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Scientific Boxing

国内、海外のボクシング界の状況や試合の観戦記などを絶対的主観で書き綴るブログ

観戦記~寺地拳四朗 vs ユーリ阿久井政悟~

2025年03月15日 | BOXING
WBA・WBCフライ級タイトルマッチ
WBC王者:寺地拳四朗 vs WBA王者:ユーリ阿久井政悟
結果:寺地12RTKO勝ち

■分析~寺地の場合~
広いスタンスで前後左右に動けるのは膝下の筋力(脹脛、アキレス腱、爪先等)にある。
3年前あたり防衛戦から脹脛の筋肉が目立つようになった。
動いた位置で角度を付けてジャブを打ち込む。
それを12R通して出来るのは持続筋のスタミナ。
意外に相手の右を多く食った。
相対すると左ガードに隙がある。
スナッピーなジャブはガードが下がるから。
劣勢から一気に攻勢を取れる能力はvsオラスクアガ、vs京口で培ったキャリアにもよるだろう。

■分析~阿久井の場合~
上体で角度を付けてジャブを打ち込む。
右ストレートはオンガードからナチュラルに放たれる。
まさにユーリだ。
右にパンチングパワーがあるからプレッシャーをかけられる。
まさにユーリだ。
髪型、切れ長の眼光、鼻筋。
まさにユーリだ。

序盤は左アッパーなど混ぜたコンビを放っていたが
11Rあたりからダメージなのかスタミナなのかワンツーだけとなった。
均衡した試合の終盤の戦い方にキャリアの差がでたか。
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