のことなどアセットフォーの注文住宅家造りの日々を皆様にお伝えいたします。

柱頭・柱脚金物の取付を始めました。

2016年11月25日 15時39分00秒 | 注文住宅/耐震構造(制震・免震も含む)

昨日の雪が嘘のような、良い天気ですね。

でも、寒いですよ-。

『FPの家 I邸』

屋根の雪は、まだ融けていません。

今日の日差しで融けてくれるといいんですけど・・・。

現場では、柱頭・柱脚金物の取付を開始しました。

写真はシークホールダウン/C-HD1520という金物です。

短期基準引張耐力は23.0KN(N値は4.3以下)となっています。

こちらの写真はホールダウンコーナー10KN用という金物。

短期基準引張耐力は、中柱の場合13.5KN(N値は2.5以下)/隅柱の場合は12.4KN(N値は2.3以下)となっています。

どちらも柱頭・柱脚金物と言いますが、こうした括りの金物(接合金具)は各社各様かなりの種類が出回っています。

それぞれの耐力に応じた金物を選択し、その取付方法に従う必要があります。

上のイラストは、地震や風などの水平力が建物に加わった時のイメージです。

筋違の取り付いた柱に上向きの力・下向きの力が加わり、柱と土台・梁を引き離そうとする力が生まれます。

この時の力を

①告示(平成12建告第1460号)の仕様

②N値計算法

のいずれかを選択し、接合方法を決定しなければなりません。

その時に関わってくるのが、壁倍率です。

2倍筋違とか4倍筋違という言葉を聞いた事があると思います。

倍率が高い壁ほど、壁の長さを短くする事が出来ます。

開口部を大きく取りたい時などは、壁倍率の高い壁が欲しいですよね。

でも、上のイラストのように壁倍率の高い壁を使用するとより耐力の大きな接合金具が必要となるんです。

弊社では、許容応力度計算により柱の引き抜き力を算定、それにより接合具を決めています。

接合具はより小さく、少ない方が断熱・気密施工の際には有利となります。

この辺りの事もよくよく考えて、耐力壁の配置を決定するのが理想的なんですよね。

中々難しい事ではあるんですけど・・・。

大工さんが何気なく行っている金物の取付、じつは構造計算がからんでいたんですね。

ただ取り付ければ良いというものでもありませんし、取付方法も決められた通りにしなければなりません。

釘やビスの種類や留付本数も決まっているんですよ。

構造図や計算書の通りかどうかをチェックするのも、意外と大変です。

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家づくりで見落とされている事

2016年05月15日 08時44分33秒 | 注文住宅/耐震構造(制震・免震も含む)

『家、三匹の子ぶたが間違っていたこと』を読んで感じた事。

みなさんにも知って欲しいと思った事等々を、

本書にある資料や本文をご紹介しながら書きたいと思います。

日本の『木の家』について、多くの方が誤解していると思われる極めて重大な事象があります。

それは、日本の木造住宅の過半が『構造計算』をしていない。

すなわち、科学的に家の強さを検証・確認(以下、評価)していないという事実です。

大地震の後に総括される有識者の話は、概ね『古い木造』で『屋根が重く』、『1階部分に開口部が多い』住宅に倒壊が多く見られたというものです。

でも倒壊の原因が、そのまま家が古いからとか屋根が重いからとか1階部分に開口部が多いからという訳ではありません。

2階建ての木造住宅の97パーセント以上、すなわちそのほとんどが、地震に対する安全性をきちんと科学的に評価する事なく供給されているという事実が問題だと思われませんか?

これまで、そして現在も、2階建ての木造住宅には構造計算が義務付けされていません。

「そんなバカな?建築基準法に耐震基準というものがあるじゃないか!」と思うのではないでしょうか。

建築基準法では、2階建て以下でかつ延べ床面積500m2以下の木造住宅は、構造計算を必要としていません。

仕様規定というものが存在していて、これが事実上の耐震性の基準となっています。

『壁量規定』というものがそれです。

でも残念ながら、耐震性の参考にはなるが厳密に科学的に耐震性を評価できるものではありません。

試しに『壁量規定』を満たした木造住宅を構造計算で評価してみると、本来必要な耐震基準の6~7割の強度しかない家が多く存在している事がわかりました。

マンションの耐震偽装で問題となった姉歯元建築士の関わった建物は『違法』でありましたが、これらの家は合法的に建てられています。

さらに問題があります。

その『壁量規定』は確認審査する事が免除される『4号特例』も存在し、実際にはこの『壁量規定』を満たしているのかを第3者が評価する事すらないまま、市場に供給されているという事実です。

