足摺岬 金剛福寺 朝のお参り
お参りをする前に岬にあるレストランで朝定食を食べ、食後のコーヒーを飲んでからの金剛福寺へのお参りです。金剛福寺は朝、仁王門は閉じています。朝6時かな7時かな、冬と夏とで違うのかな思い出せません。朝定食はその味秀逸です。雰囲気で分かります。なにやらレストランの前の道が騒がしくなり、観光バス、乗用車の通行音、道を行き交う人、観光客の話し声、お遍路さんの気配。写真は金剛福寺境内へ向かうお遍路さん。撮影は平成14年4月のものです。現在とは大分雰囲気が異なっていると思います。
足摺岬 金剛福寺 境内正面
いいですよね、金剛福寺。落ち着きます。今は、少しざわざわ工事中ですけど。わたしは八十八ヶ所のお寺は数ヶ所しか知らないからほかの雰囲気は分かりません。足摺岬の自然の中にあるこの寺の独特の雰囲気が好きです。気分を変えようと思えば少し周囲を散策すると亜熱帯の植物と足摺岬灯台。遊歩道を歩くと何かしら独特の匂い。
足摺岬 金剛福寺 境内平成14年4月
金剛福寺は今、平成大修理の真っ最中だと思います。何かの本に書いてありました。足摺の厳しい気候では建物は200年くらいしか耐えられないのだそうです。間違っていたらごめんなさい。わたしの近くの寺ではもう400年は経っていると聞きました。正面やや右の鐘つき堂は今はなく宿坊側の方に新しく建てられています。
足摺岬 金剛福寺 護摩堂から本堂平成14年
天気の良い日に金剛福寺の境内を散策するのは気持ちがいいです。境内はあまり座るところがなく以前あった石のベンチも今はありません。このベンチ鐘つき堂の横にあってあの「釣りバカ日誌」の後半で印象的な場面に登場します。それにしても歩き遍路の人は大変だろうなと思います。でも、お遍路さんはいろいろなスタイルがあっていいのだとも思います。
足摺岬 金剛福寺 護摩堂
早起きは三文の徳でしょうか、なにやらお経の響き、護摩堂から聞こえてきます。静かな境内、響く読経とてもいい感じです。得をした感じです。よく見ると明かりがついています。
足摺岬 金剛福寺 護摩堂での読経
護摩堂での住職さんの読経でしょうか。金剛福寺には大住職さんと若住職さんがいらっしゃるとのことです。遠い昔、わたしが写真を撮っていると、小豆色の作務衣をきた女性を従えて「ほほー良い写真が撮れましたかな。」と尋ねられました。大住職さんは俳優でいうと笠智衆さんかな若住職さんは松平健さんににているのかなわたしの思い込みですからお許しください。