ぶらりドリブルの旅

ひたすらサッカー観戦がメイン

DAZN観戦 2019年J1参入プレーオフ1回戦 大宮アルディージャvsモンテディオ山形

2019-12-05 11:52:46 | サッカー視聴記(2020年以前)

<大宮スタメン> フォーメーション 3-4-2-1
GK 笠原
DF 畑尾 菊地 櫛引
MF イッペイ・シノヅカ 石川 三門 酒井
   茨田 奥抜
FW ロビン・シモヴィッチ

<山形スタメン> フォーメーション 3-4-2-1
GK 櫛引
DF 熊本 栗山 松本
MF 柳 本田 中村 山田
   坂元 井出
FW 大槻

3位の大宮、終盤の過密日程とメンバー固定が祟ってか、ディフェンスラインの河面・河本がメンバー外に。
左ウイングバックには最終節を休んだ酒井が復帰(渡部と入れ替え)。
1トップ、フアンマ・デルガドはベンチスタート。

6位の山形、ベテラン・加賀がベンチ外で熊本がスタメン。
シャドーには山岸では無く井出がスタメン、山岸はベンチスタートと、後半勝負を意識した布陣か。
リーグ終盤はベンチ外が続いていたジェフェルソン・バイアーノがベンチ入り。

前半開始
どちらも好機を掴めない展開。
大宮はシモヴィッチをターゲットにした攻撃で先に主導権を握りかけるが、6分に山形がカウンター攻撃で流れを引き戻す。
その後は8分、山形・井出の左コーナー付近でのダブルタッチからのカットインが鮮烈な印象を残すも、シュートには持ち込めず。
前半13分 山形・井出がシュート
このシュートは大宮・菊地がブロック。
15分、井出のスルーパスに大槻が走り込む好機があったが、GK笠原が飛び出してクリアで難を逃れる。
19分にも山形のカウンターで井出が抜け出すも、同様にGK笠原の飛び出しでクリアという場面が。
またこの日の山形、意外にも最終ラインからの繋ぎによるビルドアップで活路を見出そうとするシーンが目立つ。
前半20分 大宮・酒井がヘディングシュート
右サイドでのフリーキック・シノヅカのクロスから。
23分、再び山形・井出が左コーナー付近でシノヅカを振り切りキープと目立つが、シュートには持ち込めない。
前半25分 大宮・酒井がヘディングシュート
これもコーナーキックでのシノヅカのクロスから。
26分には大宮・櫛引がドリブル・三門とのワンツーを織り交ぜて左サイドを突破、クロスが上がるもののシノヅカには惜しくも渡らずクリア。
29分には大宮・菊地のパスカットからチャンス、石川がエリア内へスルーパス、茨田が走り込むも合わず。
その後大宮の攻撃は打ち止め、山形ペースに、しかしシュートには持ち込めず。
中村のロングパス配給が目立ち始めるも、今一つ好機は作れず。
41分、シモヴィッチが栗山に対してバックチャージして反則・警告。
アディショナルタイムは大宮がボールを握るも、最後は無理に攻撃はせずキープして終了を待つ。
前半終了
後半開始
開始前 大宮 シモヴィッチ→フアンマに交代
早いタイミングで1トップを交代した大宮、シモヴィッチの警告も考慮しての采配か。
しかし立ち上がりは山形のペース。
後半4分 山形・栗山がヘディングシュート
コーナーキック・中村のクロスからも、威力に欠けたシュートに。
7分に山形のカウンター、本田のロングパスを受けた井出、ドリブルで疾走しエリア内左へ入りクロス。
後半10分 山形 井出→山岸に交代
井出はここでお役御免、前半から躍動する場面が目立っていたが、既定路線の交代のため飛ばしていたのだろうか。
後半10分 山形・中村がミドルシュート
以降は中村がミドルシュート攻勢、しかし1発目は大宮のカウンターを誘発してしまう。(茨田→シノヅカへの決定的なロングパスを栗山がカットして防ぐ)
