足摺旅日記

足摺岬・・・デジャビューの旅 
エネルギー充填80%




朝のお参り

2006-04-28 00:16:34 | 金剛福寺

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足摺岬    金剛福寺    朝のお参り

 お参りをする前に岬にあるレストランで朝定食を食べ、食後のコーヒーを飲んでからの金剛福寺へのお参りです。金剛福寺は朝、仁王門は閉じています。朝6時かな7時かな、冬と夏とで違うのかな思い出せません。朝定食はその味秀逸です。雰囲気で分かります。なにやらレストランの前の道が騒がしくなり、観光バス、乗用車の通行音、道を行き交う人、観光客の話し声、お遍路さんの気配。写真は金剛福寺境内へ向かうお遍路さん。撮影は平成14年4月のものです。現在とは大分雰囲気が異なっていると思います。

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足摺岬    金剛福寺    境内正面

 いいですよね、金剛福寺。落ち着きます。今は、少しざわざわ工事中ですけど。わたしは八十八ヶ所のお寺は数ヶ所しか知らないからほかの雰囲気は分かりません。足摺岬の自然の中にあるこの寺の独特の雰囲気が好きです。気分を変えようと思えば少し周囲を散策すると亜熱帯の植物と足摺岬灯台。遊歩道を歩くと何かしら独特の匂い。

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足摺岬    金剛福寺    境内平成14年4月

 金剛福寺は今、平成大修理の真っ最中だと思います。何かの本に書いてありました。足摺の厳しい気候では建物は200年くらいしか耐えられないのだそうです。間違っていたらごめんなさい。わたしの近くの寺ではもう400年は経っていると聞きました。正面やや右の鐘つき堂は今はなく宿坊側の方に新しく建てられています。

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足摺岬  金剛福寺  護摩堂から本堂平成14年

 天気の良い日に金剛福寺の境内を散策するのは気持ちがいいです。境内はあまり座るところがなく以前あった石のベンチも今はありません。このベンチ鐘つき堂の横にあってあの「釣りバカ日誌」の後半で印象的な場面に登場します。それにしても歩き遍路の人は大変だろうなと思います。でも、お遍路さんはいろいろなスタイルがあっていいのだとも思います。

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足摺岬    金剛福寺    護摩堂

 起きは三文の徳でしょうか、なにやらお経の響き、護摩堂から聞こえてきます。静かな境内、響く読経とてもいい感じです。得をした感じです。よく見ると明かりがついています。

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足摺岬    金剛福寺    護摩堂での読経

 護摩堂での住職さんの読経でしょうか。金剛福寺には大住職さんと若住職さんがいらっしゃるとのことです。遠い昔、わたしが写真を撮っていると、小豆色の作務衣をきた女性を従えて「ほほー良い写真が撮れましたかな。」と尋ねられました。大住職さんは俳優でいうと笠智衆さんかな若住職さんは松平健さんににているのかなわたしの思い込みですからお許しください。


足摺岬の朝

2006-04-26 01:09:13 | 足摺岬

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足摺岬    足摺岬灯台   無線方位信号所

 岬の展望台で海から昇る朝日を見て灯台を見る。朝の低い色温度の朝日を浴びて足摺岬灯台と無線方位信号所。この景色は以前のものですから、以前の白い無線方位信号所は今はありません。正確には、その機能はしているのですが建物は4月の上旬にパワーシャベルで壊されていました。時代の流れですから仕方ありません。それにしてもいいレンズが欲しいな、わたしのレンズどんなに絞りを絞っても周辺光量の低下が顕著です。

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足摺岬  足摺岬灯台  無線方位信号所つづき

 足摺岬に来て見る灯台はいつも無線方位信号所とセットでした。以前は、中波無線標識局を運用してそのための支線式鋼管柱がありさらに、マイクロ波無線標識(レーマークビーコン)用の鋼管柱も建設されました。役目を終えた支線式鋼管柱は平成4年に撤去されました。(海上保安庁資料より引用)足摺岬灯台も周囲の風景も時代とともに変化する。その速度に戸惑います。