日本の国土面積は約38万km2で全世界の陸地面積の約0.25パーセントに当たります。

小さな島国『日本』で発生する地震は、マグニチュード6以上の大地震に限定すると世界の22パーセントに当たるそうです。

さすが!地震大国日本というところでしょうか。

こちらは2003年にミュンヘン再保険会社が公表した『世界大都市の自然災害リスク指数』です。

保険金額を決めるためにロサンゼルスを100とし、数値が高いほどリスクが高い事を意味しています。

東京・横浜は並み居る大都市を抑え、圧倒的な『高リスク都市』となっている事が判ります。

地震大国日本で大地震が起きた時の犠牲者の状況は、こうなっています。

阪神・淡路大震災の神戸市内における地震後2週間までの死亡原因を示したデーターとなります。

死亡した場所を見てみると、86.6パーセントの方が自宅で亡くなっています。

その死亡原因の83.3パーセントは、建物の倒壊や家具の転倒を原因とする窒息死や圧死、頭部や内臓などの損傷などであり、次に多いのが火事による焼死が12.2パーセント。しかも更に調べていくと、そのほとんどが家の倒壊が原因で火事が起こったり延焼しやすくなったりし、倒壊した建物によって避難出来なかった事もわかりました。

さらにこの大震災で亡くなった方の死亡時刻を見てみると、もうひとつの重大な事実が分かります。

現場で亡くなった方の約92パーセントが、地震発生後14分以内すなわち地震が起きてすぐにその命を失っていたのです。

犠牲者のほとんどが地震発生後に家が倒壊し、倒壊後すぐに亡くなっていた事になります。

大地震はその揺れ自体が怖いのではなく、倒壊する家が怖いのです。

地震で壊れない家をつくる以外に、大地震による被害者を無くす方法はありません。

その為に必要なのが『構造計算』です。

構造計算では次のように許容応力度を計算します。

1.建物の自重・積載荷重・積雪荷重や特殊荷重(ピアノ・ウォーターベッド等)の合計を計算する。

2.建物に伝わる下向きの力(重量)のルートを調べる。

3.伝わった重量に材料が耐えられるか調べる。

4.台風や地震が来た時に掛かる力を計算する。

5.その時の力に材料が耐えられるかを調べる。

6.地震・耐風それぞれの場合にどの位建物が傾くのかを計算する。(層間変形)

7.建物の上下階の硬さのバランスを調べる。(剛性率

8.建物の重さと硬さが偏っていないかを確認する。バランスよく重さを支えられるかを調べる。(偏心率)

構造計算は手間暇掛かります。計算の為の費用が掛かるのは当たり前、構造補強の為に費用加算も必要となります。

こうした事を懸念し省いてしまった建物の倒壊による災害は、やはり天災ではなくて人災です。

弊社の建物は、全棟『許容応力度計算』を行いその安全性を確認しています。

基礎配筋・構造躯体・構造金物・防水施工、それぞれの工程における『第3者による検査』を行っています。

こうした、

当たり前の事なのに見逃されていた事。

家を建てようと思った方々に知らされていない事。

安全対策として必要不可欠な事。

これらを重要な事と捉え、きちんと説明する事を徹底したいと思いました。

最後にもうひとつだけ書きたい事があります。

地震や台風に強い耐震・耐風性能

火災に強い耐火性能

これらは災害のたびにクローズアップされています。

何か忘れていないでしょうか?

