足摺旅日記

足摺岬・・・デジャビューの旅 
エネルギー充填80%




足摺岬はコバルトブルー

2007-10-30 00:52:08 | 足摺岬灯台

Photo_2 足摺岬はコバルトブルー

 海浜の光景を色で例えることは多いと思います。わたしは行ったことがありませんがエーゲ海、沖縄、南太平洋。

 それぞれにエメラルドグリーンとかコバルトブルーとかスカイブルーなどと旅先の海の色や空の色の感動を例えて表わすことが多いと思います。

 足摺岬の海と空の色はいかがでしょうか。

 今日はわたしの好きなサーカスの「アメリカンフィーリング」という曲を思い出しました。わたしはアメリカにも行ったことがありません。第一飛行機にもあまり乗ったことはありません。好きですけど。

 コバルト原子番号27、わたしが撮るとなんか硫酸銅の色になってしまいました。でも、わたしが足摺岬を旅したときにはコバルトブルーの風が吹いていました。確かに。


足摺岬 がんばれ「かぐや」

2007-10-29 00:36:56 | 足摺岬灯台

Photo 足摺岬 お月様

 今、お月様の周りを月周回衛星「かぐや」(SELENE)がクリティカルフェーズを終了して定常制御モードで運用されています。

 わたしはペンシルロケットの頃から日本の宇宙開発に興味がありました。確かラムダロケットで日本初の人工衛星の打ち上げに成功だったでしょうかミューロケットでしょうか。ラムダだと思う。確か重力ターン方式で軍事転用が出来ない方式だったと思います。でも、現在はまったく異なっていますが。どうして今日は足摺岬と関係ない話になったのか。

 たまたま去年の画像ファイルを見ていると出てきました。なんとなく「かぐや」がんばれ。

画像は昨年のものを使用しています。多重露光で撮影しています。


足摺岬 秋祭りその二

2007-10-27 22:18:28 | 足摺岬

2 奉献竈神社(かまどじんじゃ)

 ここは大戸にある竈神社です。荒神様の一つ。地元の地神様。

 ひそかに家内安全を見守る屋敷神でもあるそうです。もっともっと詳しくガイドさんが案内して下さいましたが撮影メモに走り書きするくらいですから。

 次は大丈夫ペン型ICレコーダを購入しました。

3 竈神社での神事

 神輿は旧県道27号足摺岬公園線を伊佐の町を通り大戸にある竈神社へ至ります。

 竈神社でも神事や唄が唄われます。氏子の人が神輿の下をくぐって行きます。

 ちゃんと軽い祝いの膳もあるようです。とても雰囲気があります。

4 大戸を練り歩く

 大戸の道を神輿の一行が練って行きます。太鼓がドンドンと打ち鳴らされ辺りに存在を知らしめているようです。

 足摺の明るい空と海、亜熱帯樹林を背景に祭りの一行が目の前を通り過ぎて行きます。

 町の駐在さんでしょうか一行の先導をして交通安全に気をつけています。

5 奉献石鎚神社

 わたしはこの神社は記憶に無かったのですが作りは新しい感じでした。建て替えられたのかも知れません。石鎚神社といえば白皇山の山頂付近にもあったような記憶がありますが確か。

 それはさておき神輿の一行はここでぐるぐる回ります。これも神事の一つでしょうか。

 