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足摺岬   岬の展望台  レストランと多宝塔

 岬の展望台から振り返ればレストランと金剛福寺の多宝塔が朝日に輝いています。しばし展望台で考え事にふけって、次はどうしよう。まだ7時前、金剛福寺の仁王門の開門は何時だったか、レストランはとりあえず岬のレストランの中で一番早く朝定食が食べられる足摺荘でオムレツの朝定食にしよう。ここのオムレツ朝定食は秀逸です。でも、二番目に早いレストラン椿の焼き魚定食にしようかな。ここの焼き魚は多くは、アジ時にサバでした。ここも秀逸。グランドレストはやや遅れて開店しますから昼食が多いです。

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足摺岬    岬の売店        朝

 まあいいや、展望台を下りて岬の売店。いつもここではアイスクリンやかき氷を食べたり、自動販売機でジュースやミネラルウォーターを買って飲みます。売店の前には落ち葉があります。店のおじさんが朝、岬の広場までの通路を掃除しています。店は閉まっていますが開店すると色とりどりの貝で作られたおみやげ物が軒先にならびます。

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足摺岬    岬の広場     朝

 岬の広場に出ました。正面に中浜万次郎像、多宝塔、岬の観光案内所とトイレ。観光案内所はしばらく無人でしたが、以前のジョン万ハウスが三月末日で閉鎖され再び岬の観光案内所に担当者が入るそうです。ただ、常駐するのか隔日なのか今度たずねてみよう。開いていたら観光案内図はここでもらえます。もちろん宿泊施設には必ずおいてあります。わたしのレンズ仕方ないな。旅費を削るともう少しいいレンズが購入できるのですが。でも、レンズが何か言いたそう。

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足摺岬   岬の広場   ミニチュア灯台

 広場にあるミニチュア灯台です。朝早い時間ではミニチュア灯台のランプが点灯しています。駐車場にはけっこう車が集まっています。朝日に輝くのはグランドレスト。もう少ししないとシャッターが開かないかな。二階のレストランは足摺岬灯台を身近に見ながら食事が楽しめます。今日の朝食はどこにしよう。まずは門が開いていたら金剛福寺にお参りに行こう。


展望台からの日の出

2006-04-25 00:18:51 | 岬の展望台

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足摺岬    岬の展望台    天狗の鼻の夜明け

 足摺岬灯台、岬の展望台からの平成14年4月25日の「天狗の鼻」方向です。4月も終わり頃、日の出は早いです。今日はもちろん水平線から昇る朝日は見れるのかな。どうせ見れないけど見れたらいいな。岬の展望台にはわたしを含めて数組のカップル、岬の独特の空気感があります。もちろん天気がいいと特にすがすがしく感じます。

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足摺岬    岬の展望台    太陽見える

 一番明るく輝いている海面をじーと見ているとなにやらぼぁ~と薄っすら見えるではないですか。旅のお供のカメラは28ミリから300ミリのタムロンのズームレンズ、ひょっとしてダルマ朝日と目をこらして見ますがそうではないようです。

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足摺岬    岬の展望台   おはよう朝日

 一番アップしましたがよく見る雑誌の太陽の形ではありませんでした。ダルマ朝日は寒い季節、条件がよい時でないと見られないこと、ダルマ夕日よりも確率がより低いということを知りました、後で。でもよいのです、わたしは見ましたから展望台で海から昇る朝日を。

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足摺岬    岬の展望台  天狗の鼻と朝日

 左手にシルエットとして見えるのは天狗の鼻。ここも落ち着いて足摺岬灯台を見ることのできる展望台があります。結局、岬の展望台で日の出前から50分くらい過ごしました。この頃には結構人々が集まってきていました。見知らぬ人同士「おはようございます。」と挨拶を交わします。宿泊施設に帰ると宿の人が「いかがでしたか、見えましたか。」と声をかけてくれます。曇りの日は「残念でしたね、昨日はそれはきれいでしたよ。」と声をかけてくれました。


足摺サニーロード

2006-04-23 01:39:43 | 足摺サニーロード

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足摺岬    足摺サニーロード  下ノ加江

 足摺岬から帰り道は国道321号線です。もちろん足摺岬に向かう道も同じ道。いつも見るのですが「足摺サニーロード」おそらく国道321号線の愛称だと思うのです。どこからどこまでかは知りません。ただ、竜串から叶崎へ行ったときも多分見かけたから、思うに足摺岬へ向かう国道321号線を指すものと思うのですが。先頭のバスは四万十市へ向かう西南交通のいつも見かけるバス。運転手さんは必ず時を見て道を譲ってくれます。いつも。