災害で電気の供給が停止され暖房が行われなくなった室内は、被災者の心身を冷やし続けます。

高い断熱性を持った住宅であれば、無暖房状態においても室温14度を維持する事が可能です。

省エネ性に目がいきがちな断熱性能ですが、災害対策としても有効である事を忘れないでください。

無暖房の冬でも室温14度を維持する事が出来ます。

家中を耐震断熱パネルですっぽり包み込むから、安心です。

壁内結露が無いため、新築時の耐震強度(構造計算通りの耐震強度)を維持する事ができます。

壁内結露のある家は、シロアリ・腐朽菌の影響で耐震強度が経年劣化しますから要注意です。

高性能ウレタンパネルは自己消化性が高く、火による炭化層が高い断熱性と相まって延焼を食い止める事も可能です。もちろん、水発泡タイプですから、シアン化合物は発生しません。

やっぱり、FPの家って安全です。

  

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地震に強い家づくり

2016年04月16日 13時30分00秒 | 注文住宅/耐震構造(制震・免震も含む)

万一の時、家族の命を守るのは家です。

だからこそ、アセットフォーは『地震に強い家づくり』にもこだわりたいと考えています。

世界有数の地震大国と言われる日本。

昨日からの九州熊本を中心とする大地震では、たくさんの方々が不安や寒さと戦っていることでしょう。

雨との闘いも危惧されています。

皆さんの安全と、速やかな事態の収拾を願って止みません。

過日の阪神・淡路大震災では、住宅の倒壊で多くの多くの方が亡くなりました。

本来、家族の命を守るべき住まいが凶器となってしまったのですから、私達にとっては看過できない由々しき問題です。

南海トラフ巨大地震や首都直下地震を始め、各地で大地震の発生が危惧されています。

残念ながら、地震は必ず起きてしまいます。

その時に、ご家族の命を守ってくれる『地震に強い家』をご提供する事こそが、工務店の役割です。

建築基準法で定められた耐震強度は、数百年に1度程度発生する地震による力に対して倒壊しない程度となっています。

この基準で建てられた建物を住宅性能表示による耐震基準では、耐震等級1といい、一般的な住宅レベルと言えるでしょう。

耐震等級1の建物の1.25倍の強さを持つものを耐震等級2といいます。

これは病院や学校といった、災害時に避難場所になる建物レベルになります。

さらに強度を上げ、耐震等級1の建物の1.50倍の強さを持つものを耐震等級3といい、これらは消防署・警察署となる建物のレベルになります。

大手ハウスメーカーを始め、ほとんどのつくり手は耐震強度を高めた家を自慢しています。

「耐震等級3の家です。国内最高等級の家ですから、地震に強くて安心です。」

耐震強度を高める事は、大切です。

でも、それだけでいいのでしょうか?

こんなデーターがあります。

専門機関が調査した結果、阪神・淡路大震災で倒壊した木造住宅の約8割で『腐り・シロアリ被害』が見られました。

つまり倒壊した建物の多くは、建築当初の強度が失われていた事になります。

例えば、シロアリの被害による強度低下はこんな感じになります。

新築時の柱の重量と、シロアリに食害された柱の重量を比較した写真です。

もちろんシロアリに食害された柱の方が、重量は軽くなります。

そして、その強度は44パーセントにまで低下してしまいます。

腐朽菌に食害された木材も同様の結果になります。

もちろん食害の程度によりその強度は異なりますが、いずれにしてもシロアリや腐朽菌の被害に合わない事が耐震性を低下させない為には重要な事が判ります。

シロアリや木材腐朽菌の繁殖条件の中に、水分(湿気)があります。つまり、乾燥条件では繁殖はしないと言う事です。

どうやらシロアリや木材腐朽菌の被害に合わない為には、建物の結露を防ぐ事が重要なようですね。

と言う事で、ここからは『建物と結露』の話をご紹介したいと思います。

日本実業出版社 刊

南雄三 著

スラスラわかる断熱・気密のすべて

から抜粋・加筆・修正したものとなります。予めご了承ください。

結露を防ぐ方法を考えてみましょう。

(結露のメカニズムは省略します。もし興味をお持ちの方は、以下ブログをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/assetfor/e/97d8204bbaffb3ef9ff1d9599d89ba26