6 伊佐漁港へ向かう

 神輿の一行は伊佐漁港へ降りて行きます。ここも海辺の町の雰囲気がたっぷり味わえます。

 四角い建物が伊佐漁協です。この前で神事が行われます。

 車窓から海の香りが漂ってきます。それと少し排ガスの匂いも。

7 伊佐漁港で

 伊佐漁港では神輿が海へ入ります。海草でとても滑りやすくなっているのでベテランの祭りをコントロールしている人が足元を注意するように指示しています。

 あまり深くは入らないで足首から少し位。転倒でもしたら大変です。

8 伊佐漁港での神事

 伊佐漁港の広場で神事が行われます。

 ここでも唄が唄われます。辺りの情景と透き通るような唄声がなんとも言えない雰囲気を醸し出します。

 この場所での神事を終えると再び白山神社へ向かいます。

9 神輿が帰ってきた

 見慣れた街並みを神輿の一行が帰ってきました。

 遠くからドンドンという太鼓の音が響いてきます。この頃は神輿も粛々と歩んでいますが。

10 暴れる神輿

 白山神社前まで帰ってきました。突然神輿が突進してきます。凄い迫力です。地元の駐在さんも警笛を鳴らして注意を喚起します。

 「はい、注意してください。ぴーピッ!」すると神輿は白山神社の前でくるくると回ります。横で見ていると大変そう。

11 白山神社へ入る

 あたかも神社へ帰りたくないように暴れていた神輿ですがやがて白山神社の鳥居をくぐって境内へ入って行きました。

 周囲では氏子の人や通りすがりの観光客が見つめています。

 氏子の人が丸い桶のような入れ物にご祝儀を入れています。

111 白山神社へ帰る

 神輿が白山神社の中へ安置されて行きます。祭りもそろそろ終わりのようです。

 神輿の飾りが傷まないように注意深く入って行きました。

12 神事始まる

 神輿が安置され御祓いなど神事が始まりました。するとあの太鼓がドンドコドンドコと打ち鳴らされ唄が始まります。

 氏子の人は必ず頭を垂れて祈りながら唄っているようです。

 そして唄の最後なんとも言えない掛け声がかかり高揚した感じをそのままに祭りが終わりました。

13 祭りを終えて

 再び白山神社の木戸が閉じられてしまいました。

 氏子の人はお互いに声を掛け合いながら帰って行きます。

 どうも区長場で打ち上げ会があるようです。

 わたしは祭りの余韻が残る白山神社でしばらく過ごし帰途に就きました。足摺岬の美しい祭りの一日でした。

 画像は昨年の秋祭りのものを使用しています。


足摺岬 秋祭り

2007-10-25 19:40:38 | 足摺岬

1 祭りの朝

 祭りの朝、早く来すぎてしまったのでしょうか人影はまばら。 

 「祭りはいつ頃でしょうか。」白山神社へ向かう氏子の人に聞いてみました。

 「九時ごろからですよ。」と言って境内へ入って行きました。間違いなく祭りはあるようです。

2 神事始まる

 九時頃になると神事が始まりました。太鼓の音に合わせて唄が唄われます。

 唄は祭りの場面によってそれぞれ唄われる唄があるそうです。もちろん舟唄も歌われます。

 「今、何と言う唄でしょうか。」祭りには地元の人が多く集まっていましたから聞いて見ました。「式三番。」

3 白山洞門へ向かう

 白山神社境内での神事が終わると決められた人たちでしょうか白山洞門へ向かって下りて行きます。

 朝日に輝く足摺の海が輝いていました。すがすがしい朝の情景です。

 下りて行く途中にも太鼓の音が響きます。ドンドン、掛け声が響きます。「ちょーさ、ちょさ。」「ちょさ。ちょーさ。」ドンドン。

4_3

白山洞門を登る

 白山洞門にある鳥居をくぐって白山洞門へ上って行きます。

 うー、わたしはちょっと無理。高所恐怖症ですから。「怖くないですか。」「怖い、ワシは小さい頃から登っているからなんとも思わない。」と氏子の方。

4_4 白山洞門

 白山洞門の祠に神事を行うために登って行きます。

 やっぱりわたしはダメだ。「一般の人も登っていいのですか。」「いいよ。」とのことですがあくまでも自己責任ですから。それにしても氏子の人の中にも高所恐怖症の人はいると思うのですが。

 でも、ある氏子の人がポツリと話しました。「白山洞門も崩落が激しいところもあり今後が心配。」花崗岩の塊ですがやはり風化の問題もあるのでしょうか。

5 町を練り歩く

 白山洞門での神事が終わり白山神社へ帰ってきて再び神事というかその場に合った唄が唄われます。そして町へ神輿が練って行きます。

 途中「荒神様」での神事が行われます。そして再び町を練って行きます。絶えずドンドンと太鼓が打ち鳴らされて行きます。掛け声もかけられます。

6 神輿の下をくぐる

 途中氏子の人たちでしょうか少人数のグループが路地にたたずんでいます。すると神輿がその場所に止まります。

 神輿の下を氏子の人たちがくぐって行きます。わたしはその意味が分かりませんがおそらく神輿の下をくぐるとその年よいことがあり家内安全無病息災といった御利益があるのではないでしょうか。