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足摺岬    足摺サニーロード  下ノ加江橋近く

 足摺岬から下ノ加江大橋を四万十市方面へ向かっておそらく下ノ加江橋近くと思います。間違っているかも知れません。でもこの場所お気に入り、よく見ると桜の木の下になにやら茂っているでしょう。6月には見事な紫陽花がドライブ中の心を和らげてくれます。いつも手入れしているのが分かります。

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足摺岬   足摺サニーロード   あの山越えて

 下ノ加江のどこかの橋から帰り道を見たものだと思います。間違っているかも知れません。春の桜の頃はなんともいえない風情があります。あの山越えて四万十市へ向かいそれからまだまだかかります。あせらず疲れたらどこかで仮眠しよう。

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足摺岬    足摺サニーロード   以布利

 それから足摺サニーロードで好きな場所は、以布利を通る時。この場所は大岐の浜方面へ向かう道筋。行く先右側に以布利駐在所があるのかな。自信がありませんけど。反対方向はもちろん足摺方面土佐清水市へ。以布利港を過ぎればものすごい急カーブがあってスピードを出しすぎるとハンドルが間に合いません。でもそこを越え以布利第一トンネル、第二トンネルを抜けると土佐清水市内へ入ります。

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足摺岬    足摺サニーロード  以布利川かな

 以布利で車を道のそばにつけて川筋の桜を休憩を兼ねて見ます。多分、以布利川かなこれも自信がありません。でもいいのです。いつも足摺岬へ向かうときは行程の途中にポイントとなる場所と時間配分を決めています。するとあまり遠くに感じません。


足摺スカイライン

2006-04-22 01:09:16 | 足摺スカイライン

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足摺岬    足摺スカイライン  春桜

 足摺スカイラインいつ開通したのでしょう。大阪万博の後だと思うのですが。私がはじめて足摺岬を訪れたのは中村駅からボンネットバスで向かいました。道は舗装されていませんでした。その後、スカイラインが開通して片道いくらだったか忘れました。中村駅から足摺岬行き指定急行バスと定期観光バスもありました。今もあるのでしょうか、当時は高知県交通でした。春は桜並木が迎えてくれます。今頃は、葉桜だと思います。

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足摺岬    足摺スカイライン   桜と椿

 足摺スカイラインは主に椿が植えられています。画面右側が椿です。時期がよければ木々全体が花でおおわれます。今年は、塩害や台風の後遺症とそうそう「椿の木のよく咲かない年に当たるのです。」と地元の人が「せっかく来たのに残念ですね。」と慰めてくれました。以前は、見晴らしのよい場所もあったのですが、チェーンで入れなくなっていました。もう少し見晴らしがよかったと思うのですが、周囲の木々が成長したためでしょうか。

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足摺岬    足摺スカイライン  自然休養林

 土佐清水市に入っていよいよスカイラインへ唐船島隆起海岸を右手にみて左は窪川へ右に進むと厚生橋を渡って「ようこそ足摺温泉郷へ」だったでしょうか。黄色い看板、そのまま道なりに進むと中浜へ、ここは「ハマートホームセンター」を左折していよいよ足摺スカイライン。スカイラインは初めと終わりが特にヘアピンカーブがきつくてびっくりします。無理をせずゆったりと走りたいものです。10分少し見晴らしのよい展望所。

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足摺岬    足摺スカイライン  展望所

 以前は、ここに売店やトイレなどがありました。ちょっとした休憩所の雰囲気でにぎわっていました。売店が閉鎖され、トイレに落書きがひどくなりやがてトイレも撤去され舗装され案内板が設置されました。でも、最近足摺スカイラインも以前の明るさが戻ってきたように感じられます。さあ、ここから白滝山横を通過して唐人駄馬遺跡方面分岐点をすぎ足摺岬へ向かってスカイラインは伸びて行きます。

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足摺岬    足摺スカイライン 展望所から

 営林署の自然休養林の石碑の向こうには以布利から大岐海岸が眺望できます。スカイラインは霧がよく出ます。雨の日や思ってもいない時にまったく前が見えないくらい濃い霧で側溝も見えなくなるくらいです。

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足摺岬    足摺スカイライン    霧

 足摺スカイラインはよく霧がでます。濃くなるとまったく前が見えなくなってしまいます。岬の人は「土佐清水に行くなら東廻りを行きなさい。」と勧めてくれました。でも、霧も風情があっていい感じなのですが、ドライブにはやはり神経をつかいます。