結露を防ぐには2つの方法があります。

1.空気を冷やさないようにする。

2.空気が含んでいる水蒸気の量を少なくする。

冷えなければ空気は結露しません。

また空気の中に入っている水蒸気が少なければ、その空気は冷やされても結露に至りません。

この状況は絶対ではありませんが、結露しにくい状態とは言えます。

欧米では前者の方法を選択しましたが、日本では後者の選択をしています。

なぜかと言うと、日本の家は寒いので冷やさないという訳にはいかなかったからです。

ですから隙間風が出入りして、水蒸気を吹き飛ばす位の方が安全だと言われていた訳です。

しかしこの日本的な結露対策は、残念ながら良い結果を生みませんでした。

家の中にカビ・ダニを繁殖させ、シロアリや腐朽菌を招く結果になったのです。

結露には表面結露と内部結露の2種類があり、それぞれが異なった性格を持ちます。

表面結露は文字通り、部屋の内装表面に起こる結露です。

また内部結露は、壁の内部や天井裏・床下などの見えない部分で起こる結露です。

見えないので、いつの間にか壁の中を腐らせていたり、シロアリを招いていてとても危険です。

まずは表面結露から説明する事にします。

押入の中やタンスの裏側がビショ濡れ、お風呂の天井がカビだらけ・・・。

良く聞く話だと思われますが、どちらも結露が原因です。

なぜ押入やタンスの裏側に結露するのでしょうか?

押入は襖で仕切られ、中には布団が詰まっています。

襖や布団が断熱材になって、室内の熱が押入の奥に回らないようになっています。

タンスも同じです。タンス自体が断熱材となり、室内の熱を壁の奥まで伝わらないようにしているのです。

この為、押入の奥やタンスの裏側は冷えやすくなっていて、そこに水蒸気が回り込めば結露が発生します。

水蒸気は圧力差でどこまでも飛んでいきますから、熱が回らない部分でも回り込んでしまいます。

アウトドア用の衣服に『ゴアテックス』があります。こゴアテックスは空気は通さないけれど水蒸気は通します。

従ってビニールのように蒸れる事がありません。

水蒸気が通れる無数の微細な穴が開いているのですが、その穴はあまりに小さいので空気は通れません。

木の板に口をつけて息を吹きかけると、息は跳ね返ってきますが水蒸気は板の中を透過します。

ビニールクロスの下地に使われている石膏ボードも同じように中まで透過してしまいます。

それほど水蒸気は小さく、どこまでも回り込んでしまう事を忘れてはなりません。

押入やタンスの裏側が冷えるのは理解できると思います。

でも家の中には、まだまだ同じように熱が回らない冷え込んだ部分があるんです。

それが非暖房室です。

日本の家は特定の部屋だけ暖房して、他の部屋は寒いままが当たり前になっています。

これを『個別暖房もしくは採暖』と言います。

かっての私はこの状態に何の疑いももっていませんでしたが、欧米の家の中を見ればこの常識が日本だけのものだったと知る事が出来ます。

欧米では家の中全てが暖かいのです。

これを『全室暖房もしくは全館暖房』と言います。セントラルヒーティングなんて言い方もありますね。

さらに日本の場合は、家を留守にする時には暖房を消してしまいます。

これを『間欠暖房』と言います。

個別暖房で暖房している部屋の水蒸気が、冷えた非暖房室に流れれば結露の危険が生じます。

最も冷えた部分に集中して結露しますから、まず最初に結露するのは窓ガラスでしょう。

暖房している部屋の窓ガラスは結露しないので安心していると、北側の部屋やトイレの窓ガラスが激しく結露していたりします。

暖房している部屋の窓ガラスが結露しないのは、熱が回っているからです。

ガラスも温められているので暖房している間は結露しません。暖房を消すと結露が始まるはずです。

日本で一般的に使われている暖房機器と言えば、石油やガスを燃料としたストーブまたはファンヒーターです。

これらは室内の酸素を燃やして、燃焼ガスを室内に排気するので開放型暖房機器と呼ばれています。

開放型暖房機器は部屋の中で囲炉裏を燃やしているようなものです。

嫌なニオイを出し、二酸化炭素を放出し、窒素酸化物等の化学物質も吹き出します。

不完全燃焼を起こせば、とても危険な一酸化炭素中毒を引き起こします。

そうしたガスとともに大量の水蒸気が排出されている事はあまり知られていません。

石油を燃やすと二酸化炭素と水蒸気が発生します。

1リットルの石油では、実に1130gの水蒸気が発生するのです。

化学に弱い私には頭を抱える不思議な現象ですが、いずれにせよ驚くほどの水蒸気を排出しながら燃えている事を忘れてはいけません。

石油だけではなく、化石燃料は全て同じです。水蒸気はプロパンガスからも出ますし、都市ガスからはもっと激しく出てしまいます。こんな状態ですから、開放型暖房機器は結露を起こす最大の原因と言えるでしょう。