後半13分 山形・中村がミドルシュート
後半15分 大宮・畑尾がヘディングシュート
右コーナーキック・シノヅカのクロスから、ニアサイドでのシュート。
この直前に右サイドからシノヅカクロス→ニアでフアンマ合わせにいくもGK櫛引の飛び出して撃てず、という場面があり、ニア狙いを続けた格好。
後半17分 山形 大槻→バイアーノに交代
矢継ぎ早にコマを繰り出す山形、同点な以上実質ビハインドなので当然か。
後半18分 大宮・茨田がシュート
敵陣深くのスローインは殆どがロングスローの大宮、その姿勢がシュートに繋がった場面だが、結果は枠外。
その後山形はバイアーノのポストプレイを利用した攻めを見せるも、成果は今一つ。
後半24分 山形・坂元がミドルシュート、その後山岸がシュート
坂元がドリブルで持ち込んでシュート、ブロックされた後も繋いでチャンスを作る。
中村のクロスがクリアされ、そのボールを柳がダイレクトでエリア内へ送り山岸へ(もしかするとシュートだったのかも)、惜しくも山岸のシュートは左に外れてしまった。
後半25分 大宮・石川がミドルシュート
ゴールキック→フアンマの落としというシンプルな攻撃からのシュート。
後半25分 大宮 奥抜→ダヴィド・バブンスキーに交代
後半28分 山形先制 オウンゴール 0-1
本田のクロスがクリアされて左コーナーキックになると、キッカー中村は変化を付け、松本とパス交換ののちエリア内の坂元へ。
その坂元はエリア内左からグラウンダーでクロス、これがクリアにいったシノヅカの足に当たってゴールに吸い込まれた。
一旦判定はオフサイドになったものの、主審と副審の判定が違ったため協議し、その結果ゴールに。
これでフアンマが激高して抗議・警告を貰う。(さらにはGKコーチ・藤原氏にも警告)
試合再開後も山形が攻勢。
後半34分 大宮 石川→大前に交代
茨田がボランチにシフトし、大前がシャドーに。
たまらず切り札を投入した大宮だが、情勢は変わらず。
後半37分 山形追加点 山岸がシュート 0-2
坂元が右サイドでロングパスを出し、バイアーノが抜け出した所からチャンス。
バイアーノはキープしたのち柳にバックパス、彼が上げたクロスをファーサイドで山田が折り返し、中央で山岸が走り込んで仕上げた。
山形サイドに、2014年のプレーオフで山の神・山岸(当然別人・GK)が上げたゴールをフラッシュバックさせる新・山の神の得点。
後半41分 大宮・バブンスキーがシュート
2点差という危機的状況に、良い所が少なかった大宮サイドも血眼になる。
このシュートはGK櫛引のセーブに阻まれ得点ならず。
以降もフアンマのポストプレイや大前のセットプレー、櫛引のオーバーラップなど、総動員して攻め上がるも得点は生まれず。
後半AT 山形 山田→野田に交代
時間稼ぎの一環か。
その後バイアーノの右コーナーでのキープも見られ、大宮はシュートを撃てないまま時間が経過していく。
試合終了 0-2 山形が勝利

下剋上は得意、とばかりに大宮を下した山形。(2014年も6位から勝ち上がり、J1昇格)
大宮サイドはDF3人のうち2人が入れ替わり、有利な条件故のプレッシャー、リーグ戦終盤の失速などネガティブな要素を複数抱え込んでしまったのでしょうか。
山形が、本来の持ち味ではない最終ラインからのビルドアップをする姿を見ても、プレスはあまり掛けられずと気持ちが守りに入っていた印象でした。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« DAZN観戦 2019年J2リーグ第4... | トップ | DAZN観戦 2019年J2リーグ第4... »

コメントを投稿