さいきんてあのね

がまぐちの空空商會朝来のだらりな日々書いてます。
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ひさびさの「メタルマクベス」

2006年07月02日 | たのしいおでかけ話
たいへんお久しぶりに芝居みてきました。

「メタルマクベス」
ネタバレのつもりはないのですが、マクベスがベースになっているのでストーリーは想像つくでしょ?
で脚本はクドカンなんだけど、内容としては、もう新感線のいのうえ歌舞伎の王道な物語展開なんですよね、キャストの配置も脇がためは全部新感線メンバーがしてるし。
そういうところでは目新しいというものは特になく
「水戸黄門」並みの「安心してみれちゃう舞台展開」になってました。

そこに脚本クドカンはそれほどに影響してたのかしらなんて思ってしまいました。

村木のおねえさまも相変わらずの元気よさだし、カナコさんもあいかわらず声がいい!まさとさんだっていつもの通りだし。
粟根さんもいつも通りの犬死に。
なんか安心しに観にいったみたいだな~☆ヾ(≧▽≦)o
あ、そういえば新太にいちゃんはいなかった。でもいなくても特にきにならなかったわ。くそー

とにかく、毎回思うのですが、松たかこという人は舞台女優なんだなあ。
まったく期待を裏切らないというか、毎回さすが、と思う女優さんて最近いません。彼女の年代では他にいないのかもしれませんね。
ブラウン管の中に仕方なくおさまってる感のあるお松さんしかみてない人たちはものすごく損をしているといつも思います。

そして、今回は森山未来くんでしょ!
はっきりいって彼でしょう!
っていうかほんとに申し訳ないけど全く期待してませんでした。
若くて映画ドラマでひっぱりだこな俳優さんは、舞台にでたがるけど、
毎回「この程度がんばってのでみとめて、がんばったって評価してね」オーラばかりでうんざりするのが常で、それでもファンは芝居自体あんまりみないから
「すごい~!がんばってる~」って認めちゃう。なのでそれ以上の努力はしない。
ジャニーズを筆頭に90%そうだもんね。

しかーし!彼はちがう~
はっきりいってかんどーしました。っていうか新感線に、またでてね~!
って思います。
どん欲に吸収したんだろうなあ。努力したんだろうなと思います。
大抵新感線に出る若手俳優さんにありがちな「ちょっときはずかしいですう」的空気がなくてこいつどこまでやるき?ってわくわくしてしまいました。

藤原竜也くんが多分こういう風に育ったらよかったかもしれない。
でも彼は芸能界が舞台で育てて見ようと思った若手の最初のケースだったので
舞台っていえば蜷川でいいんじゃない?みたいな芸能界の無知さというか適当さが原因だと思いますが。彼はすでに蜷川色が強すぎて野田芝居でもきびしかった。
小劇場系ではまず使えないでしょう。
森山未来くんにはかなり期待できるとおもいます。

そして、わたしは生でみたかったの、ききたかったのは上條恒彦さま!
存在感もだけど声!
さすがだな~鳥肌たつ勢いですごかった。

でも、新感線は、やっぱりあの、下品でくだらない芝居の方が好きです。
またみたいな~「ゴローにおまかせ」


あれ、なんかわすれてるな~
あ、うっちー。うっちー...まあ、がんばってたかな。





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