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Scientific Boxing

国内、海外のボクシング界の状況や試合の観戦記などを絶対的主観で書き綴るブログ

観戦記~入江聖奈 vs 晝田瑞希~

2025年04月28日 | BOXING
東京オリンピッック フェザー級 代表決定戦
入江聖奈 vs 晝田瑞希
試合結果:入江判定勝ち

■分析~入江の場合~
体格がよく先天的な身体能力を感じさせる。
全ての要素は優れていて総合的に纏まっている。
女子はスタミナと連打型の手数があればアジア、南米の選手にはアドバンテージになったりするが
アメリカ、ドイツなど上半身強くパンチングパワーある選手にはビハインドになったりする。
この人は後者を体力で押し返すパワーがある。
現状のアマチュアの試合展開は男子含め、交錯してもみ合い、の繰り返し。
交錯する瞬間の主導権を取ること、もみ合いで消耗させることが有効となる。
それを実践できている。
もみ合いでは跳ねて肩を相手の顔面に当てるのは有効的な小細工。
カエル好きらしい少女でオリンピック金メダリスト。
晝田さんを見てジェラシー抱かなかったのかな。

■分析~晝田の場合~
現状はプロ仕様への変貌が感じられる。
距離を置いた空間でフェイントからワンツースリー。
ツーで前足が相手の前足の外側に位置していて左ストの角度に利点となる。
アマでこのスタイルでは空間を潰され、ヘッドギアもあるのでツーでは相手の頭が前に来てクリーンヒットしないだろう。
筋力が優れている。
具志堅氏のミットでは太腿の筋を見るに女子でありがちな下半身の弱さはない。
各パンチは下半身を効かせて打つのでウェイトが乗り重い。
左ストはロングレンジが強そう。
右フックは肘の角度が効果的で硬いパンチとなる。
顎の骨格も強そう。
可愛さ、セクシーさ、面白さをアピールする女子力強いプロ世界王者。
入江さんをリスペクトしているらしいが、それを踏まえカエル発祥の三迫なのか。
んなわけ無いか。
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