開放型暖房機器だけでなく、生活していればたくさんの水蒸気が発生します。

1日の生活でどれだけ水蒸気が発生するのでしょうか。

冬の40坪程度の家の中で4人家族が生活すると、1日に6.7kgの水蒸気が発生するという試算があります。

大変な量ですよね。

この水蒸気を除去するのが換気です。通常の換気をしていれば、この水蒸気を排出する事ができるのでしょうか。

一般に生活上の空気汚染を防ぐために必要な換気量は0.5回/時とされていますが、0.5回/時の換気をした場合の水蒸気排出量は、東京の場合13.1kg/日になります。

換気をしていれば、生活上発生する水蒸気は充分排出する事が出来るようですね。

でも、この換気すら出来ていない家がたくさんあった事になります。

断熱・気密性に無頓着な日本の家は暖房にも無頓着で、個別暖房で間欠運転を当たり前にしていました。

そして有害なガスと共に水蒸気を大量に排出する開放型暖房機器を燃やして不安になる事もありませんでした。

しかし隙間だらけだった日本の家も今では気密性が高まり、機械的な換気が必要になっているのに、隙間風で十分と思い込んで換気を行おうとはしません。

かっては自然素材で作られ調湿性を持っていた内装材も新建材に代わり、空気内の湿度をコントロール術も失いました。

こんな状況は、結露して当たり前というよりも結露させる為に生活をしているようなものです。

現代の日本の家は、色々な意味で『結露発生器のようなもの』なのです。

みなさんの家に結露があるとしたら、思い当たる節が多々あったかもしれません。

表面結露が発生している家では、間違いなく『内部結露』が発生し、躯体を腐朽菌やシロアリが食害している恐れが高まっています。

外気と同じ温度で生活していれば、結露の問題は解決する事が出来ますが、健康で快適な生活を送ろうとすればそれは無理な対策となります。

なんだか、わからなくなってしまいましたね。

機会がありましたら、内部結露のお話もご紹介したいと思います。

でも大丈夫です。

『FPの家 Y邸』にひとつの答えがあります。

5月22日(日)10時~17時

構造現場見学会を開催します。

家づくりを真剣に考えている方には、是非ご覧いただきたいと思います。

詳細は弊社HPにてご確認ください。

社員一同、心よりお待ちしています。

  

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木の家を地震に強くする方法

2016年04月15日 17時15分41秒 | 注文住宅/耐震構造(制震・免震も含む)

