goo blog サービス終了のお知らせ 

Scientific Boxing

国内、海外のボクシング界の状況や試合の観戦記などを絶対的主観で書き綴るブログ

観戦記~アレハンドロ・サンティアゴ vs 中谷潤人~

2024年02月25日 | BOXING
WBCバンタム級タイトルマッチ
王者:アレハンドロ・サンティアゴ vs 挑戦者:中谷潤人
結果:中谷6RTKO勝ち

■分析~サンティアゴの場合~
自身が短躰により、長身でスキルフル、クレバーな相手にパンチが当たらない。
70~80年代、世界戦で惨敗した日本人ボクサーを見るようだ。
サムエルセラノ vs 上原康恒
エウセビオ・ペドロサ vs スパイダー根本、ロイヤル小林
イラリオ・サパタ vs 中島成雄、友利正
レネ・アルレドンド vs 浜田剛史

終始戸惑っているように見えた。
インタバルでは漫画ドラゴンボールの絵は脳裏に浮かばなかったのか。
6R最初のダウン後、立ち上がった表情は
漫画北斗の拳で死を悟ったサウザーを見たリンが 「 顔の険が解けて、まるで少年のように… 」
戦うボクサーの顔ではなかった。

■分析~中谷の場合~
日本人の指導者ではこんなスタイルにならないわな。
ルディに師匠したならばこんなスタイルになるのか。
おそらくルディはへナロの映像を見せて 「 君は長身だからこんなスタイルが合っているんじゃないかな 」 から始まり
トレーニングでもあまり細かな教えはなく 「 そこはこう、ここはこんな感じ、そうVeryGood 」てなやりとり、
本人もルディに褒められたくて一人で予習復習して構築していったのでは。
ルディはエディに通ずるところがあり、ボクサーに信頼感安心感を持たせるのだろう。

6Rの左ストレートは1発目を頭あたりに打ち込み、戻った後の2発目を打つスタンスの取り方の鮮やかさ。
西岡利晃がメキシコでvsジョニゴンで見せた右へのステップからのモンスターレフトも鮮やかだったが
それに双璧と言っても過言ではない。
コメント    この記事についてブログを書く
« 観戦記~テオフィモ・ロペス ... | トップ | 観戦記~井上拓真 vs ジェル... »

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。