7 神輿が暴れる

 ここは足摺岬の市営駐車場。奥の建物が「海上館」さん、その手前「はっと丸」さん、右手「冠」さん、左手足摺バスセンター足摺観光案内所です。

 ここでは神輿が時折勢いをつけて暴れます。でも大変そう。この人数でこれだけの神輿を担ぐのですから。もちろん途中担ぎ手は交代しているようですが。とてもよい感じです。

8

祭りの広場

 ここは前述の足摺岬市営駐車場。この場所では保育園児や学童、中学生の踊りや唄そして足摺黒潮太鼓の披露があります。

 催し物を取り囲み両親や祖母祖父が目を細めて見守っています。またその光景を見守るように神輿がたたずんでいます。この場所でも神輿の下をお参りしてくぐって行きます。子供たちの声が白皇山にこだまするようでした。


足摺岬 祭りの宴

2007-10-24 19:22:44 | 足摺岬

1 足摺岬 白山神社

 ここは足摺岬の白山神社前。

足摺岬駐在所の目の前、足摺園の近くというか足摺ユースホステルの横。

 今日はなにやら境内に灯火と人の気配があります。

 この画像は昨年の秋祭りの画像を使用しています。

2 祭りを明日に

 境内に引き幕が張られています。紅白の引き幕,なにやらお祭りの気配です。

 足摺岬では旧暦の1月5月9月の15日に地域の祭りが行われます。

 とても風情のある祭りです。わたしの思い入れもあるのでしょうか、わたしはこのお祭りがとても好きです。

Photo_2 神事

 神主さんが御祓いをしています。神事ですから一見の観光客は遠巻きにして見ています。

 すると何と聞き覚えのある唄が聞こえてきました。

 どん、どん、どんどこどんどこ絶え間ない太鼓のリズムに合わせて透き通るような名調子。

 舟唄でしょうか。白山神社の境内に鳴り響きます。

3_2 祭りの打ち合わせ

 明日は足摺岬のお祭りです。旧暦の9月15日。そして今日はその前日。神事を終えて当屋の方が新しく加わったメンバーの紹介や段取りを話し合っています。

 時々どよめきが聞こえてきます。盛り上がっているようです。

4_3

 この写真を含め当屋や自治会の方々の許可を得て撮影しています。

 もちろん一見の観光客ですからづかづかと上がって行く訳には行きません。

 廊下を廻って横から宴の様子を撮らしていただきました。

 わたしの足摺岬の旅でも特に印象に残る旅となりました。

 旅では一年に何度も見られない光景を目にすることが出来ることも印象に残りますが人との出会いもその旅をさらに思いで深くするものだと思います。

少しの時間をいただいて撮影させていただきました。この写真は繰り返しますが昨年のものを使用しています。

5 足摺岬の夜明け

 昨日は少し興奮してよく眠れませんでした。あの後当屋の方は汐の時間に合わせて海水を汲みに行くのだそうです。

 それも祭りを執り行なう手順の一つだそうです。

 足摺岬灯台は光芒を放っています。空は黎明と言うのでしょうか。薄く色付いています。

6 足摺岬の日の出

 ここは足摺岬灯台の無線アンテナがある所。左手に鋼管柱が立てられています。そこから長波用のアンテナケーブルが張られていてもう一方の支柱がこれ。

 雲に隠れていた太陽が姿を見せてくれました。

 足摺岬の日の出です。今日は天気もよさそう。これだと祭りも天候に恵まれてすばらしいものになる予感。

 旅館の朝食も早めに準備していただきました。気分はそわそわもういても立ってもいられません。

  *明日は足摺岬の秋祭りです。気象予報では天候が心配です。雨が降ると立派な神輿が見られなくなります。明日9時頃天気が良ければ白山神社前に集合です。美しい祭りが始まります。時間があれば是非見学をお勧めします。