木造住宅を建てるという事は、地球環境はもちろん人にもやさしいのをご存知でしょうか。

環境問題への関心が高まる中、注目を集めているのが『木の家』です。

木造住宅は、二酸化炭素吸収効果や省エネ効果、炭素貯蔵効果に化石燃料抑制効果等々、様々なメリットを私達に与えてくれます。

でもこれらの恩恵を受けるためには、以下のサイクルを回し続けなければなりません。

その為にも、木材を可能な限り活用する事が重要となります。

ここで、木材の乾燥の必要性をお話ししたいと思います。

森林に生育している樹木はたくさんの水分を吸収・貯蔵して生きています。

その量は樹種や樹木の部分で表1に挙げるように異なっています。

この樹木を木材に加工し、建築物などの材料として使用するには、これを乾燥して木材の色々な特長を引き出す事が必要です。

乾燥する事で引き出される木材の特長は以下の通りです。

1.重量が減少し輸送や取扱いが容易になります。

2.製品の狂いなどが起こりにくくなります。

3.変色や腐朽を防止出来ます。

4.木材の強度的な諸性能を向上出来ます。

5.加工性や接着性、塗装性などを向上出来ます。

木材が乾燥していく過程で含水率が繊維飽和点と言われる30パーセント以下になると、収縮を始めます。

しかも収縮量は、木材の繊維方向の違いにより異なります。

図1はヒノキの半径方向(柾目板の幅方向・R方向)と、それと直交する接線方向(板目板の幅方向・T方向)の収縮状態を示しています。

どの含水率の場合も、接線方向が半径方向よりもほぼ2倍の収縮量である事が判ります。

これは木材を切り出した丸太の部分によって、収縮による断面の変形(狂い)が図2のようにそれぞれ異なる事を示します。

予め乾燥させた後に加工する事で、狂いを予防する事ができ、構造材料として重要な強度を増す事が出来る事になります。

図3を見ると、圧縮強さが含水率の低下と共に増大しているのが判ります。

昔の家づくりにはゆとりがありました。

まず木材を何年も寝かせ乾燥させたものを使うのが常識でしたから、祖父の時代に製材した材木を孫の時代に使うなんて事も当たり前のように行われていました。

腕の良い大工さんは、こうした自然乾燥材を一本一本吟味して、さらに乾燥減りも計算に入れながら加工し、ゆっくりと家を建てていたんです。

構造体が立ち上がってからも、何か月もそのままにして、完全に乾燥させてから内装に取り掛かったものです。

しっかりと乾燥させる事が、昔の大工さんの知恵という訳です。

こうした木材の乾燥の具合を現代の数値で表すと、含水率15~18パーセントというところでしょうか。

工期短縮やコストダウンが叫ばれて久しい昨今です。木材を自然乾燥させる時間はもちろん、構造体をゆっくりと乾燥させる時間もありません。

だからと言って未乾燥材(グリ-ン材)で建ててしまっては大問題になるでしょう。

どんなに優れた施工技術があっても、木材が徐々に変形を始め2年もすれば家全体に悪い影響が出てきます。

床が傾いたり、壁やクロスにヒビが入ったり・・・。

新築なのに扉の閉まりが悪いとか、床がミシミシ音を立てたり・・・。

木造住宅だから仕方がない訳ではありません。未乾燥材を使った欠陥住宅だから家自体の構造強度が落ちて、家の寿命を縮めているのです。

人口乾燥を丁寧に行った乾燥木材(KD材)や構造用集成材を使用する事で、地震に強い木の家をつくる事が出来ます。

こうした木材でつくられた木の家は

重量が軽く地震に強い

築後のトラブルが少ない

家の寿命が延びる

カビ・腐朽菌が繁殖しにくい

天然素材だから人にやさしく健康的

輸送・加工・施工が容易で省コスト

となります。

乾燥材に比べて安価に揃える事の出来る未乾燥ですが、

こうした木材でつくられた木の家は、これと正反対の家になってしまうと言う事になります。

まさに『安物買いの銭失い』ですよね。

もちろん、木材だけの話ではありません。

内部結露を防ぐ断熱・気密施工も重要です。

機能する換気システムだって大切です。

本当の『木の家』づくり

なかなか難しいものです。

『FPの家 Y邸』にひとつの答えがあります。

5月22日(日)10時~17時

構造現場見学会を開催します。

家づくりを真剣に考えている方には、是非ご覧いただきたいと思います。

詳細は弊社HPにてご確認ください。

社員一同、心よりお待ちしています。

  

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家族の命を守る家

2015年12月25日 07時50分05秒 | 注文住宅/耐震構造(制震・免震も含む)

万一の時、家族の命を守るのは家です。

だからこそ、地震に強い家づくりにこだわりたいと思います。

世界有数の地震大国と言われる日本。

阪神・淡路大震災では、住宅の倒壊で多くの方が亡くなりました。

本来、家族の命と暮らしを守るべき住まいが凶器となってしまったのです。

南海トラフ巨大地震や首都直下地震をはじめ、各地で大地震の発生が危惧されています。

その時、ご家族の命を守ってくれる地震に強い家を作るのも弊社の務めだと思います。

万一の時の避難所に位置づけられた学校や病院は、建築基準法で定められた耐震強度の1.25倍

(数百年に一度程度発生する地震による力の1.25倍の力に対して、倒壊しない程度)が求められます。

長期優良住宅は、これらの施設と同じレベル以上の耐震性を有しています。

地震に備える対策(工法)は大きく分けて3つあります。耐震工法・制振工法・免震工法です。

耐震工法は、建物の骨組みなどを強くしたり構造金物で補強して地震の揺れに耐える一般的な工法です。

ガッチリと固めて地震の揺れに耐えるイメージでしょうか。各社が各方法で耐震性の向上に努めています。

単発の大きな地震で倒れなくても、繰り返す余震に耐えきれない場合もあります。

制振工法は耐震工法との組み合わせが多く、建物の揺れを制振装置で吸収し抑える工法です。

建物と地面を切り離して揺れを直接建物に伝えないのが免震工法です。

これらの工法の採用で、設計上耐震性が確保されていても、きちんとした施工がされていなければ

地震に強い家にはなりません。

また建物の高断熱化にともなう壁内結露が原因で、構造体がカビ・木材腐朽菌およびシロアリの食害に

あうケースも多く見受けられます。こうした状態では折角の耐震性も全く効果を発揮できません。

 

