王者:エドガル・ソーサ vs 挑戦者:オマール・ソト
試合結果:ソーサ6RTKO勝ち
●分析~ソーサの場合~
フィニッシュブローとなったストレートワンツーは直線的な踏み込みから基本に忠実なフォームで
世界戦においてこれ程キレイに決まるのも少ない。
管理人はこの様なパンチを見ると何度も再生し、その都度、着目点を変えて見るのである。
引き足 : ステップイン後、右を打つ初動時は、つま先で地を噛み、踵も回転させている。
膝も伸びてないのでスプリングが利いている。
前足 : 全体重にグッとブレーキを掛けたパワーがインパクトとなっている。
腰 : その後の左に繋げる意図により、回転は大きくない。
軸位置 : 打ち終わり、引き足が前方に出る場合はウェイトも前方に寄っている。
しかしコーナーに詰める際、勢いが付き過ぎると空振りした際、コーナーに激突する。
( ロープ際の場合はOK。 パッキャオもよくやる )
左 : 威力は無いが目潰しに有効となっている。
右 : 脇が閉まった状態から真直ぐスムーズに出ている。力は入ってないが足、腰、背中の
筋力のパワーは効いている。
背中 : ストレートの威力は後背筋が重要であり、クラウチングになる程、腕力も影響する。
やはり基本的なフォームは見ていて違和感がない。
●分析~ソトの場合~
世界戦でこんな基本的なパンチをまともに食うかねぇと思うがそれは見る側の印象で戦う側の
状況は違うのだろう。 が、しかし。
まあ、いいや。
ソトって名はよく聞くが、ゴンサレス、ロペスと同様にスパニッシュには多いのだろうか。
日本人との対戦でセコンドが 「 外から打て、外から 」 とか叫んでたら 「 ん、俺がどうした? 」
とか思うのかね。
まあ、どうでもいいケド。