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Scientific Boxing

国内、海外のボクシング界の状況や試合の観戦記などを絶対的主観で書き綴るブログ

観戦記~WBAライトフライ級~

2008年01月29日 | BOXING

王者 : ファン・カルロス・レベコ vs 挑戦者 : ブライム・アスロウム
試合結果 : アスロウム判定勝ち

●分析~レベコの場合~
オンガードポジションでグローブが肩より下にある割にはあまりパンチ食わない。
瞬時なブロックは巧いがフェイントを入れられると手が2つでは足りなくなる感じ。
相手を追う際の足は攻撃とリンクしていて重いパンチを出しながらリングを対角線
にコーナーからコーナーまでいけるほどだ。
これはやってみるとわかるが尻と脇の当たりの筋肉にかなり負担がかかる。

●分析~アスロウムの場合~
長すぎる前脚を大きく前に出して腰を引き上体はクラウチング、体を横から見たら
三日月のように見えるかな。
それでいてバランスは両足の中心に置くので相手にとってボディが遠い。
何故か相手はそこを打ってきたので空いた横面にフックがパシパシと当たった。
アスロウムは素直な性格なのだろう。トレーナーの指導するボクシング論をしっかり
受け入れ、実践していることが感じられる。
しかしデビュー当時のイナズマのようなステップインから目一杯にストレート、フック
を振りかざすボクシングが本来のスタイルであるような気がしてならない。

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