断熱欠損および隙間のある施工→壁内結露→カビ・腐朽菌の発生→白蟻被害→強度低下

このサイクルを断ち切るためにも

断熱施工を理解した信頼できる建築会社の選択が重要になると思います。

 

 

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FP壁パネルを入れる前に

2015年09月15日 08時40分25秒 | 注文住宅/耐震構造(制震・免震も含む)

 

私達『FP戦隊 アセット4』の使命は、

練馬・板橋の皆様を

『FPの家』や『自然素材』を活用して

住まいの敵、壁内結露やシックハウス・カビ・白蟻などから守り

健康で安全な快適生活を楽しんでいただく事にあります。

では早速、活動状況の報告をさせていただきたいと思います。

『FPの家 Y邸』

FP壁パネルを入れるに当たり、

パネルと干渉する部分の構造金物の取付が行われました。

構造計算に基づき描かれた『構造図』を見ながらの作業となります。

筋違(耐力壁)の仕様および位置や、柱脚・柱頭金物の仕様および取付箇所を

確認しながら丁寧に取付けます。

筋違は、風や地震で建物が横方向に揺れる時の力(水平力)から建物を守る大切な部材です。

建物に水平力が働く際、筋違には上図のように引き抜きや圧縮がかかります。

その時に柱が土台や梁から抜けないようにするのが、『柱脚金物・柱頭金物』になります。

引き抜き力の大きさに応じて、何種類もの商品が出回っていますが弊社では概ね

以下の4種類を採用しています。

カナイ社製タイシンニート/耐力は6.4KN

カナイ社製ニュー皿ビスコーナー/耐力は6.7KN

両者は柱と梁・土台の納まりに応じて使い分けています。

タナカ社製ホールダウンコーナー/耐力は13.5KN

カナイ社製フリーダムホールダウン

耐力は15.6KN~35.3KN

となっています。

 

上の写真は、羽子板ボルトが取りつく梁に掘られた穴を写したものです。

この穴を座彫といいます。

上のイラストで角座金とある部分にあたります。

弊社では、角ではなく丸座金を採用しています。

この部分に穴を開けるには、理由があります。

でも、ここでは説明しません。

またの機会にさせていただきます。

ところで、接合金物にも品質を示すマークがあるのをご存じでしょうか?

Zマークくらいはご存じかもしれませんね。

接合金物のマーク制度は、(財)日本住宅・木材技術センター規格の承認・認定制度です。

①Zマーク・・・木造軸組工法用接合金物。

 このマークと承認番号をを表示した金物は、製造メーカーが品質・性能を保証します。

②Cマーク・・・枠組壁工法(2×4工法)用接合金物。

 このマークと承認番号をを表示した金物は、製造メーカーが品質・性能を保証します。

 ③Zマーク・Cマーク同等認定・・・ZマークやCマーク表示金物が広く普及するにつけ、

 それらと同等以上の品質・性能を有する金物のニーズが高まりました。

 所定の手続きや確認試験等が行われ、該当する金物が認定されます。

④Sマーク・・・新たに創設された接合金物の品質・性能を認定する制度です。

 耐力壁の倍率に応じた接合金物が必要になり、それらに適合した強度のものを使うことになります。

 これらの強度性能等に向けたニーズにより設けられました。

弊社では、Zマーク品もしくはZマーク同等品を採用しています。ご安心を

接合金物は、ただ取り付ければ良い訳ではありません。

必要な部位に

適切な接合金物と

それに必要な接合具(ビスや釘など)を

決められた本数

取り付ける必要があります。

これらをしっかりと取付け、確認する事が

地震に強い、安全な建物をつくるただひとつの方法です。

現場の大工さんに任せっ放しでいいのでしょうか?

大工さんは、付き合いの長い信頼のおける人ですか?

弊社は『地域密着工務店です。

会社からで15~20分以内の現場しか、請負いません。

いつでも、何度でも見に行くことが出来る。

安全・安心な住まいをお届けするための『当たり前』ではないでしょうか?

 

 

 

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  東京都練馬区北町2-13-11
     03-3550-1311
  東武東上線 
東武練馬駅下車5分

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